挑戦!シナリオライター(映画・ドラマ)

シナリオライターを目指す徒然なる一言(携帯でもリンクで飛べるようになりました♪携帯でもご覧ください)

「医龍」と「TBSドラマなぜ当たらなくなっているか」

2007-12-07 22:18:35 | ドラマ・映画
「医龍」

このドラマも収集がつかなくなってきつつある。内田有紀と新しいバチスタチームと病院二つと要素をたくさん用意しすぎて初シーズンのようなスピード感が今シーズンはまったくない。

特に内田有紀がもったいない。何気に分かってしまったのも痛いが、それならもう少し早い段階でちゃんとした一話で見せた方がただのファンドマネージャーでないのが強く出て視聴者側は面白かったと思う。

「TBSドラマなぜ当たらなくなっているか」

社長が嘆いていたようだが、分析できていないとは重症だ。制作者目線で分析しているから視聴率が回復しないと初めて分かった気がする。

「ハタチの恋人」を題材にすると「水と油のキャスティング」と「ロングストーリーの無いシナリオ」が視聴率がまったくでない原因だ。

また、多くの最近のTBSのドラマは上の二つが必ず原因になっている。これは視聴者目線でドラマを見れば普通に気づくはずだ。

明石家さんまさんは俳優ではないが、俳優を消す飛び跳ねる陽の存在だ。この人を起用した場合、配役は相当難しくなる。飛び跳ねるキャストを抑えるには、重厚な演技ができる相手役が必要になる。

そして、シナリオもコメディ一つしか考えられなくなる。理由は簡単、年齢ただそれだけの理由だ。

また、最近の「TBSドラマ」は「ロングストーリーが無い」。
「何かが起こって、変化して何かで終わる」というきわめてシンプルなことが連続ドラマで出来ていない。
どんなベテランシナリオライターを起用しても、最近はそんな感想を持つ。ということは、プロデューサーの要求が大きくずれているといえる。
シナリオライターはプロデューサーと意見を戦わせながら妥協して着地点を見出しているはずだがら、ずれを修正するにしてもそのずれが大きければ限界があるからだ。

個人的な見解からするとプロデューサー教育のし直しをすることを勧める。