挑戦!シナリオライター(映画・ドラマ)

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「ハケンの品格」

2007-03-14 20:37:18 | ドラマ・映画
「ハケンの品格」
「ハケンに頼り過ぎて社員がますます使えなくなる」
このセリフは当たっている。
社員は雑用についているスキルに気づいていない人間が多い。
そのため、派遣社員や女性に頼んで貴重なスキルを身につけら
れない。
雑用には、たどればそれより大きなスキルがぶら下がっている
ことが多い。

仕事を点で捕らえるために雑用とないがしろにし、線で捕らえ
たときのスキルの大きさを見逃す。
それが今の正社員でもある。

一番情けないのは、そういう姿を見ておかしいと思わないマネ
ージャー以上の連中だ。
マネジメント能力が無いとしか思えない。日本語で翻訳すると
「管理」となるから「指図」者に成り下がる。

仕事はチームで行うことを知っていれば、一時的に派遣スタッフ
を使っても社員主体でチームを作ればコストは派遣を点で使うよ
り安くなることがわかるはずだ。

今の数多くの経営陣は経営を中長期で考えていない。
一人当たりのコストが下がる事に嬉々として、派遣がいなければ
満足に仕事ができない社員を作りだしている。
その結果、これから不況が来た場合、派遣が切れずに総コストが
下がらないことに気づくだろう。
平均値など経営では役に立たないという簡単な事に気づかず安い
からといって派遣を増やしている。

さて、セスナが飛んできたのは笑った。しかも、大前春子のパラ
シュート付きとは。

ところで、春子がなぜハケンにこだわるかの理由がなかなか出て
こない。

まさか「情が移るから」

終わりを見るとそう見える。ちょっと、この点は消化不良だ。