一期一会の日々

日々のあれこれ

ダイニングバー響 新宿NOWA店

2012-12-22 00:23:18 | グルメ

数週間前の職場の忘年会。
春の新歓送迎会はどこだったか忘れてしまったけれど、
あまりにも狭い空間で幹事さん4人が席にも着けず、
ずっと立食状態だったのが未だに忘れられない。
今回はどんなところで?!と違った意味でワクワクしていたが、
とても素敵な空間を用意してくださっていた。

瓶ビールモルツはキンキンに冷え、
アルコール唯一ビールが苦手な私でも、
乾杯の際の気持ち程度だったがびっくりするほど美味しく感じた。
まあ、携帯も持っていないのに、地図やらの情報を忘れてきて、
「NOWAビル」と「響」のフレーズだけを頼りにさまよい、
やっとの思いでたどり着いた経緯も影響しているのだろうが。

くじで決まる席は、苦手上司とは隣なものの
テーブルが離れているので一安心。
愚痴のこぼしあいにならず、バカ話したり、
大人の会話ができる人たちとの席でさらに安心。

さてお食事は、ホタテとネギの酢味噌和えから始まり、
冷や奴、そしてシジミのすまし汁と続く。
早い段階でシジミの登場。
「飲む前に飲む!」の心配りだろう。
これがまた、シジミからだけの出汁ではないのが心憎い、美味!
お刺身、揚げ物、蒸し物、御飯、香の物、汁物、柚風味のアイス。
どれもこれも美味しく、楽しくいただけた。
シックな雰囲気で居心地のいい空間がそれを引き立たせていた。

そうそう忘年会のお楽しみとしてビンゴがあった。
今回は各自1000円程度のプレゼントを持参だ。
私がブービー状態で残り福から当たった物は
再利用可の携帯カイロと入浴剤。無難な路線だ。

ちなみに私が用意した物。
千疋屋のグレープフルーツ1個840円+とバナナ1本210円。
これを緩衝材をたっぷり使って、なんとケーキを入れる大きな箱に包んでいただいた。
そのおかげか早い段階でチョイスされたが、1000円じゃ絶対無理とわかっていながらの
開封前の「千疋屋!メロン!」のコールには穴があったら入りたい心境だった。
箱を開けた瞬間の「あれっ?!」な表情が忘れられない。
お疲れ働きマンにビタミンとパワーを!
何より、こんな高い果物自分じゃ買わないけど、
どれぐらい美味しいか一度は食べてみたいもの。
そう思ってチョイスしたけど、異様な盛り上がりと落胆に
心臓がバクバクして生きた心地がしなかった。

一応選ばれた先輩にお声がけ。
「千疋屋だし間違えないと思って。ゼリーだと思ってた」
お値段の報告をして思いの丈を伝えると
「私バナナ大好きよ。そうだ、半分こしようか!」と太っ腹。
ご辞退申し上げたが、結局美味しかったのかな~。
聞きたいけど、何となく聞けない…。