今日は午前中、個人レッスンだった。
この方の作品は、なかなか面白くなりつつある。
物語を構築するのは、どういう風にすればいいのか、
ということを一緒にやって、示している。
もともと書ける人だし、筋がいいので、
すぐ出来るのですが、いかんせん、
物語を作る、ということが、まだまだ
分かっていないところがある。
しら~っとやって、書けるものだと思っているふしがある。
つまり、良く考えないで、思いついたことをそのまま書くということだ。
これが多いんじゃないかな? 作家になろうと言う人は。
けれど、この方法では、最後まで作品を書くことは出来ないのだ。
どうしても途中で、書けなくなってしまう。
そうして、自分には才能がないと、あきらめてしまうことにもなりかねない。
それでは勿体ないので、最後まで、一応私が伴走して、
書ける様にしてあげれば、体感として、
じゃあ次は自分で、最初っから最後までやってみよう、
という人が現れてくれるかもしれない、と思っている。
この商売を始めて、三年近くなると思うが、最後まで、
伴走したことがない。
皆どっかで諦めて、自分には才能がないとやらなくなってしまうのだ。
もしくは、私の指示を守れず、結局自分勝手に書いてしまって、
最後まで続かないということを繰り返してしまったり・・・
面倒になって、放り投げたりするのだ。
最後までやり通す、これがいかに大切なことか、と思う。
その点、今回の人は、自分でももともと書ける人だし、
書き方さえ、教えてあげたら、もうあとは自分でやれると思う。
けれど、その前に、ちゃんと構成を教えてやらねば、面白いものは
作れない。
その基礎を今、教えてあげているところだ。
でも、嬉しいな~。
好きな小説の書き方を教えて、お金になるなんて・・・。
人から喜ばれて、自分も嬉しいなんて・・・。
幸せなことかもしれない。
ようやく、ちゃんとしたやる気のある人が出てきて、
私は正直、とても嬉しいです。
あとは、最後まで書ききれるかが問題かな?
けれど、それまでには、この構成の仕方をマスターしなければ
ならないけれどね。
☆それでは今日もよい一日を。
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