農園の愉しみ, 感動の種を蒔きたい。

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畑のエピソード(エッセイ)
畑の感動(写真)

向日葵や 朝に夕に 追う日かな

2018-07-05 15:42:34 | 日記
私たちが、御前山の南麓で野菜作りを始めてから、ほぼ7年、週イチ農園ライフがすっかり身についてきました。ただ、今年の場合、いつもとは、ちょっと違った農園の夏を迎えています。農園の愉しみとして、野菜と果樹、つまり口に入る作物を作り、食を愉しむことを第一に考えて実践してきたのですが、今度は、観賞も愉しんでみようと考えてみたわけです。空の青、畑の茶褐色、野菜の緑に、ヴィヴィットな向日葵カラーが加わって、農園を賑やかな存在にしようと、メンバー各々が、イメージを膨らませた成果。と、自己満足に浸っておりますが、国道20号から目に入る向日葵の鮮やかさは、相当のモノがあります。大人の背丈をゆうに上回る、黄色い向日葵が真夏の太陽を追っていく、愉しみを満喫しているのです。向日葵は、花そのものが鮮烈で大輪のため、関心を持つ人が多くみられるのも事実です。その際、決まったように、100人中、ほぼ100人が、同じ質問! 「向日葵は、太陽の方を向いて咲くのは本当ですか?」 色々な人が、いろいろな意見、見解を述べているようですが、ほとんどが、ほぼ正解でしょうか。厳密にいうと、太陽の光を浴びている南を向くケースが多いと言われていますね。ただ、向日葵の成長期、つまり蕾がついたときに、向日葵は茎の部分が太陽を追いかけ、朝は東へ、夕方は西へと、動き回る傾向があるようです。最後の疑問は、向日葵の花は、北を向かないのかという点。日の光を浴びて育った向日葵には、北を向いて、わざわざ東の太陽に背中を向けることは、考えられませんよね。コロンブスとともにやってきた、向日葵の奥の深さに感動!(ストロー・ハット)。