今、関東へ帰ってくる為に、家を探しているのだが、なんだか熟年離婚をした人が多いことに気づかされた。
私が今、買おうとしている物件は安いが為に、色んな人から声が掛かるらしい。
それも私とおんなじような離婚した中年女性たちからだそうだ。
結局、離婚したら、元の家には夫が居座り、嫁が出て行く形になるのだろう。
それは、夫が強欲という事もあるのだろうが、大体は女性の方がフットワークが軽いからだ。
離婚した家にいつまでも住んで、周りの目を気にしながら暮らすのは、嫌だろうし、思い切って、別の場所に居場所を見つけたいという心機一転の気持ちもあるのだろう。
女性は結婚すると、他人の姓を名乗り、別の家へ入る。それだけ、色んな体験をするわけで、そうしてだんだんと自分の居場所を広げて行く。
元々が女性性は、一つのところへ定住したりはしたがらないのだろう。世間では逆だと思われているけれど、案外女性は、未知なる世界へ出て行く事への抵抗感は少ないものだ。
なので、今の物件も70歳の離婚女性が借りていて、出て行く様子がないという。
おそらく終の住処にするつもりだろうから、私の方から、オーナーチェンジをしてまで出て行けとは言えないのだ。
私は無理をすれば、災いが降り掛かると考える人間だ。
ある日突然、この物件が空くのならいいが、私がオーナーになって、出ていってくれとはとても言えない。
三年前にこの物件が欲しかったのに、手に入らなかったように、今回もまたご縁が無かったのではないかと考えている。
なら、私の関東移住計画はどうなる?とも思ったが、こればかりはなるようにしかならない。
家や土地には呼ばれるというので、それまで待つしかないなぁ。
やれやれ、相変わらずの放浪の旅。
私の居場所は今いづこ…だわ。
まあ、これでも、きっと上手くいっているのだろうね。
感謝します。
☆それでは今日も良い一日を。