水に浮かび物思う

カリフォルニアの海でカヤックに出会う。キャンプやハイキングの話も。

陸上の花見

2008年04月08日 | 外あそび

願わくば 花の下にて 春死なん その如月の望月のころ (西行)



桜。たいへん風流なのである。三月の最終週、友人に誘われて代々木公園にお花見に行ってきた。花見。日本人の美意識の結露なのである。といいたいところなのだけれど、誘ってくれたのはアメリカ人の人なのであった。



大変な人の数である。ぼくたちはビニールシートの上にすわり、みんなでいなりやサンドイッチやポテトチップスやインド土産のカレースナックを食べた。アメリカ南部料理の豚の皮のフライもあった。メンバーも食べ物もインターナショナルでなんか楽しい。





ああ、コレコレ。このスナックがうまいんだ。最近ちょくちょく日本でも売られているのを目にするようになった。ありがたいなあ。

そういえば、ぼくがバークレーから帰国するときに、バークレーにあるローカルなチョコレート工場でお土産にチョコレートをたくさん買って帰った。去年の今頃の話だ。それをみんなに配ってあるいたのだけれど、あるとき地元のスーパーに行ったら、同じブランドのチョコレートがずらりと並んでいるではないか!あちゃーである。日本人の企業家の努力には頭が下がる。

まあ、ともかく、花見は大変盛況だった。桜は綺麗だなあ。ぼくとEはそのあと、日本橋付近のかっぱ橋に行ってお皿やお椀やどんぶりを買い込んだ。家に帰って包みをあけていると、選んだお椀の模様がそれとなく桜に似ていた。そうと知って選んだわけではなかったのだが、どうやら桜の花がぼくの心にも少し舞い込んだらしい。


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