おはなし屋パモンの日記

おはなしを書くのが大好きなパモンの日記です。

敵は自分の中にいる

2010年04月01日 | 最近思うこと

最近、「強い」とか「強さ」ということを考えていました。

何故そんなことを考えていたかと言うと、
やはりオリンピックでの女子フィギュア、
真央ちゃんとキム・ヨナちゃんの闘いを
見ていたからです。

二人はライバルと言われますが、
二人の言動を見ていると、
特に試合中などは、
「自分」というものに焦点を合わせようという
努力をしているのが伺えます。


「自分らしく表現できれば」とか、
「100%自分の力を出し切れば」とか


そんな事を記者会見では語っていたように思います。

結局は、最後の最後になると、
この「自分の力を出し切る」ということが
とても大切になってくるということでしょう。

つきつめて言えば、もうこれしかない、のでしょう。


ライバルがどうのというよりも、
自分が出せればいいのだという、
そこに尽きると言う事なのでしょうね。

若干20歳にも満たない女の子たちが、
こういう究極の世界の中に生きている
ということが、私を感動させたし、
また頂点を見たものでしか、
こんな感想は言えないよなあ・・・などとも
思ってしまいました。


まあ、それで「強さ」って何だろう・・・?
と色々と考えていたのですが、

やはり「敵」は自分の中にあると言えるんだろうな・・・?
と思いました。


私、最近思うんですけど、
本当に自分を苦しめているのは、
私の中にある「偏り」なんですよね。

例えば、
「こんなことしてはいけない」とか、
「こういうことを考えてはいけない」とか・・・。

(「してはいけない」ならまだしも、
「考えてもいけない」のですから、タチ悪いですよね)

そのような思考の偏り?が
自分を苦しめているんだなあ・・・と感じたのです。


でもね・・・。

こういう風に自分を監視したり、ダメだしするのって、
逆にそれを引き寄せてしまったりするんですよね。


あまりにも、それをやっちゃダメ!とか決め付けていると、
そこにばかり焦点がいってしまうので、
余計、目に付いたり、引き寄せたりしてしまうんですよね。

「坊主憎けりゃ袈裟まで」ではないですが、
結局は、坊主を憎んでいるうちに、それに関連することが
全て嫌いになってしまって、気がつくとがんじがらめになっていると
いうことはよくあることですよね。


なので、本当の「強さ」と言うものは、

酷い目に遭った時に、酷い目に遭わせた人に
復讐することではなくて、

「そんなことをするな」とか、
「私に対するいじめを止めろ」などと、

自分を守れる力のことを言うのではないのかな?

と思いました。


酷い目に遭った時には、
もちろん相手も恨みますが、
本当は、自分を守れなかった
自分のふがいなさを責めているんですよね。

相手に虐められていいようにされている
そんな自分を責めているんです。

なので、本当の「敵」は、自分の中にいるんです。

そうやって責めて、苦しめる自分を払拭することが、
自分を「強く」するのだと思います。


そして、

守れなかった自分、

そのことを防げなかった自分

(当然です。私達は神ではないのですから、
これからそれがどうなるかなんて、
誰も分からなかったのですから・・・)、

を認めて、受け入れることこそが、
この「敵」と和解する方法なのではないかと思いました。


「敵」は自分の中にいる。

そして、この敵が敵でなくなるためには、
ふがいない自分、守れなかった自分を
許して、認めてあげればいいのだと思います。

そうすれば、私達は「強く」なる。

その強さは、本当の意味で、
自分を守ってくれるでしょう。


私達が自分を責めるのは、
自分が「弱い」と思っているからです。

他人にいいようにされていると思っているからです。


でも、誰の目も気にせず、
また自分の気持ちも自然に流れて、

「止めてください」とか、
「そういうことは困ります」

などと自分をはっきりと表現することができるならば、

これがもう本当の「強さ」というもので、
ブレることもないのではないかと思いました。


(すみません、抽象的で・・・。
意味伝わったでしょうか?)


自分を自分で守れることこそが、
(外の敵も、内からの敵も)
本当の「強さ」というものではないのかと思いました。






☆それでは今日もよい一日でありますように。

小さなホン屋パモン堂





















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あたたかくなりましたね

2010年04月01日 | 日々つつがなし

さっき少し用事があって外へ出たら、
家の中よりも暖かい~!
とか思っちゃいました。

近所の公園の桜もだんだん満開に近づいてきて、
週末くらいが見ごろですかね。

お花見の季節ですね。

わくわくです。

わくわくと言えば、
我が家の猫、ガンは、最近家の外へ出ようと
虎視眈々と狙っています。

今までは外に興味がなかったのに、
なんかの拍子におそるおそる外へ出て、
今は興味津々・・・。

誰かから外出したり、また帰って来たときのドアの隙間を
狙っています。

(う~ん・・・困ったもんだ)


そうして、家の中でもハイテンション!

疲れ知らずで、暴れております・・・。

(う~ん・・・参った・・・)


不思議なんですが、猫でも、植物でも、もちろん子どもでも・・・
見てあげると喜ぶんですよね~。

一人で(一匹で)ベランダで遊んでいるから、いいかと
思うんですけど、それでもそばで一緒に見ていてあげると
すごく喜ぶ。

なにをするでもなく、ただ見ているだけでも随分喜び方が
違うんです。

植物なんかはそれが顕著で、
何をするわけでもなく、ただ
しょっちゅう見にいってあげると
とても大きく成長します。

本当に不思議です。

(幼い子どもなどは、特にそうですよね)

あ!それで思い出したんですけど、
子どもには、愛してあげると成長ホルモンが
促進して大きくなる作用があるんですって。

確か、「婦人公論」にそんな記事がでていたなぁ・・・。


まあ、人もペットも植物も、
愛をかけてあげるだけで
(この場合は視線?)
違うんですね。


そんなことを思いつつ・・・。




☆それでは今日もよい一日でありますように。

(でも、遊んであげてばかりで・・・疲れますが・・・)


小さなホン屋パモン堂
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献本終了のご案内

2010年04月01日 | パモン堂からのお知らせです

メディア・マーカーさんの献本への
ご応募ありがとうございました。

たくさんの応募者の中から、
お一人だけ抽選で当選いたしました。

当選者の方には、こちらから
本をお送りいたしますので、
お楽しみに。


今回抽選に漏れた方にも、
また、献本のご案内をしたいと
思いますので、
その時にはふるってご応募ください。




☆それでは今日もよい一日でありますように。




小さなホン屋パモン堂
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