挑戦!シナリオライター(映画・ドラマ)

シナリオライターを目指す徒然なる一言(携帯でもリンクで飛べるようになりました♪携帯でもご覧ください)

「医龍」と「交渉人 真下正義」

2007-10-19 21:14:04 | ドラマ・映画
「医龍」

今回は展開が速いような遅いような。ストーリーとしては、遅いと感じる。この話なら一話で持ってくるのが筋だろう。

また、大塚寧々が出てきたなら新しい役立たずがどんでもない大物に化けるのが視聴者には読めてしまうとともに、尚更一話に入らなかった理由がみえない。

そして、内田有紀。悪役が似合わないし、あまりに表情が出すぎているので外資の冷徹なコンサルタント…のわけがない。

坂口を追い出して鬼頭を連れてきたのも失敗だろう。一話に出てきた北村一輝が出てくれば面白さはうまく出せたが、これではどんでん返しが起こっても驚きが少ない。

事情は分からないが、主要な登場人物を一話で登場させきれなかったこと、岸部一徳の病院再建後の運命がこの時点で分かるのは痛い気がする。

どうして北村一輝では無かったのか不思議だ。これで内田有紀がなんらかの理由で敵の振りをしているのがはっきりとした。

「交渉人 真下正義」

君塚さんを意識しすぎて中途半端に君塚作品に似せて面白さがまったくでなかった映画だ。楽しみにして見に行って肩を落として帰ってきた記憶が今でも新しい。

真下がネゴシエーターとして優秀で、恋人未満の前では抜けている姿のコントラストだけを常に対比させるシナリオにすれば、全体のストーリーはこのストーリーでももう少し面白くできたと考える。