今日はちょっと長いですよ。
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1日目。金曜日でした
職場にて同僚から、
「これ使えるようにならんかなぁ~」
と小さなノートパソコンを手渡されました。
NECのVersaProNX VA30Cでした。かなり年季が入っている様子で、パームレスト
も若干塗装はげが目立ちます。
CPUはMMX-Pentium300MHz、HDDは4GB(2+2GBでパーティション分けされています)、
メモリは標準32MB+増設32MB=64MBでした。
バッテリは完全に死んでいる様子。LEDインジケータが赤点滅です。
次にHDDですが、少々回転音が大きいです。うちのJunkHDDと同じくらい。さらに
こちらは、「カッコン」と不定期にヘッドが引っかかるような音がします。
起動時もこの「カッコン」音のあといきなり電源が落ちたりと、なんか不安定。
まずはそのまま起動してみました。
Windows98が起動しますが、常駐ソフトが多くて起動時間も結構かかります。快
適に使うにはメモリを増やさなければいけないようです。
仕様表を見るとメモリは最大で160MB。増設側に128MBのメモリが必要になります。
そこで、裏ぶたをとってみたところ、このPCはローハイトのメモリしか入らない
ことがわかりました。しかもPC66です。
SDRAMの128MBメモリなんて非常に安いはずですが、ことPC66でローハイト限定と
なると話は別。
当方宅の在庫にあることを願って、その日は帰宅しました。
---/---/---/---/---/---/---/---/---
2日目。月曜日です。
ありました、メモリ。早速昼休みに、職場にて装着。バッチリ認識しました。
それでも、常駐モノの影響は大きく、起動時間は長いです。そこでデフラグを
実施しました。
・・・あまり変化なしでした。
それよりも、気になったのがHDDです。前日よりも「カッコン」の頻度が高く
なっています。あたかもHDDお亡くなりのカウントダウンのようです。
そこで、提案。
--HDD、交換したほうがいいですよ。
「よろしく頼むわ。」
簡単に言うなよ・・・。
たいていの場合、このタイプはHDDの交換にPCの分解がともないます。さらに言
うと、このタイプは分解が「面倒」です。
なにが「面倒」かって、はずさなければならないネジの数が多いはずなのです。
実際に分解してみました(写真なしです。記憶から書きます。)
まず、バッテリをはずします。
次に、本体底面の滑り止めゴムシールを全てはがします。全部で9枚あるはずで
す。このゴムシールをはがすと、その下すべてにネジがあります。
正方形のシール4枚はHDDをとめるインチネジですね。
液晶ヒンジを大きく覆っているカバーは、長方形のゴムシールをはがした時に出
てくるネジを取らないとはずれません。要注意です。
次に、メモリふたをはずします。実は、このメモリソケットの横あたりにもネジ
がありまして、分解に当たってはこれをはずす必要があります。
本体底面側のネジをまとめると以下のとおり。
・キーボード固定用(ネジが見えてます) 3個
・ヒンジカバー用(ヒンジ底面、長方形ゴムシールの下) 2個
・ヒンジ部本体用(ヒンジカバーをはずすとでてきます) 4個
・HDD用(本体手前側、正方形ゴムシールの下) 4個
・筐体固定用(本体手前側、正方形ゴムシールの下) 1個
・筐体固定用(本体手前角、長方形ゴムシールの下) 2個
・筐体固定用(メモリふたの内部) 1個
・筐体固定用(ネジが見えてます) 2個
ここまでネジをはずしても、本体は分解できません。キーボードの下にも4本の
筐体固定ネジ(黒色)があるからです。
筐体底面側のネジをはずした後、本体を正位置に戻して液晶パネルを開きます。
これからキーボードをはずしにかかるのです。
キーボードは、奥側左右のフレーム(爪)にはまっていますので、精密ドライバ
などでキーボード本体をたわませて取り外します。なお、キーボード手前側もパー
ムレストに爪で引っかかっている構造になっているので注意が必要です。
キーボードが浮いたら、フレキシブルケーブルをコネクタからはずして、PC本体
から完全に取り外します。
この後、キーボードで隠れていた4本のネジが見えますので、取り外します。
このネジは、かなりきつい上、精密ドライバでないとはずせません。そのため、
ネジ山をなめることのないように、慎重にはずします。
当方は、精密ドライバをペンチではさみ、上から押し付けながらゆっくりはずし
ました。(職場には十分な道具がないので・・・)
あとはNXPAD用のフレキシブルケーブルをコネクタからはずして、ようやく筐体の
分解(パームレストの取り外し)ができます。
※当方は最後のコネクタのはずしが面倒だったので、ケーブルをはずすことなく
HDDの交換を実施しました。
HDDは東芝の20GB2.5インチHDD(9.5mmかな)に交換。
今までと逆の順序で組み立てです。めんどくさっ・・・・。
組み立て完了して電源ONすると、ちゃんと20GBのHDDを認識しています。
このHDDはWindowsXpがインストールされたPCから抜き取ったものだったのですが、
MMX-Pentium300MHzでもちゃんと起動できました(爆笑)。もちろん、最初の起
動時にハードウェアを一生懸命認識させようとするので、マウスカーソルが動く
ようになり、キーボードが反応するようになるまで5分以上かかったような気が。
さらに、「認証手続きが必要です」とのメッセージ。そりゃ、ハードウェアが
まったく変わったのだから、当然ですね。
そのままシャットダウンして、同僚と今後の進め方について協議。
インストールに必要なソフトウェア類を同僚から渡され、「お持ち帰り」で
帰宅。
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3日目。本日です。
寝たの午前3時半。
HDDをフォーマットして、同僚から手渡された各種ソフトウェアをインストール
して・・・。
先ほど引渡し完了です。
一応、部品代以外は無償対応です。
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久しぶりに細かい作業をした感があります。ちょっと疲れましたね。
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1日目。金曜日でした
職場にて同僚から、
「これ使えるようにならんかなぁ~」
と小さなノートパソコンを手渡されました。
NECのVersaProNX VA30Cでした。かなり年季が入っている様子で、パームレスト
も若干塗装はげが目立ちます。
CPUはMMX-Pentium300MHz、HDDは4GB(2+2GBでパーティション分けされています)、
メモリは標準32MB+増設32MB=64MBでした。
バッテリは完全に死んでいる様子。LEDインジケータが赤点滅です。
次にHDDですが、少々回転音が大きいです。うちのJunkHDDと同じくらい。さらに
こちらは、「カッコン」と不定期にヘッドが引っかかるような音がします。
起動時もこの「カッコン」音のあといきなり電源が落ちたりと、なんか不安定。
まずはそのまま起動してみました。
Windows98が起動しますが、常駐ソフトが多くて起動時間も結構かかります。快
適に使うにはメモリを増やさなければいけないようです。
仕様表を見るとメモリは最大で160MB。増設側に128MBのメモリが必要になります。
そこで、裏ぶたをとってみたところ、このPCはローハイトのメモリしか入らない
ことがわかりました。しかもPC66です。
SDRAMの128MBメモリなんて非常に安いはずですが、ことPC66でローハイト限定と
なると話は別。
当方宅の在庫にあることを願って、その日は帰宅しました。
---/---/---/---/---/---/---/---/---
2日目。月曜日です。
ありました、メモリ。早速昼休みに、職場にて装着。バッチリ認識しました。
それでも、常駐モノの影響は大きく、起動時間は長いです。そこでデフラグを
実施しました。
・・・あまり変化なしでした。
それよりも、気になったのがHDDです。前日よりも「カッコン」の頻度が高く
なっています。あたかもHDDお亡くなりのカウントダウンのようです。
そこで、提案。
--HDD、交換したほうがいいですよ。
「よろしく頼むわ。」
簡単に言うなよ・・・。
たいていの場合、このタイプはHDDの交換にPCの分解がともないます。さらに言
うと、このタイプは分解が「面倒」です。
なにが「面倒」かって、はずさなければならないネジの数が多いはずなのです。
実際に分解してみました(写真なしです。記憶から書きます。)
まず、バッテリをはずします。
次に、本体底面の滑り止めゴムシールを全てはがします。全部で9枚あるはずで
す。このゴムシールをはがすと、その下すべてにネジがあります。
正方形のシール4枚はHDDをとめるインチネジですね。
液晶ヒンジを大きく覆っているカバーは、長方形のゴムシールをはがした時に出
てくるネジを取らないとはずれません。要注意です。
次に、メモリふたをはずします。実は、このメモリソケットの横あたりにもネジ
がありまして、分解に当たってはこれをはずす必要があります。
本体底面側のネジをまとめると以下のとおり。
・キーボード固定用(ネジが見えてます) 3個
・ヒンジカバー用(ヒンジ底面、長方形ゴムシールの下) 2個
・ヒンジ部本体用(ヒンジカバーをはずすとでてきます) 4個
・HDD用(本体手前側、正方形ゴムシールの下) 4個
・筐体固定用(本体手前側、正方形ゴムシールの下) 1個
・筐体固定用(本体手前角、長方形ゴムシールの下) 2個
・筐体固定用(メモリふたの内部) 1個
・筐体固定用(ネジが見えてます) 2個
ここまでネジをはずしても、本体は分解できません。キーボードの下にも4本の
筐体固定ネジ(黒色)があるからです。
筐体底面側のネジをはずした後、本体を正位置に戻して液晶パネルを開きます。
これからキーボードをはずしにかかるのです。
キーボードは、奥側左右のフレーム(爪)にはまっていますので、精密ドライバ
などでキーボード本体をたわませて取り外します。なお、キーボード手前側もパー
ムレストに爪で引っかかっている構造になっているので注意が必要です。
キーボードが浮いたら、フレキシブルケーブルをコネクタからはずして、PC本体
から完全に取り外します。
この後、キーボードで隠れていた4本のネジが見えますので、取り外します。
このネジは、かなりきつい上、精密ドライバでないとはずせません。そのため、
ネジ山をなめることのないように、慎重にはずします。
当方は、精密ドライバをペンチではさみ、上から押し付けながらゆっくりはずし
ました。(職場には十分な道具がないので・・・)
あとはNXPAD用のフレキシブルケーブルをコネクタからはずして、ようやく筐体の
分解(パームレストの取り外し)ができます。
※当方は最後のコネクタのはずしが面倒だったので、ケーブルをはずすことなく
HDDの交換を実施しました。
HDDは東芝の20GB2.5インチHDD(9.5mmかな)に交換。
今までと逆の順序で組み立てです。めんどくさっ・・・・。
組み立て完了して電源ONすると、ちゃんと20GBのHDDを認識しています。
このHDDはWindowsXpがインストールされたPCから抜き取ったものだったのですが、
MMX-Pentium300MHzでもちゃんと起動できました(爆笑)。もちろん、最初の起
動時にハードウェアを一生懸命認識させようとするので、マウスカーソルが動く
ようになり、キーボードが反応するようになるまで5分以上かかったような気が。
さらに、「認証手続きが必要です」とのメッセージ。そりゃ、ハードウェアが
まったく変わったのだから、当然ですね。
そのままシャットダウンして、同僚と今後の進め方について協議。
インストールに必要なソフトウェア類を同僚から渡され、「お持ち帰り」で
帰宅。
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3日目。本日です。
寝たの午前3時半。
HDDをフォーマットして、同僚から手渡された各種ソフトウェアをインストール
して・・・。
先ほど引渡し完了です。
一応、部品代以外は無償対応です。
---/---/---/---/---/---/---/---/---
久しぶりに細かい作業をした感があります。ちょっと疲れましたね。