挑戦!シナリオライター(映画・ドラマ)

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「喰いタン2」と「冗談じゃない」

2007-05-06 20:09:04 | ドラマ・映画
「喰いタン2」
ようやく今シーズンはじめて「喰いタン」が謎解き
らしきことをした。

まぁ、やはり中味は大したことではないが、ワンシーン
でここまで引っ張って面白いのかなぁという気がする。
「喰いタン」は中味のオバカ加減とテンポの良さだけで
視聴率を取っているドラマと思っているので、その味は
残さないと苦しい視聴率のような気がする。

二週間、市川実日子がでないようだが、次週以降少し視
聴率に影響するかもしれない。
意外にこのドラマの影のキーマンになっているので。

「冗談じゃない」
この設定だとやはり母親が昔の男と今の旦那の両方に揺れ
る心を見せないとコメディとして成立しないなぁ。
どうも嫌がらせして喜んでるだけでは、見ていても面白く
もなんともない。

大竹しのぶが色気を感じないキャラになっているのも問題
だろう。
最初から間違いが起こり様がない雰囲気が漂っていて上野
樹里をフランスに戻しても、「もしかしたら」何てことを
視聴者は間違いなく感じない。

また折角、上野樹里を帰国させて母親を起こすなら織田裕二
の名前くらい呼ばせたら多少は笑えたろう。それくらいの発
想はして欲しかった。

また、上野のキャラだが意識的にセリフをのだめキャラにして
いるようだが、ストーリーが違うのだから変えた方が良かった。
のだめを見ていた視聴者からは、何となく嫌な感じを与えると
感じる。

そして、中心となるストーリー。
本来、上野と大竹に挟まれて昔の彼女であることをばれないよう
に奔走する織田という図式が毎回織り込まれないと「冗談じゃな
い」というタイトルと中味がどこかに行方不明になる。

このドラマ、どうするつもりだろう。
先が読めないというより場あたり的に物語を展開しているように
見える。
ハコ割りがどこにあるのか全くわからないドラマだ。