写真:レースドール
我が家にまた「レースドール」が1体やってきました。
これも同じ作家の手によるものです。
全高は約25センチ位ですが、なかなかの迫力です。
本物のレース地に陶土を練りこみ、人形の本体に着せてあげるのです。
その後に充分に乾燥させてから焼成します。
その結果レース地は燃えてなくなり、あたかも磁器で出来たレースが出来上がるという事です。
ただレース地への練りこみは慎重の上にも慎重を要するし、人形に巻いたレースは重みで垂れ下がるし…。
と、なかなか大変のようです。
従って、相当高価な作品となるようですね。(~_~;)
まあマイセンなどで良く見る、洋服の一部を飾った程度のものでも相当な値段がするのですから推して知るべしですね。
あっ! 一般的なマイセンの作品にレース部分が少ないのは、輸送が大変なのと本格的な作品は“腰を抜かすくらい”の金額になるせいですからねぇ~。(^_^;)
写真:上半身のアップ
ここに見えている“頭”と“腕”以外は全てレースで出来ています。
レース地の目が陶土で潰されていないのにはびっくりですよねぇ~。
写真:更にアップ
腕に巻かれている網目もレース地だそうです。
なんとまあ 細かい作業でしょうね。(@_@;)
実は私も晴れてリタイアの暁には焼き物をしてみたく思っているのです。
といっても磁器ではなく陶器を…ですが。
レースドールの出来も素敵ですが、私だって何時かは「良い仕事してますねぇ~」と言われたいのでしたぁ~。
と、始める前から入れ込んでるパパさんです。(*^^)v