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堀北真希月9初主演「イノセント・ラヴ」と映画「ウォンテッド 」

2008-09-20 00:44:43 | ドラマ・映画
堀北真希月9初主演「イノセント・ラヴ」

ドラマが無いのでやっぱり反応がいいこの話題。

情報が随分小出しなので、アテガキのし直しをしていると疑ってきている。と同時に毎回大物俳優を出そうとしてスケジュール調整に難航している可能性もある。

個人的には兄の少年院での生活は出てこないと思っていたが、少年院内でのいじめの描写があるようだ。

ただ、秋山耀司のサブストーリーは少年刑務所という狭い範囲の話しで、定型的な生活が基本の場所なので地味な広がりしか期待できない。

ということで、頻繁に作りこむのは避けて欲しいがどうするのだろう。

兄妹がいじめに立ち向かうドラマにするなら堀北真希演じる秋山佳音のキャラクターは、いじめに立ち向かい兄の無実を晴らすために躍動的に動くキャラクターにする必要がある。

月9のこの時間でヒロインがいじめを我慢しながら生きていく姿は誰もみたくないだろうから、ヒロインのキャラクターは相当難しくなった。

ただ、強いヒロインとはいえ、いじめの相手と同じレベルで反応するのは視聴者から歓迎されない。

そういう意味でサスペンスとはホームページ上書いていないが、ヒロインに何かの達成目標が必要となる。

設定上派遣社員で何かをやりたいと考えているわけではなさそうなので、やはり兄の無実を一人で解明していくストーリーしか現状思いつかない。

いじめる相手には笑顔で接し、一人黙々と両親殺しを探す過程で長崎殉也を愛していくというストーリーが毎回謎解きをしながらラヴストーリーも進められるので視聴者的には面白いのではないだろうか。

とにかく、「ラスト・フレンズ」と同様ラストシーンで何かナゾが残る展開にする必要がある。

堀北真希は誰も頼らない強い女という役作りは、以前のドラマである程度出来ている。これに笑顔をプラスしたキャラクターを予想している。

これは少し男性的なさっぱりした雰囲気がある堀北真希なら難しい演技とは考えていない。

出発点のヒロインのキャラクターはこれで、長崎殉也との出会いで他人を頼ることから愛情に変化していくキャラクター作りがこのドラマの面白さを決めると感じる。

この変化が、一番堀北真希にとって難しいキャラクターの動かし方かもしれない。


映画「ウォンテッド 」

連休中に先行上映を見たが、一瞬書く気がなくなったのでほっておいたが書く事にする。

最初に重要なことを書くと間違っても吹き替えでは見ない方がいいと思う。誰が主役の吹き替えをやっているか、知ってる人は納得してくれるのでここでは書かない。

映画自体の作りにも問題があるが、吹き替えで完璧に見る気を失くす。どうしても見るなら字幕で見る映画だ。

弾丸が曲がる予告編で面白そうだが、ストーリーは個人的には首をひねった……ただ、それ以上に吹き替えは聞いた瞬間に初めて映画館を出たくなり何度となく腰を上げかけた。

普通の映画ファンでも一声で我慢の限界を超える吹き替えと感じる。

それにしても、吹き替えもそれなりに大切だとあらためて思わせてくれた映画だった。

今回に限っては、吹き替えの意訳と実際のセリフの違いを楽しむ気にはならなかった。
雫石令のホームページ[魔法のiランド]