pacyの危ない天使(矢沢永吉ブログ・クレイジーケンバンドブログ・グルメブログ)

2005年4月3日~自由・気ままに好き勝手な事を綴っております(笑)

今年で何年目だぁ???

「いつか、その日が来る日まで...」ひとまず感想

2019年09月07日 | 矢沢永吉さん
さて、ここ何日かじっくり聴き込んでおります

自分なりの「ひとまずの感想」です

今回のこのニューアルバム、事前に一部が視聴出来たけど、
自分は一切せず・・・ただNHKのドキュメントでバックに
流れていたので、ある程度の印象は判っていたけど

まず、全体的な印象としては、大人のロック感の印象があった
1995年の「この夜の何処かで」と同じ雰囲気かな・・・と

とりあえず・・・「ハハ」とか「オーライ」とかちょっと多くない??

01.今を生きて

こういったシャッフルなナンバーを初っ端に持って来たのは
ガイ・アリソン氏のキーボードも
ライブではどんな感じになるのか楽しみな曲

02.魅せてくれ

昔の曲調としては「抱いちまったら」っていう曲に似ている感があるけど、
サビのホーンセクションで盛り上げ・・・っていうアレンジは充分理解出来るか。
「サイコーな・・・」と同類項だわな、これはライブ必至曲だね

03.愛しているなら

結構綺麗なメロディだと思うけど、サビがちょっと気だるいかな・・・
「心が痛くて・・・」っていう部分はグッとくる

04.ヨコハマ Uō・Uō・Uō

大好きな曲
ここ10年ぐらいの永ちゃんの曲の中では一番「グッと」きた
先日の「ミュージックステーション」で聴いた時にちょっとウルっとしてしまったぐらい
これこそ「矢沢メロディ」だと思う
ただ、途中の「オーライ」は要らない

05.海にかかる橋

「夏感」あるなぁ・・・と結構好き

06.ラヴ・イン・ユー

永ちゃんらしいロック・ナンバーだわな
いかにもって感じもするし。カウベルもこういった曲では必要だし、心地よいライブではこれは演るだろう
ただ、曲の終わり方がいかにも短く収録、ちょっと唐突な終わり方が

07.SEASIDE ROAD

コーヒーショップとか出て来る歌詞、いかにもキャロル的かな
ライブでは永ちゃんがアコギ1本だけで演っても面白いかもね

08.稲妻

これは絶対にコンサートでは演るな
なんか「ジャミン」的感もあるかな・・・もっと重量感が欲しい

09.デジャブのように

日本テレビの「スッキリ」のインタビューで言ってた「捨て曲」がこれなんじゃ?としてまずは思った印象
ただ後々、グイグイ来る感じは自分的にする

10.いつか、その日が来る日まで...

今年のコンサート終わりの客出しはこれだわな
この曲の作詞をされたなかにし礼さんにこれは「タイトルはこれ」「こんな内容で」って
おそらく事前に依頼したと思う。
ただ、終わりが中途半端、もっと壮大感が欲しいかなちょっと物足りない、もったいないとも思う




まず、「シンプルに」「余計な音を削ぎ落とす」「リスナーが聴きやすい」っていう
コンセプト、これは2009年の「ROCK'N ROLL」からの傾向であり、あの時からもう10年経っているけど、
永ちゃんは頑なにその考えを変えないのであって・・・

実際に自分もその2009年の「ROCK'N ROLL」がリリースされた時にこのブログで
「このアルバムはおそらく今後のターニングポイント、代表作になるだろう」とひとまず感想を
綴りました

その後、自分的は駄作と思っている「ツイスト」やあまり響かなかった「ラスト・ソング」よりは
今回のアルバムの方が

Twitterとかで「オリコン1位」とか騒いでいるけど、それぞれの秘蔵ライブ映像が
別々に入っていれば自分みたいに2枚買うんだし、1位になるのは当たり前だわな

ただ、やっぱり「音の厚み」「複雑さ」を求める自分としては「まぁまぁかな・・・」と

その直球感を永ちゃんが変えないのならそれはそれで理解出来るし。
事実、そのシンプル・直球感を出した2009年の「ROCK'N ROLL」で永ちゃんファンを辞めた人もいるし、
それは理解できるなぁ・・・とも。

90年代に言っていた熟しきった桃が今にも落ちそうで、ファンは一生懸命その桃を取ろうとするけど、
手が届きそうで届かない存在だった永ちゃんがあれから約20年後にはすっかり下界に降りてしまった現在は
それはそれでもう「仕方ない」と諦めるしかないんだけど、やっぱり永ちゃんには
理解するのに苦労する音楽性を求めたいし、リスナーがし易いアルバムなんて
作って欲しくない願望はいまだにあり・・・

「おそらくこれが最後のアルバム」となれば、もうこれはこれで受け止めよう・・・と

先日のNHKのドキュメントで「船は卒業して、その分を音楽に・・・」って言ってたけど、
あれは嬉しかった。

自分的には「熱狂的信者」を卒業したと思っているけど、もしかするとまだ信者かもしれないね



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9 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (通りすがりのデビル)
2019-09-07 15:59:40
アルバムロックンロール発売からは、10年です。
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通りすがりのデビル様 (pacy)
2019-09-07 16:47:13
わざわざありがとうございます。

修正しました
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Unknown (まなぶ)
2019-09-07 17:45:34
こんにちは。アルバム「ロックンロール」からですかね?自分的には「LOTTA GOOD TIME」からシンプル傾向になったと思っています。それにともなって歌い方も変わってきたような気がします。自分は永ちゃんの声では低音が好きなんですが、最近のうねるような、ねちっこい歌い方しているのがどうも駄目で・・・。もう一度YES、MARIA、the name isのころに戻ってほしい。気分を害したらすみません。
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こんにちは~ (chinatown)
2019-09-08 18:07:10
私もさっきアルバムマイレビューアップしました
でpacyさんの感想を読んで似てるなぁと
上の方が書かれてる「ねちっこい歌い方」は私も少し気になったけど、最近はそれに慣れてきてるし
LIVEだとねちっこさも消えるのでLIVEで早く聴きたいです
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Unknown (通りすがりのデビル)
2019-09-09 01:49:16
皆様が指摘されています、
ねちっこい歌い方、
いわゆる、
ビブラート的な歌い方の事だと思いますが、
これらの歌い方が目に付くというか、
耳に付くというか、
気になり始めたのは、
2009年頃、
特に感じたのは2010年のツアー辺りでしたかね?

『ゴールドラッシュ』を歌ってる時の、
例えば、

この辺りも 変わっちまった
歌って店もないし〜ィィ〜ィ
って所で、
???

あれ?
これちょっと変わってるなと強く感じました。

正直、
低音部分が厳しくなってるのであろう事は、
かなり前から気づいてましたが、

ゴールドラッシュの時に確信しました!!

今回のアルバムの

『愛しているなら』

でも低音きつそうだし、
音程も歌い方も??
と感じたりします。

歳を重ねた事で出ない音域、厳しい音域があるのかと思います。

シャウトする曲やノリの良い曲は、
自前の喉の強さで乗り切れるのでしが、
バラード系では厳しいのかなと、
ずっと前から感じていました。

しかし、
私はそれも含めて矢沢永吉が大好きです。

こらからも応援したいと思います!

長々と失礼いたしました、、、。
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Unknown (通りすがりのデビル)
2019-09-09 02:20:07
先ほどのコメント、
誤字脱字失礼いたしました🙇‍♂️
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まなぶ様 (pacy)
2019-09-14 11:33:14
コメントありがとうございます。
ご返事遅くなり申し訳ございません。

「LOTTA GOOD TIME」からシンプル傾向⇒なるほど、それも頷けますね
自分はそのロックンロールがリリースされた時の「余計な音がなんちゃら」的は発言がインパクトがあったので、そう解釈しております

うねるような、ねちっこい歌い方⇒確かになんか意識的にそうしている感はありますよね
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chinatown様 (pacy)
2019-09-14 11:35:34
先日は唐突にご連絡してすみませんでした

やっぱり感想は似ておりましたか

LIVEだとねちっこさも消えるので⇒確かに
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通りすがりのデビル様 (pacy)
2019-09-14 11:40:32
誤り部分のご指摘ありがとうございました。

すごくお詳しいですね

歳を重ねた事で出ない音域、厳しい音域⇒確かにそれはあるかもしれませんね
唄い方が変わったとかあまり気にはしていませんでしたが、やっぱり声質等は限界もあるかも・・・

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