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本で植物な卓上日記

時を刻む花に囲まれての読書が夢な植物日常日記

白く浮かぶ大の字

2010-05-20 14:50:49 | その他山野草
ダイモンジソウ。
その名前の通り、大の字のような花の形をしています。

開花時期は9~11月。
そう、まだまだ先の開花なはずなのです。
なのにも関わらず、ほかのダイモンジソウは沈黙を続ける中、この子は今5月もまっただ中に咲き誇っておられます。
狂い咲き。
そう評されるのかもしれませんが、実はこのダイモンジソウ、去年もこの時期に咲いておられたのですよ。
もうこうなると、狂い咲きというよりは、このこのペースなのかもしれません。

去年は、花を早々に摘み取って様子をみました。
狂い咲きの場合は、さくさくっと花を摘み取ると、もう一度、本来の季節に咲いてくれるかも…という話を聞いたからです。
けれど、本来の時期には咲いてはくれず…。

今年は、このまま堪能する予定。
咲きたいときに咲いてくれればいいかな、と放任主義でまいろうかと。
時期外れの「大」の字を、楽しんでいます。

もちもちもち玉ユキモチソウ

2010-05-02 14:15:42 | その他山野草
今年も咲いてくれました、ユキモチソウ。
あまり花っぽくないので、「咲いた」という表現がしっくりきませんが。
ゴールデンウィーク前後、エビネが咲くころに一緒に咲いてくれますね。
かなり長い間この姿でいてくれるので、楽しみがいがあります。
ただ、最後のほう、しなっとなった白い玉は、少しせつなくなりますが。
そして、その後は、サトイモっぽいはっぱだけで、地味なことこの上ないお姿になられますが。



このユキモチソウは、家族全員に好かれてる、貴重な存在。
我が家はゴーイングマイウェイなので、好みもばらばら。
その中で唯一「かわいい!」と全員にいわしめていらっしゃいます。

この真っ白なぷくぷく感はとても見事。
だけど、増えないのかしら~?
毎年一つだけ咲く…といった感じ。
鉢が小さいのか、育て方なのか…。
でも、毎年咲いてくれているのは、感謝です。

来年も咲いてくれるよう、少しずつ肥料をあげて、株が大きくなるように大切に育てていこうと思っています。

紫色のタツナミソウ

2009-05-14 19:08:03 | その他山野草

写真では、伝わりにくいと思いますが、ものすごく小さいです。
人差し指の長さくらいの高さしかありません。
よくまぁこんな小さいポットにお花が…と感心するくらいの小ささです。
にもかかわらず、目敏く見つけてしまいました。

紫色のタツナミソウです。
白色のタツナミソウは何年も前からいらっしゃるのです。
以前、紫色のタツナミソウがあることを知って、気になっていたのですが、今回ようやく出会えたので、小さいポットにも関わらずつれて帰ってしまいました。


あまりにちいさく窮屈そうだったので、開花中だったのですが、植え替えました。
このポットも大きくみえるかもしれませんが、3~4号ポットの大きさしかありません。
紫色のグラデーションが綺麗ですね。

小さいですが、全く心配はしていないのです。
何せ、白いタツナミソウの繁殖力たるや、びっくりするものがあり、あちらこちらから小さい芽を覗かせていて、気がつくと、他の鉢がのっとられる危機もあったりなかったり。
この紫のタツナミソウもきっとそんな風になってくれるはずと願ってます。


ちなみにこちらが我が家におられる白いタツナミソウ。
あちらこちらに出没しておられます。


こちらも今、花盛り。
紫色のタツナミソウが増えたら、1鉢に2種類植えてみようかな。


おもちでリベンジ

2009-04-23 20:57:38 | その他山野草

リベンジ果たしました!!
なぜ、リベンジって??
去年、葉っぱしかでなかった!!
ちなみに、去年の様子です。

今年は、ちゃんと開花(?)しました!
小ぶりですが、きちんとおもちっぽくなってます。


ぷくっと丸くなっている感じが、たまらなく可愛らしいです。
今年は、植え替えをする予定。
そのまえに、下調べを十分しておかないと、去年のようになってしまいますね。
来年も、この可愛らしい姿をみられるように、肥料は忘れないようにしないと。


立つ波ににたタツナミソウ

2008-05-17 06:21:23 | その他山野草

タツナミソウ。
今年もしっかり咲いてくれました。

しっかり名前を覚えていましたよ。
去年、忘れていましたけど。(2007.5.8 ブログ参照

去年の写真と比べると、花数増えてきました。
少しずつでも生長しているのですね~。
写真で手軽に比べられると、その違いが良く分かります。
去年は植え替えをしなかったようですが、今年は手狭になった感じがするので、一回り大きな鉢に植え替える話が出ています。

白い花は可愛らしいです。
ゴージャスな華やかさはないですが、清楚な印象があります。清楚な印象ですが、かなり丈夫です。
タイルの間に、タツナミソウと思われる小さな芽を発見!


こんな狭いところに根付いてしまうなんて…かなり丈夫なこみたいです。
種が飛んだのでしょうね~。
抜くのもしのびなく、かといって植え替えできるわけもなく、でも狭い隙間で立派に育つ見込みも低く、とりあえず、様子見しています。

植物ってやはり人間にはない強さを持っていますね~。


漆黒に浮かぶ大文字

2008-05-15 18:59:30 | その他山野草
ダイモンジソウ。
次々、つぼみをつけて少し心配になってきました。
本来咲く時期ではないこに季節に、こんなに咲いてしまって大丈夫のかな、と。

そんな折、山野草展を見に行き、そこでその疑問を愛好家の方に聞いてみるチャンスがありました。
「狂い咲き」とのこと。
つぼみや花を摘んでおけば、もしかしたら今年の秋も咲くかもしれないとのこと。
せっかくのつぼみを積んでしまうのは少し残念ですが、思い切って摘むことに。

でも、咲いている花をそのまま捨ててしまうのは切ないので、水に浮かべてみました。
白い大文字草なので、黒い器で、花が浮き立つようにしてみましたが、いかがでしょうか?
漆黒に浮かぶ、白い大の字の花。
これで、まだしばらくダイモンジソウが楽しめそうです。

先達はあらまほしきユキモチソウ

2008-05-12 18:43:16 | その他山野草
この葉っぱは何でしょう?
ハイ、ユキモチソウの葉っぱです。

山野草の中でも、神秘的な形のユキモチソウ。
冬の間、地上部分はなくなってしまうので、心配していたのですが、出てきてくれた!と喜んでいたのです。
ところが…葉っぱだけ?
えっ?この葉っぱだけ??
(さてここで、ユキモチソウってなに?と興味をもたれた方は、2007.5.3のブログをチェック)

慌てて調べると、開花(?)は、4月~6月。
ということは、これから出てくるの?
でてくる…よね??
不安になっていた頃、近所で山野草展が開催され、愛好家の方にお話を伺う(というか、話しかけただけなのですが)チャンスに恵まれました。

現状をお話しすると、愛好家の方、少し驚かれていました。
「葉はもう大きいのですか?」と何度も聞かれてしまいました。
出るのが普通なんですよね。
出ないことの方が不思議なのですよね。
そんな不思議なことを、平気でやってしまうのがど素人。
すみません、呆れられてるかもしれないです。

そして、結論。
今年は、もう望みなしとのこと。
ど素人の私に、それでも愛好家の方は優しく、丁寧に、噛み砕くように基礎から説明してくださいました。
肥料は必要、通常の肥料をコンスタントに。
ただし、花を出やすくするため、秋口からはリン酸を多く含んだ肥料を与えて、来年春に備えるとのこと。
夏の強い日差しには弱いので、半日陰の場所に置くこと。
などなど。
メモをもってくればよかった!!というくらい、たくさん教えていただきました!

先達はあらまほしきことなり。
徒然草の一文が頭を過ぎります。
今年はお話していただいたことを踏まえて、リベンジです!!

ギボウシ2つ

2008-05-03 16:34:35 | その他山野草

斑入りのギボウシが、わさっとなってきました。
淡いクリーム色がとても涼やかです。
あっという間に、葉っぱで鉢が見えなくなるくらい、茂ってきました。



これが、約1ヶ月前の4月始めの様子。
あっという間に土が見えなくなってしまいました。
この時期の植物の生命力には、驚かされます。

こちらも同じく斑入りギボウシ。
比べると雰囲気が違いますね。
上のほうが柔らかい感じ、こちらは、凛と力強い感じがします。
斑の入り方が違うだけで、これだけ印象が違ってくるのですね~。
とても興味深いです。

ギボウシ。
ユリ科です。
春のうちは、日当たりの良い場所に置き、夏は半日陰で育てます。
ただし、斑入りのものは葉焼けしやすいので、強い光にさらさないように注意です。
光さえ気をつければ、あとは生育は簡単。
かくゆうこの子も、特別な世話を一切せず、こんなに元気にしてくれています。

春は、たくさんの花に目がいきがち。
色とりどりどりの花の中、意外にこの緑は映え、存在感を示しています。
花の咲く時期は、6月~10月。
今から楽しみです。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

GWの4連休、ガーデニングにどっぷりつかる予定。
今日は、トケイソウの蔓の剪定と一部葉がでそろっているものの植え替え。
各種ハーブ(レモングラス、スイートマジョラム、スイートバイオレットなど)の植え替え。
ハーブも少し収穫して、程よい疲労感を感じています。
このまま残りの連休もガーデニング日和なことを祈りつつ。


せっかち?おっちょこちょい?

2008-04-14 18:11:19 | その他山野草
少し、横向いてしまってますが、大文字草。
名前の通り、ちゃんと「大」の形になっています。
どうしてこんな形になったんでしょう?
植物って、すごく不思議です。
この名前をつけた方、素晴らしいです。

可愛いなぁ~なんて見ていたんですが…ふと去年を思い出すと、さく時期今だっけ?と疑問が浮かびました。
去年のおぼろげな記憶を辿ると…京都の送り火を見た後、咲いていたような?
母親と「もっと早く咲けば、送り火に間に合うのにね~」なんて話していた記憶が??

ということで、本で調べてみると…花期、9月~11月。
あぁ、やっぱり。
ちょっと…いや、だいぶせっかちさんだったのでしょうか?
それとも、ちょっとおっちょこちょいさんだったのでしょうか?
こういう子、親近感が湧きます。
植物って、不思議と季節や気温、天気を感じ取って、ズレなく咲きますよね。
それってすごいことだと思います。
でも、たまにこういうずれたところを見てしまうと、なにか「特別」な感じで嬉しくなります。

花期にたくさんの花を見るのも嬉しい。
でも、普段は見られない時期にその花を見られる、時期はずれの1輪の花も、スペシャルで嬉しい。

咲く時期ではないときに、花を咲かせてしまって大丈夫かな?とちょっと心配しつつ、楽しんでいます。

飛ぶ鳥一羽

2007-08-27 17:25:23 | その他山野草
サギソウです。
好きな花の1つがこのサギソウ。
この形とわかりやすいネーミングで、知っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?

サギソウ。
ラン科です。
名前の通り、サギが羽を広げたようなシルエットの花を咲かせます。
真夏が開花時期。
栽培は比較的容易ですが、乾燥させすぎないように注意が必要です。

真夏の暑い時期に、涼しげな花を咲かせてくれます。
どうしてこんな形の花なんだろう?と不思議で仕方のない花です。
今年は特に暑い日が続いて、さすがにばて気味なんでしょうか?
いつもはいくつか花が咲いてくれるのですが、今年はこの1輪だけになりそうです。
でも、ひとまず今年も花を見られたことが嬉しいです。
また来年咲かせてくれたらいいなぁ~、と期待しつつ眺めてます。