水に浮かび物思う

カリフォルニアの海でカヤックに出会う。キャンプやハイキングの話も。

痛飲!@静岡県富士宮市田貫湖キャンプ場

2007年12月13日 | キャンプ

ちょっと前のことになってしまったけれど、富士山のふもと、静岡県富士宮市でキャンプをしてきました。



キャンプ場に名古屋チームと東京チームが合流。各々でテントを張り、ダラッと一日過ごそうゼというオトナのキャンプでした。一日中料理をダラダラとつくり、それをダラダラと食べ続け、ダラダラと飲み続ける。このダラダラ感がいーのです。しかし、時折統率を見せる時もあります。それは例えばギョーザを包むとき、乾杯の時、皿洗いの時だったりします。そのヘンの機微もやっぱりオトナです。

ぼくはキャンピングチェア(アメリカではdirector's chairと言ったりします。映画監督が座っていそうですね)に座って寒さにかじかむ手をこすって温めながらギターをポロンと弾き、富士宮はなぜヤキソバが名物なのかを議論し、キャッチボールをしたり、ジャパニーズサラリーマンの仕事上の嘆きを聞きいたりしました。メガネ業界の人が多かったので、お陰で日本のメガネ業界についていくつか学びました。



夜は冷えました。翌朝は摂氏0度を下回ろうかという冷え込みです。お湯で割った焼酎が、こんな夜にはありがたい。みんなで大きなリビングテントの中に入って談笑しました。ほとんど貸切のようなものですから誰も声の大きさなど気にしません。最後の方にはみんなでブルーハーツなんか歌ったりしてノリノリです。

寒いせいかあまり酔った気がしませんでした。男女混合の7人、そのうち4人はぼくと初対面というこれまでのぼくのキャンプ歴にないパターンでした。それもあってか、いつになく深酒をしてしまい・・・。



日本一の富士山の前で、ぼくは翌朝深く反省していたのでした。みなさんは朝食を食べてコーヒーを飲んで、すこぶる元気なのですが、ぼくは一人テントの中で銅像のように身じろぎせず使い物にならなくなっていました。もうお酒は飲みません。

しかしほどなくしてぼくも回復し、チャーハンとマーボー豆腐を頂きました。キャッチボールも出来るようになりました。「○○くん(ぼくの名前)、昨日○○って言ったの覚えてる??」という質問にどっきーんとしたりしました。こうしてふたつみっつ反省材料をもらいながら皿洗いをしました。もうお酒は飲みません。

そして我々はキャンプ場を後にし、富士宮の温泉に浸かって帰路につきました。深酒を除けばいいキャンプでした。どうでもいい話ですが、ぼくの兄がその日、偶然にも富士宮へ一人でドライブしにいって、同じ温泉に入り、同じお店でヤキソバを食べた(ぼくらは行きに食べましたけど)そうです。温泉に入った時間は30分とずれておらず、偶然とはいえこんなこともあるのかと不思議に思いました。


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