挑戦!シナリオライター(映画・ドラマ)

シナリオライターを目指す徒然なる一言(携帯でもリンクで飛べるようになりました♪携帯でもご覧ください)

長澤まさみ 「プロポーズ大作戦」第6話感想

2007-05-21 21:57:27 | ドラマ・映画
長澤まさみ 「プロポーズ大作戦」
今回は微妙だなぁ。途中ですれ違うことがネタ割れして
しまうのが痛い。

また、そうなると壁越しも容易に想像できるのでちょっと
無駄な回になった気がする。

こうなると過去に戻りっぱなしという手で2回をまとめて
ケンゾウに過ごさせる手が話しを膨らませるには絶好の手
に思える。

さて、ファーストシーンからすると「卒業」のシーンを使う
可能性が50%出てきた。
だが、私ならラストシーンはレイとケンゾウの二人の結婚式
のシーンで藤木 直人が妖精に声をかけられるシーンで終わら
せる。
因果応報とも言うので。
ラストがこうなるかは、最後まで見てのお楽しみだろう。

戸田恵梨香「LIAR GAME」と「冗談じゃない!」、そして「魔法のiランド」

2007-05-20 20:10:36 | ドラマ・映画
戸田恵梨香「LIAR GAME」
今週は中休みかなという内容だった。恐らく松田翔太がシナリオ的
に目立ち過ぎたために戸田恵梨香を際だたせる回だと考える。

もっとも、本当のところは分からないがネームバリューと事務所の
力関係からそんな想像をしたくなる。

ただ、ドラマとしては戸田恵梨香の演技力で持たせるには辛い。
来週は前半も戸田恵梨香で通して後半から松田の登場となりそう。

とはいえ、今シーズンのドラマではもしかしたら一番面白いドラマ
かもしれない。

「冗談じゃない!」
このドラマ何をやりたいのかまったくわからない。一話完結話しに
するつもりなのか、場あたり的に展開するつもりなのかなんだろう。

今日の話しは、それなりに分かるが同じことを形を変えて3度やられ
るとくどく感じる。
ハコ書きしないでドラマをもしかしたら作っているのではと疑ってし
まう。

新婚家庭に冗談じゃない設定のはずが、いつの間にか馴染んでいる。
これではタイトルとのずれが大きい。
どうせお約束にするなら、三角関係を毎回形を変えて話題にしないと
タイトルとの違和感が大きくなってくる。
ということで、これ以上見るか迷うドラマになってきた。

「魔法のiランド」
実は最近有名なインターネット小説サイトで、小説を書いていたりする。
ジャンルは「恋愛」、ファンタジックラヴストーリー。
シナリオが全てこの方面なので必然的に小説もこういう話になる。

初作品は3ヶ月かけて書き上げたが、見てくれた人は約200人。
2作目を今書いているが、なぜか2日で200人もの人が読んでいる。
まだ、10ページ分しか書いていないのに反応が大分違う。

書くことが好きで色々書いているが、こうやって反応があると楽しい
ものだ。

このブログも最近では毎日平均200人くらいが見てくれている。
感謝、感謝である。

「喰いタン2」と「博士の愛した数式」

2007-05-19 22:08:27 | ドラマ・映画
「喰いタン2」
今シーズンは謎解きより、なんとなくバカバカしい展開
に面白さを求めたシナリオになっている。

これは好き嫌いが分かれるシーズンだなとあらためて思
った。

ちなみに、個人的にはなんとなく見るかなという程度の
ドラマでこの作りは好きではない。

「博士の愛した数式」
このヒットした映画、見ようと思いながらなんとなく話し
が好きそうでない理由で見なかった映画だ。
理由は障害者をテーマにしていることにあるのだが。

「なんで博士に子供をまかせたんですか」
博士が悲しげに椅子に座る。

ルートと博士の帰り際、息子のルートに語る家政婦。
「ごめんなさい。病院でわたしの言ったことは間違ってま
した」

ん~、凄いなぁと感心してしまった。わたしがシナリオを
書いたら一言博士に余計なセリフを言わせていただろう。

この映画がヒットした理由を具間みた気がした。

映像の使い方もうまい。博士のために阪神の昔のビデオを
仲良く見る家政婦とルートのワンシーンが入っている。

映画館でやはり一度は見るべきだったと後悔した。

オダギリジョー「帰ってきた時効警察」と「生徒諸君!」

2007-05-18 22:11:15 | ドラマ・映画
オダギリジョー「帰ってきた時効警察」
今週は…というか今シーズンは、謎解きしながらの
くだらない笑いが無い。

どちらかというとほとんどバカバカしい話が大半で
謎解きが少し。

ちょっと、前シーズンに比べてかなりシナリオが弱く
見える。

「生徒諸君!」
体育会系の役は内山理名の演技の範疇に入っていない。
どうしても、演技が空回りしているように見える。

そして、椎名詰平の役が当初と摩り替わっている。
ストーリーの軸を早くばらしすぎたために、堀北真希を
悪役に内山理名との対立軸に移すためだろう。
一見、冷徹に見せながらにしたかったのだろうが、キャラ
クターがそうはなっていない。

ナッキーにアドバイスするなど敵対する人間はしないから
だ。こちらは、大きな悪を暴くため今は我慢をして冷徹な
振りをしているというのが見え見えの描写になっている。
できれば、当初の設定どおり冷徹なを強調して最終話でどん
でん返しが面白かったと思うが。

それにしても、3人組みが生徒に手を出すのは明らかにお
かしいだろう。
当初の設定が大人不振なら、最初からこの3人と教師たち
との闘いで動かし続けないと最初から見ている人間からは
ガタガタに見える。

とはいえ、本来主役級の演技力を持つ堀北真希と内山理名
を対立軸に持ってきたことでドラマらしくはなってきた。

「バンビ~ノ! 」

2007-05-17 22:23:21 | ドラマ・映画
「バンビ~ノ! 」
調子が出てきたようだ、岡田さん。
それにしても、次から次と主役候補よりアクの強い
女優、俳優が次々と。
今週は戸田さん。

話しも人生観が詰まっていて面白い。
自分が通ってきた道を再び見ているようで胸にくる。

ただ、これは相当年齢がいってないと分からない話し
なので対象は30代以上か。

そして、叱る育て方と叱らない育て方の両方を描いて
いるのも凄い。
人を描くとはこんなことかとあらためて思わせてくれた。

松山ケンイチ「セクシーボイスアンドロボ」と長澤まさみ「そのときは彼によろしく」

2007-05-16 20:34:34 | ドラマ・映画
松山ケンイチ「セクシーボイスアンドロボ」
「謎の組織」が話しの発端にするパターンに完全にした
ようだ。これなら最初からその方針でやった方がここま
で視聴率は落ちなかっただろう。

さて、演劇好きなら「おっ」と思う白石加代子さんが松山
くんの母親役出ている。
さすがに、少ないセリフでインパクトが強い。芝居から出て
きた人はテレビでは普通に演じただけで目立つ。

このドラマどうすれば面白くなるだろう。やはり、ニコが
活躍するのが前提だろう。そこに、オタクのロボが絡んで
何となく役にたっているのが理想だと思う。
一話完結はいいが、この基本路線が無いと見ている視聴者
は主人公がニコとロボでも面白いと感じない。
今からでもいいから何とかこの方向に変更できないだろうか。


そうそう、ようやく吹き替えを使ってニコに七色の声を出
せるにしたようだ。
これも早くからそうすべきだった。

長澤まさみ「そのときは彼によろしく」
映画館に行くと予告編が流れているのでほぼ全貌が見えてきた。
この映画、回想シーンが多そうだ。逆に書くと説明のようなスト
ーリーの可能性と長澤まさみが余命幾ばくかの設定が捨てきれな
い。

原作に沿って少し手直しするだけで、相当泣ける映画になるはず
なのに見る前から期待できないのは残念だ。
シナリオライターが七話で「セーラー服と機関銃」を終わらせた
ライターなだけに余計不安が募る。

この原作は「待つ心と希望」が感動を呼び寄せる。
ぜひ映画を見る前に原作を読んで欲しい。少し原作者のアクが強い
ので読み難いところがあるが、感動の一滴が心に染み渡ると思う。

石原さとみ「花嫁とパパ」と「鬼嫁日記いい湯だな」

2007-05-15 22:22:30 | ドラマ・映画
石原さとみ「花嫁とパパ」
今週は一本急に筋が通って面白い話に変わっていた。
このストーリーで走り出すと視聴率に変化が出るかも
しれない。

と思ったらシナリオライターが変わっていた。
残る問題は、石原さとみの演技とキャラクターだろう。
もともと演技力に難がある石原さとみにコメディエンヌ
はやはり無理がある。
急にキャラを変えるのは不自然なので、少しずつ普通の
キャラに戻すのがいいと考える。

「鬼嫁日記いい湯だな」
尾崎さんのシナリオでこれだけ苦痛に感じるドラマは珍しい。
全てセットと分かる状態でドラマを作るのが如何に難しいかが
よく分かる。
舞台なら2時間ほぼ同じセットというのは、珍しくないが計11
時間同じセットのドラマは今では難しいのだろう。

ロケに慣れた視聴者にこのいかにも安物のセットはそれだけで
ドラマの面白さのハードルをあげてしまう。
今回の視聴率はこのまま推移するしかないだろう。
救いは、今シーズン飛びぬけて面白いドラマがなかったことだろう。

長澤まさみ 「プロポーズ大作戦」第5話感想

2007-05-14 21:21:25 | ドラマ・映画
長澤まさみ 「プロポーズ大作戦」
やはり始まりが気になっていたが、シナリオライターも気にして
いるようで大分凝りだしてきた。
だが、この調子でやりだすと裏目にもでるのでさじ加減が難しい
ドラマになりつつある。

さて、じいさんにあっさり見抜かれて「明日やろうは、ばかやろ
うだ」は非常にいいセリフだった。
だが、話の展開は好みが分かれるなぁ。しかし、夏八木勲は一瞬
出ただけなのに、その存在感はさすがという他無い。
「愛してるぞ、ばあさんの次にな」も夏八木勲が言うから、健に
向けたデモンストレーションと分かるセリフでもある。

ということで、今週も可もなく不可もなくという感想だが、話し
を早くしたのは10回で終わる前ぶれか。

戸田恵梨香「LIAR GAME」と「冗談じゃない!」

2007-05-13 21:06:37 | ドラマ・映画
戸田恵梨香「LIAR GAME」
話しの中心から松田翔太が主演だろう。
来週は戸田が中心の話しになりそうだが、電話でアドバイスをという
展開になりそうだ。

さて、今日の展開は半分予想が当たって半分はずれているので逆に面
白かった。
来週は上に書いた展開で戸田が勝つのは誰でも予想できるが、どう勝
たせるかが予想できない。

このドラマ、そういう点で面白い。

「冗談じゃない!」
ようやくタイトルに沿った話にするようだ。だが、どうもこれだけわき
道が多い展開だと興味が失せる。
これだと織田裕二も演技しにくいのではないか。

しかも、飯島直子の使い方もどうだろう。折角、色っぽい人なのだから
そのままのキャラを生かした使い方の方がラヴコメディにしやすかった。
色気でせまる中年女性、元カノの母親、新妻の3人に振り回されるだけ
でラヴコメディの設定はいくらでも作れたろう。

シナリオ学校で一番言われるのはキャラクターだ。
このドラマ、主役3人の過去が見えないのが一番痛いと思う。
誤解から分かれた二人が再開した場合、心の思い出に振り回されるだろ
う普通。
というのも、そんな過去を自分自身が持ってたりするからだが。

それがどこにも出ていない。
また、元カノの話しも出てきたと思ったらあっさり引き下がる展開。
人間は一度疑いだしたら、なかなか疑惑は捨てないという心理学的な要
素を知らないシナリオだ。

このドラマは、ずっと場当たり的な展開で最後までいきそうな気がする。

宮崎あおい「初雪の恋 ~ヴァージン・スノー」と「喰いタン2」

2007-05-12 20:59:18 | ドラマ・映画
「初雪の恋 ~ヴァージン・スノー」
期待しないで見にいって、それ以上にがっかりする映画は
困ったものだ。

時系列でストーリーが展開してしまうと簡単に先が読める
上に下品といえるかもしれない笑いは映画の質を落として
しまう。

ラブストーリーなのになんとも出来すぎたラストは興ざめ
してしまった。

この物語を自分ならどう展開しただろう。多分、京都の境
内前で主人公が軽く自転車で転ぶシーンから始める。

そして、怪我を洗う主人公。通りすがる宮崎あおい。開始
15分では本編ではラスト20分に使われたシーンを既に
始めている。

ここから先は長くなるので書かないが、映画は現在を描い
てこそ見ている方は面白い。

この映画は二人の過去に実に1時間も費やしてしまった。
そのため、肝心の恋愛がどこか遠い話に見えてしまった。

最後まで何をやりたいのかなと思ってみていた映画だった。

「喰いタン2」
このドラマは内容で見せるのではなく、ほのかな馬鹿らし
さで肩の力が抜ける面白さで見せるドラマ。
今シーズンのようなドラマ不振のシーズンだと、この馬鹿
らしさは視聴者にかなり効く。

ということで、感動とかそういったものとは無縁だがとり
あえず毎週見ておくかと思わせるドラマだ。