小川糸さんの『食堂かたつむり』を読んだのは5年前。
私がどこまでも落ち込んでいたあの日々だ。
そしてこの読書の一時、気持ちを救い上げてくれた1冊。
それから、小川糸さんは注目の作家さんだ。
『つるかめ助産院』もほっこり心温まる作品。
小野寺君の存在は別として、登場人物一人一人が人間くさくて、そして抱えるものが大きくて。
人に傷ついても、癒してくれるのはまた人であり。
真の強さは、真の優しさから生まれることを教えてくれる。
傷のなめあいの絆でなく、互いを認めていたわりあう。
今ドラマが進行中。
配役がぴったり。
島の雰囲気とまりあの心がほぐれていく感じが、とっても心地よい。
パクチーやサミーの抱えるものまでは盛り込まれないかもしれないけれど、
それはそれでいいドラマに仕上がっていると思う。
手当て
この『つるかめ助産院』で改めて気づいたことだ。
ドラマを見ている人には、是非原作も読んでいただきたい。
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