堀北真希月９初主演「イノセント・ラヴ」（第９回）

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12月15日「イノセント・ラフ」

最初に書くとまるで最終回のような作りで、最後は無理やり最終回を盛り上げようとした回に見えた。

これは、果たして連続ドラマといえるものだろうか。

主役堀北真希のスケジュール調整が仮に出来なかったとしても、基本的なシナリオを書く時間はあっただろう。

それをもとにシナリオの直しをしていれば、これほど主役のいないドラマにはならなかったと感じる。

さて、堀北真希演じる佳音の記憶の錯誤を、福士誠治の耀司との面会シーンで表現していたのはこれはこのシーンで問題はない。

ただ、意味が分らないのはここにきて香椎由宇の美月の執拗な北川悠仁の殉也に対する愛情表現。

もしかしたら来週の最終回に繋がるのかもしれないが、中味が薄くて気味が悪いだけの印象が残っただけにいらないシーンに見えた。

また、極端な耀司の殉也に対する行動で佳音が修正されるシーン。これも気味が悪いというのが先に立った。

結果から理解できなくもないが、そんなショック療法を素人がやったらPTSDの佳音が廃人になる可能性もある行動だ。

そして、トントン拍子の後の殉也と佳音の長いラヴシーン。過程を飛ばしてラヴシーンだけ長くしたので、首をひねりたくなった。

個人的な感想としては、本気で北川悠仁君は熱烈なキスをして、しかも小栗旬君よりうまいなと感心してしまった……が、どうでもいい事でもある。

基本的にこのシナリオライターは、一般の視聴者を視野にいれてストーリーを書いていないということだけは理解できる今回のシナリオだった。

ところで、男性視点で見ると殉也の結婚は女性的に感じる。聖花に明らかに思いを残しながら結婚するというのは政略結婚以外聞いたことがない。

また、わたし自身も同じ立場に置かれたら少なくとも聖花を友人として見るまでは結婚しない。

結局、この回は本来の役所で出番が作れなかった俳優、女優のロングシーンを作って出番を増やす回という位置づけという感じがする。
　

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「イノセント・ラフ」

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12月15日堀北真希月９初主演「イノセント・ラヴ」

やはり意味が理解できない。

サンタクロースを信じるおじさんの夢を壊した北川悠仁君が見たものは？で終わったが次回、出ていったおじさんがサンタだった……なんて落ちならネタが無かったのかといいたくなる。

このドラマに関わるシナリオライターは発想が……ときつい事を結構書いてきたのでやめておく。

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