挑戦!シナリオライター(映画・ドラマ)

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三谷幸喜氏とコメディと「14歳の母」

2006-11-08 21:56:27 | ドラマ・映画
最近テレビに出たがりの脚本家三谷幸喜氏。
と思っていたら本人は役者志望だったそうで
そりゃでるなぁと改めて見直している。

「THE 有頂天ホテル」でもちょこちょこ出ま
くっている。
ただ、映画コメディとしてはこの映画は少し
外している。

朝日新聞で書いている同氏の日常生活の方が
普通の人は腹を抱えて笑えたりするのに、こ
の映画は懲りすぎたようだ。

もっとも、私なんかはこの映画のようなコメ
ディも書けないので、あまりえらそうには書
けないが。
コメディは登場人物が真面目に演じられなけ
れば見ている人は面白く無いという原則があ
る。
ということで、失敗するコメディは登場人物
が不真面目な場合が多い。

ここまでは、シナリオ書き出して二年目でよう
やく判ってきた。
いつかコメディが書けるようにはなりたいもの
だ。

「14歳の母」
ドラマの内容はいいのか悪いのか分からない。

関心の高さが視聴率になって出ているからだが、
個人的な中学の経験からこの設定で主人公が、こ
んなにきれいに立って歩けるほど中学生という大
人でも子供でもない人間は優しくない人間が多い。

それはいじめによる自殺が最近注目を浴びてい
ることからも推測できるだろう。
ドラマでそこまで書くと以前日テレでやった天海
の「女王の教室」の逆の子供版になるので、やら
ないだろうが、この「14歳の母」は狙いが心地
良くない。

実態としてあるのは知っているが、テーマにするな
ら別の視点で学校を捕らえて欲しかった。
ラストをどこに落とすか分からないが、学校をテーマ
にしたやるべき姿は他にあると思っている。