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道を探して

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土岐市 陶史の森 コモウセンゴケ 5月29日

2007年06月03日 | 山 散歩
最近毎週仕入れと言っては出かけていますが、先週は岐阜県土岐市にある陶史の森に行ってきました。

 ここの存在を知ったのは、「東海花の湿原紀行」という本に紹介されていたからです。愛知、岐阜の貴重な湿原を網羅している貴重な本です。籐七原湿地もしっかり紹介されていました。

 場所は土岐プレミアムアウトレットから見ると谷を挟んだ反対側のこんもりとした丘陵地です。この辺は高い山もなくのどかな丘陵地が続いていますが、意外にも杉やヒノキの人工林は少なく自然林or雑木林のような景色が続いています。それでも開発の手は入っており、こんなところに!!と思うところに住宅地が広がってびっくりです。

 陶史の森もそんな環境の中にあって一風変わった所です。純粋に自然保護を目的に作られたところかと思えばそうでもなく、芝生の広場があったり、巨大な遊具があったり、挙句の果てには羊の放牧地(当然草は食い尽くされて、はげ地が広がっています)があったりで・・・。

 それでも山中の遊歩道にはいまだにワラビが取れたり、ツツジが咲いたりしています。池のほとりには、移植されたのかな?と思ってしまうほど場違いで鮮やかな紫色のシランが。そして沢沿いの斜面には写真のコモウセンゴケが結構密生していました。日本では少ない食虫植物の1種です。ピンクのつぼみが確認できましたが、開花はもう少し先のようです。

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