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宮城の春夏秋冬

日々の事や私の趣味の事などを綴ります。
独り言なので異論もあるかとは存じますが宥恕賜りたく存じます。m(__)m

ひとりごと

2008年09月20日 | 雑感
事故米という言葉がTVや新聞上に踊っています。
はじめて「事故米」と言う意味を考え始めました。

なんか変な感じを受けるのです…。
聞いた限りでは、これらは「保管中にカビが着いた」とか「残留農薬量が基準を超えている」ような米の事のようですね。

これって「事故米」というべきなのでしょうか?
前者は「保管の失態」の結果でしょうし、後者に至ってはもともと「輸入すべき代物でもない」と思うのですが…。

「事故米」っていわれると「事故じゃぁ~仕方が無いなぁ~」っていう感じに受ける人も多いのではないかなぁ~。
まさか それが狙いではないでしょうね。(ーー;)

そもそも「事故米」が生まれる原因は…。
などと考えると、色々な事が見えてきそうですね。

さて話は変わりますが、国はこれらの「事故米」を工業用(糊の原料)として売却していたとの事ですが、殆どの糊のメーカーに言わせると「原料として米を使うことは無い!」と言う事だそうです。
どうも「工業用と限定しての売却」という事の意味すら良く判りません。(-_-;)

そういえば農水省の大臣と事務次官が相次いで辞任しましたが、これとて直接「事故米流通問題」の責任を取ったと言う事では無く、他の理由をつけて辞めたようですね。
辞任であれば、お役人の第2の優雅な人生が有りますものね。

って言うか、われわれ民間であったならばどうでしょう?
これほどの大失態をしたら、担当責任者は「即、くび」ってもんでしょうし、組織そのものの責任も大きく問われるのが明白です。
従って今までの例を挙げるまでもありませんが、組織(会社)の崩壊に結びつく事も多いのです。
だから、常に注意して経営に当たっているわけですが…。



しかし日本人も下品に成って来たものです。

金の為なら
客の食べ残しを次の客に出したり、産地の偽装をして高く売りつけたり、賞味期限を誤魔化して売りさばいたり、それどころか消費期限を過ぎて半分腐りかけた肉を混入して納入したり…。

あの、「恥の文化」はどこへやら…。

しまいには、今回の様に 食用にしてはならない「毒物」を食用として流通させたりするような人が出てくる有様です。
本当に日本中に恥知らずが蔓延しているようです。

いま、日本人は襟を正す必要が有りそうです…。
もちろん私も含めて。


(自分勝手な独り言で御座います故、ご笑覧のうえ過激なご意見はご遠慮下さいね。m(__)m