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女優安倍なつみさん「トゥーランドット」

2008-01-01 21:32:44 | ドラマ・映画
女優安倍なつみさん「トゥーランドット」

新年早々女優安倍なつみさんネタ。というのも、興味がある宮本亜門さん演出「トゥーランドット」のストーリーがまた細かくなっていたこと。頻繁にチェックしているわけではないのでいつ書き換えられたか知らないが、従来の「トゥーランドット」のストーリーを知っている人間は違和感を感じる。

といって、別に悪いとは思ってはいない。恐らくこの半年で随分イメージが演出家の中で固まってきたのだろう。

ただ、このストーリーになると安倍なつみさんの出演シーンは当初予想より少ないだろう。とはいえ、その分効果的に最後に涙を誘うシーンが用意されていそうだ。

もともとのストーリーもカラフのために命を捧げるリューだが、その報われない愛の部分はかなり強調されてストーリーは組み立てられそうだ。

そうでなければ、ここまでストーリーを変更する意図がわからなくなるからだが。

ということで、出番に関係なく印象に残る演技を安倍なつみさんには期待したい。報われない愛のために命を捧げる役所が変わらないなら、いくらでも演技の工夫はできる。

少し書き方が悪いが、どれだけ観客を泣かせるかで主役の引き立て方が違ってくるし、その後のドラマ、舞台出演依頼にも影響してくるだろう。表現者としての安倍なつみさんに今年は期待したい。

ちなみに、主役を引き立てると書いた理由はトゥーランドットやカラフその他が主役であるから。リューはあくまで、主役を生かす役であるため。この役で主役を喰う演技をしてしまっては演出家その他からは評価されない。

心配を書くと愛に命を捧げるというポジションは主役をワンシーンでかすめることができること。

やりすぎると「トゥーランドット」ではなく「悲劇のリュー」になるし弱すぎると、その後の「トゥーランドット」の物語がつまらなくなる。印象に残りつつ、リュー役は安倍なつみさんにしかできないと関係者から言われるような舞台にして欲しい。それだけの才能は内容はともかく「仔犬のワルツ」で見せてくれたと思っている。

それにしても、ストーリーだけでも早く観たくなる舞台だ。

初日は平日のため行けないが、千秋楽まで毎週チケットは既に手に入れている。
ところで、先行予約が多すぎるような気がする。普通の舞台でこれほど一般売り前に先行予約がたくさんある舞台はあまり見た事はない(苦笑)

舞台好きはチェックしているから別にいいが、たまにしか見ない一般の観客は普通に一般売りの時に買いに行って良い席が無いのに驚くのではないか。
この辺は少し売り方は考えた方がいいと思う。

何より今回の舞台、宮本亜門さんを筆頭に名前だけで買いにくる一般客だけでも相当いるので下手をすると一般売り初日完売という事態も予想できる。

それを狙っているかどうかは知らないが少しチケットの売り方は気になった。