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私のだらしな日記

「更科日記」ならぬ、私の〝だらしな〟日記。(^^;)
日々のどーでもいい事を、だらだらと綴っていきます。

もう見ましたか?「space battleship ヤマト」

2010年12月05日 | こんな映画を見た

宣伝が連日すごいし、それにやっぱり観たくて・・・

(ヤマト世代・・・) (^^;)

観に行ってきましたよ~「ヤマト」。

http://yamato-movie.net/index.html

 

私が観たのは、初日の最後の回でしたが、

やはりおじさん、おばさんが多かったですね~。

皆さん、気合いの入れ方が違います。

 

子供の頃、いくら好きだったからといって、

そんなに細部まで覚えているものではないんだなあ~・・・と

今回つくづくそんなことをおもいました。

 

この人誰だっけ? こんな人いたっけ?

とおもった乗組員・・・多数。

 

そして、ヤマトが波動砲とワープと主砲?

しかないということに、今回初めて気がつきました。

 

(えー・・・こんなんでよく宇宙いけたなあ~・・・) ←なんか、逆に感動・・・。

 

そして、正直言うと、ヤマトのアナログさにちょっと・・・泣けました。

 

そして、恐ろしいことに、私は主人公、古代進って・・・

どんな人だっけ・・・?

ともはやその個性までも忘れている始末・・・。

 

というのも、もはやキムタクの古代進であり、

本家本元ってどんな人だったのか、さっぱり思いだせないのでした。

(それくらい、古代進がキムタクだった・・・ということで・・・)

 

キムタクという人は不思議なもので、

どんな映画に出ていようとも、

キムタクなんですよね~。

 

役を演ずるというよりも、 

キムタクを演ずると言った方がぴったりくるような

そんな役者さんです。

今回はそれをつくづく思い知らされました。

 

いやはや、大したものです。

なかなかこれだけの魅力の出せる役者さんは、

そうはいないのではないでしょうか?

(別にファンでもない私でも今回はそう感じさせられました・・・。

ちょっとすごいかも・・・)

 

そうして私がもう一つ新しいなあと思ったのは、

強いリーダー論。

 

強いリーダーという姿を見せてくれたことでした。

 

リーダーだって、本当はこんなに辛いんだよ、苦しいんだよ、

葛藤してるんだよ・・・

(だからいじめないでね・・・)

 

という風に見えたのは私だけか・・・。

 

上に立つものの立場を明確に見せてくれる映画というものも、

珍しいのではないか? と思ってしまいました。

(急に社長代理に抜擢されたら、こんな風に動け、みたいな・・・。)

 

でもやっぱり、

強いこころで、演説もうまくて、人も乗せなくてはいけなくて、

そして非情な決断も下さなければならなくて・・・

そんなちょっとかっこいい、理想の上司のように見えましたが・・・

 

本当は心の中は不安でいっぱい・・・。

 

というのが、キムタクの(もはや古代進ではない)

目がいつも一瞬だけ二ッと笑って、

でも、本当は笑ってなくて・・・という

あの表情によく表れていて、

なんだか切なくなりました。

 

リーダーって孤独なのね・・・。

 

大人になった古代君が、

大人になった私たちに見せてくれた、

少し悲しい中高年の姿でした・・・。

 

 

☆それでは今日もよい一日を。

 

 

 

 

 


結婚って何だろう?「ゲゲゲの女房」

2010年11月30日 | こんな映画を見た

毎日のように、NHKの朝ドラを見て、

本物の水木夫妻もよくテレビで拝見していて

(本当に漫才のようなご夫婦で・・・)

楽しかったのに、終わってしまって残念です。

 

しかし、まだ映画があるじゃないか?

と思って見て参りました~。

http://www.gegege-eiga.com/

 

今回クドカンは純粋に役者だけなんですね。

クドカン脚本で見てみたかったです・・・。

 

お見合いして五日後に結婚して・・・

でもその決め手は何だったのか?

映画では描かれていないので、よく分かりませんでしたが、

ともかくそんな夫婦なので、東京の家へ来たときの

文枝さんの暗いこと、暗いこと・・・。

まるで借りてきた猫のようでした。

 

そんな中で、次第に夫婦としての形だけは作られていくのですが、

(一緒にご飯たべたり、お風呂手伝ったり、SEXしたり・・・と)

さて、今思い返しても、どの辺りから、夫婦の愛情みたいなものが

湧き出てきたのか、とんと分かりません。

 

おそらく、一緒にこの貧乏生活を戦っているうちに、

"戦友"みたいな気持ちになっていったのだと思われます。

(だから、小林麻央さんも、気を落とさずに、

この苦境をご夫婦で乗り越えていって欲しいなあ~・・・)

 

しかし、恐ろしいほどの貧乏です。

質札の赤い紙質が映画だとリアルに迫ってくるようで、

(え~・・・これ、こんなに返せないよ・・・)

なんてつい気弱に思ってしまいました。

 

「貧乏はへーキだがね。命まではとられんもの」

と先生は言うのですが・・・、

すでにもう命まで取られそうな勢いです・・・。

 

でもなぜか貧乏も楽し気な様子なのは、

まだ新婚だからか・・・?

(これが20年続いたら、さすがに・・・考えるかな・・・?)

 

連ドラでも出演していた、柄本祐くんがまた出ていて、

クドカンと二人並んだら、めちゃ似てました~

(面白い絵)。

いい役者さんになりそうですね。

期待しています。

 

 

☆それでは今日もよい一日を。

 

あ、そうそう。軍人恩給が出ていたそうですが、

お母さんのイカルさんに全てあげていたそうで・・・。

う~ん、イカルやるなあ・・・なんて思ってしまいました。

 


人生の落としどころはどこなのか? 「レオニー」

2010年11月29日 | こんな映画を見た

松井久子監督の第三作「レオニー」を見てきた。

「折り梅」を見て、とても感動して、おおーっ、次は、

イサム・ノグチのお母さんの話?

なんて興味をもって出かけました。

私、ずっと、イサム・ノグチのお父さんは、野口英世だと思っていたので、

まずその誤解がとけてよかったです。

(「遠き落日」でも、いつイサム・ノグチの話がでてくるのかと思っていたのですが・・・)

(^^;)

http://leoniethemovie.com/

 

でも、やっぱり見ていて、レオニーの生き方は、痛いなあ~・・・と正直思いました。

レオニーは、当時のアメリカでも、先進的な考え方をしていたお母さんに育てられ、

本人も「平凡な人生は退屈だ」と公言するような女性。

 

おそらく未来は彼女にとって輝かしいものだったに違いありません。

 

ところが、日本人の詩人、野口ヨネに出会ってから人生が180度変わってしまいます。

異文化にあこがれていた部分もあるのでしょうが、

決定的なのは、子供ができてしまったことです。

 

ここから、戦争の影響などもあり、離れ離れになってしまった夫のことを

思い続けているのですね。そうして、生まれた子供をつれて、

遠い日本へと旅立ちます。

 

しかし、夫はすでに妻帯していて・・・というもの。

 

有能な編集者であり、おそらく芸術的な才能にも恵まれていたであろう

レオニーが、子供を守るために、結局は、自分を犠牲にして、

生きた-としか私には思えなかったのです。

 

その辺りの捉えどころは判断に困るところですが・・・。

 

しかし、そんな風に、志を高くもって生きた女性の、

人生の落としどころは、一体どこにあるのだろうか・・・?

と思わずにはいられませんでした。

 

(うまくいかないことって人生にはいくらでもありますからね・・・)

 

映画の中では、それは見事に描かれていましたが・・・。

 

ところが私はうかつな事に、ラストのイサムのモノローグが入るまで、

気づかなかったのです。

 

彼女が強烈な教育ママだったということに・・・。

 

「そういえば・・・!?」とあとで思い返して、いろいろと考えさせられましたが・・・。

 

そういう意味でも、やっぱり人生の落としどころはどこにあるのだろう・・・?

 

と思わずにはいられませんでした。

 

 

☆それでは今日もよい一日でありますように。

 

 


「愛のゆくえ」

2010年10月30日 | こんな映画を見た
昨日は、下北沢のトリウッドにて、
「愛のゆくえ」(吉富友也監督)という映画を観てきた。

この作品は、5本のオムニバスで構成されており、
テーマは、ずばり、“愛”のゆくえだ。

男女が出会って、恋をして、結婚して、

そして・・・離婚して・・・と。

そのときどきの人間模様を見事に描いていた。

気になった作品は、2番目の「ジャスミン」というもの。

別居している夫婦がいよいよ離婚する段になり、
駅までのあるく道すがら、出会ってからのことを回想していく。

途中で、「こんなに話すの久しぶりね。」と言い、

夫「何が変わったんだろう?」

妻「私は変わっていないわよ。ただ、他人になっただけ」

というセリフあって、なかなかいいなあ・・・と思いました。


そうなんですよね。家族というのは、親密ゆえに、
いつのまにか適度な距離感というものが持てなくなってしまうんですよね。

(これくらい当然とか、
やってくれて当り前とか・・・ね。)

他人になら、適度な距離感を持てるのに、
家族になったとたん、急にできなくなる・・・。


これができれば、別れることもなかったのになあ・・・と
思いました。


5本とも、心に残るよい作品でしたが、
とくに、この「ジャスミン」はタイムリーなだけに、
心に染みました。




☆それでは今日もよい1日を。

台風、大丈夫ですか?

週末はDVDデー

2010年10月18日 | こんな映画を見た
たまには、溜まった情動を揺り動かしたくなって、
映画を見まくる日があります。

昨日は、そんな日で・・・、

ツタヤへ行って、DVDを借りてきました。

4枚持って行ったら、5枚で1000円だと言われ、
5枚持って行ったら、1枚ブルーディが入っているけれど、
いいかと聞かれ、

レジとDVDコーナーを行ったり来たり・・・。

ああ・・・恥ずかしい・・・。

けれど、なんと、借りた5枚のうち、
面白かったのは、1枚しかなかったという・・・
不作で、さらに欲求不満になってしまいました。

パニック映画が見たかったので、こんなラインナップを借りてきてしまったのですが・・・。

「2012」← 何故、近未来はこうも暗いのか・・・?ハリウッド考えたほうがいいと思います。

「ポストマン」← うっかり見てしまったら、ノンストップ、2時間45分の映画で・・・。
トイレにもいけなかった・・・。

「ハンコック」← 途中で寝てしまったのだけれど、ラストはどうなったのだろうか?

「A.I.ジョー」← G.Iジョーと間違えて借りてしまったという・・・ボンミス。
ツタヤの店員は、「これはA.Iジョーですよ」とは何故言ってくれなかったのか・・・?

そして、最後が、「あなたは私のムコになる」で、

http://www.movies.co.jp/ana-muko/


唯一、これだけが面白かったです。
(2回も見てしまいました・・・)


まあ、たまには、昼間っから、酒飲みながら、DVD三昧もいいかな?
と思いました。

(やさぐれていますね・・・私も)


このDVDを見ていて思ったのですが、
韓流ドラマが何故ウケるのか?と言うと、
やっぱり、現実をリアルに感じたくないからなんだろうなー・・・と
思いました。

自分の身近な題材なんて見たくもありません。
しかも、救いのない、近未来なんて・・・
(見てどーすんだよとか思ってしまいました)

それなら、「メイちゃんの執事」を見て、
現実逃避したり、脳内妄想で遊んだりするほうが、
よっぽど楽しいですものね~。


と、言うわけで、逆に情動が固定してしまった、
私の気持ちのやり場をどうしてくれるんだよッ!

と今、思っている私です。



皆様もよい週末をお過ごしください。



☆それでは今日もよい一日を。