こんちゅう探偵団Ⅱ

日本各地の昆虫好きが集まる謎の探偵団結成!?
Let's 昆虫採集!! Since in 2019.9.1

ガロアケシカミキリ

2019年10月31日 | 探索記録(生物)
2019年 北海道
本日は広葉樹の枯れ枝で見られた小型のカミキリムシのご紹介です。
体長4㎜前後の本当に小さいガロアケシカミキリの登場です v(。・ω・。)ィェィ♪


ガロアケシカミキリ
日本各地に分布する、カミキリムシの仲間で体長は3~6㎜前後。
ホストは広葉樹各種で、成虫は6月~8月にかけて広葉樹の枯れ枝で見られる。
写真の個体は広葉樹の枯れた細い枝で見られたガロアケシカミキリを採集して撮影。



ガロアケシカミキリ
採集時の様子、指の大きさからかなり小さい種のカミキリムシと言うのが分かります。
短い毛が体中にまばらに見られ、上翅後方には黒いアーチ型の紋が見られます。
頭胸部は横に広く突起も見られる。

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ツマグロカミキリモドキ

2019年10月30日 | 探索記録(生物)
2019年 北海道
本日はセリ科の花の上に飛来したオレンジ色の細長い甲虫の
ご紹介です、過去に2回見ている甲虫で今回で3回目になります v(。・ω・。)ィェィ♪


ツマグロカミキリモドキ
日本各地に分布する、カミキリモドキの仲間で体長は9~12㎜前後。
幼虫は朽ち木や古い木材を食べるそうですが、特に塩分やミネラルを多く含む木材を
好んで食べている事から沿岸分に多く見られるようです。
産地は局地的であまり多くは見かけません。
成虫は5月~7月に花を訪れる個体や、夜間灯火にも飛来する。
写真の個体はセリ科の花を訪れたツマグロカミキリモドキを撮影。
体にカンリジンを含む為、その液体に触れると水ぶくれが出来て被れてしまうので注意して下さい。

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コゲチャツツゾウムシ

2019年10月29日 | 探索記録(生物)
2019年 北海道
本日は枯れ枝で見つけた小型のゾウムシのご紹介です。
細長い体の可愛らしいゾウムシです v(。・ω・。)ィェィ♪


コゲチャツツゾウムシ
日本各地に分布する、ゾウムシの仲間で体長は7~10㎜前後。
ホストはクヌギ・コナラ・カシなどの広葉樹。
成虫は6月~8月に広葉樹各種の枯れ枝の上で見られる。
写真の個体は枯れ枝で見つけたコゲチャツツゾウムシを撮影。
近似種のツツゾウムシでは触角第1節は第2節とほぼ等長であるのに対して
コゲチャツツゾウムシの触角第1節は第2節の1.5倍もあるそうです。
※ 触角の付け根の長いのは柄節と呼ばれその次の節が第1節にあたります。

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ハマベゾウムシ

2019年10月28日 | 探索記録(生物)
2019年 北海道
今回は以前から何度か探していた小さいハマベゾウムシの記事です。
2019年は春~初夏にかけてあちこちの海岸を探していました v(。・ω・。)ィェィ♪


ハマベゾウムシ
北海道・本州・九州に分布する、ゾウムシの仲間で体長は3.8~4.2㎜前後。
ホストは海岸に打ち上げられたアマモなど。
成虫は5月~8月にアマモの下などで見られる、写真の個体は海藻類の下にいたハマベゾウムシを撮影。



ハマベゾウムシ
4度目の遠征でようやく待望のハマベゾウムシを見つける事が出来た。
アマモと言うか打ち上げられた干からびた海藻の下に、潜んでいた。
1頭見つけると同時に数匹がコロコロと見つかり、慣れると良く見られる様になった。



ハマベゾウムシの見られた海岸の環境



ボリュームのある海藻の塊。
ひっくり返した際の砂がやや湿り気のある方が多く見つかった。
この海藻の塊の中にアマモも入っているのだろうか・・・



ハマベゾウムシ
まるで小型の象さんの様でとても愛嬌のある顔をしている。
体はゴツゴツして手足は毛ガニ似た様な短い毛が見られる。



ハマベゾウムシ
海岸性の小型のゾウムシで幼虫・成虫ともにアマモを食べている様です。
後翅は退化しており、飛ぶ事は出来ない。各地で見られるもののその環境は割と局地的な様です。

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アカガネサルハムシ

2019年10月27日 | 探索記録(生物)
2019年 北海道
今回も昨日の記事同様、小さくて丸い虹色の綺麗な甲虫のご紹介です。
ノブドウなどの葉を見ていると良く見かけます v(。・ω・。)ィェィ♪


アカガネサルハムシ
日本各地に分布する、ハムシの仲間で体長は5~7㎜前後。
ホストはノブドウ・エビヅル・トサミズキ・ハッカなど。
成虫は5月~8月にホスト類の葉の上などで見られる、写真の個体は採集後のアカガネサルハムシを撮影。
幼虫はノブドウやエビヅルなどの根を食べ、成虫はそれらの葉を食べている。
赤と緑色の綺麗な光沢を持つハムシです (^∇^)アハハハハ!

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ニジゴミムシダマシ

2019年10月26日 | 探索記録(生物)
2019年 北海道
今回は小さくて丸い虹色の綺麗な甲虫のご紹介です。
朽ち木などを見ていると良く見かけます v(。・ω・。)ィェィ♪


ニジゴミムシダマシ
日本各地に分布する、ゴミムシダマシの仲間で体長は6~7㎜前後。
ホストは朽ち木や腐食植物など。
成虫は5月~10月に朽ち木や枯れ枝などで見られる、写真の個体は倒木の樹皮にいたニジゴミムシダマシを撮影。



ニジゴミムシダマシ
倒木の裂け目に3匹のニジゴミムシダマシがいます。
上翅は虹色に輝く綺麗な色をしています、光の当たり具合では
まるでシャボン玉の虹色に近い色合いに見えます。

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カラフトモモブトハバチ

2019年10月25日 | 探索記録(生物)
2019年 北海道
今回はとっても大きくて迫力のあるコンボウハバチの仲間のご紹介です。
目の前を飛んでいる姿を見るとその大きさに圧倒されてしまいます v(。・ω・。)ィェィ♪


カラフトモモブトハバチ
北海道・本州・四国に分布する、コンボウハバチの仲間で体長は25㎜前後。
ホストはシラカバ・ダケカンバなど。
成虫は6月~7月に見られる。
写真の個体は飛翔中のカラフトモモブトハバチを捕まえて撮影。
ハバチの仲間の中では比較的大きく、幼虫はシラカバの葉を食べて育ちます。


カラフトモモブトハバチ
2011年 北海道
ちなみにこちらは以前、札幌市内で撮影したカラフトモモブトハバチ。
実に8年振りの撮影でした ( ^∇^)キャキャキャ

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ノコギリカミキリ

2019年10月24日 | 探索記録(生物)
2019年 北海道
今回はカエデの葉の上にいた大きくて黒いカミキリムシのご紹介です。
ノコギリカミキリ、触角が櫛歯状になっているのが名前の由来です v(。・ω・。)ィェィ♪


ノコギリカミキリ
日本各地に分布する、カミキリムシで体長は23~48㎜前後。
ホストは針葉樹・広葉樹各種。
成虫は5月~9月に見られ、夜間灯火にも飛来する。
写真の個体はカエデの葉の上にいたノコギリカミキリを撮影。
個体数は多く、伐採木や衰弱した木の根元付近でも良く見かけます、大きくて
黒光りする容姿は一瞬ゴキブリの様に見えてしまいます、発音するので
捕まえると首の付け根付近から『キーキー』と音がします。

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ウメガサソウ

2019年10月23日 | 未同定の生き物
2019年 北海道
今回は林床で見つけた小さい花の写真を掲載。
北海道は道東、日の当たる明るい林の床に咲いていました v(。・ω・。)ィェィ♪


未同定種 ①
撮 影:2019年7月 北海道
日の当たる乾燥した林の下草に目やると可愛らしい小さい
花を見つけました (=⌒▽⌒=) ニャハハハ♪
種名が分かる方がいればご教授下さい、宜しくお願い致します ☆ヽ(▽⌒*)ヨロシク♪
※ 追記:ウメガサソウと教えて頂きました、きなこさんありがとうございます。

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キンヘリタマムシ

2019年10月22日 | 探索記録(生物)
2019年 北海道
今回は久しぶりにタマムシのご紹介です。
緑色に輝く美しいキンヘリタマムシです v(。・ω・。)ィェィ♪


キンヘリタマムシ
日本各地に分布する、タマムシで体長は8~13㎜前後。
ホストはハルニレなど。
成虫は6月~8月にハルニレの伐採木や衰弱木などで見られる。
写真の個体は採集後の室内撮影。
非常に美しい輝きを放つキンヘリタマムシ、近似種のエサキキンヘリタマムに似る。

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