法律事務所とキッズダンス教室・ヨガ教室

一見何のつながりもない分野をこなす私、尾埜 圭司からの情報発信。
みんな人とのご縁を紡ぐ仕事です。

尾埜合同法律事務所       何でやねん?

2010-02-26 | Weblog

2月25日(木曜日)

 昼から、金澤 昌史弁護士と顧問契約を交わす、I 社へ。
金澤弁護士は、ボス尾埜 善司弁護士と共同受任している遺産分割事件の調停のため、関東の裁判所へ出張で留守。

 I 社の専務に、「新しく加入した井元弁護士を同行させましょうか?」と振ってみましたが、「いや、別にええよ・・・・。」といつもと違う調子。

「なんかあるな・・・。決算時期やし、それかな?」

 会社にうかがって、お話を聞いてゆくと、決算の結果が思わしくないようでした。
「社長はおるゆうても、俺が仕切っている以上、俺の責任やからな・・・。個別取引については、自信があるけど、会社経営はむいてへんのかな?」

「そうは思いませんけどね。会社というのは、法人税の税率、税の二重取り、費用の発生時期、また費用の全てが経費と認められないというずれの問題など、利益を阻害する要因が意外に多いのです。そういったフレームはもう少し勉強する必要はあるとは思いますが。顧問税理士はそういったことをアドバイスしてくれないのですか?」

「ないなー。尾埜さんがやってや。」

「基本的なことはできますが、やはりそういったニーズを充たす税理士に変更したほうが良いとは思います。フット・ワークも良ければ、月1回くらいの、外部ブレーンを入れたミーティングを開催すれば、ええんと違います?」

「それええな。そんな税理士いてる?」

「この地区を担当できる税理士では、1人候補はいます。フィーリングと、フィーの問題が合えばいいですが。一度会って見ますか?」

「是非、お願いするわ。」

帰り、駅まで送っていただく車中で、「今日は、凹んだとこ見せてしもたけど、次お会いする時には復活しとくわ。」

 経営者は孤独です。
社内で弱みを見せることはできません。
そのために、われわれ、外部ブレーンがいるのです。
うちの弁護士にも、こういったときにも呼んでもらえるようになってほしいものですが、まだまだ先かもしれませんね。

 いったん事務所に戻り、別件のご相談のヒアリングのため、心斎橋へ。
事業保証に絡むご相談でしたが、途中で、事務所から電話が・・・・・。

「今日の調停結果について、ボスがかなり怒っている。」と金澤弁護士。

「知らんがな。法律事項の中身については、担当外でっせ!」

「・・・・・・・・・。」

「わかった。何とか都合をつけて戻るわ!頼むで!」

金澤弁護士の弱点が調停の場で出てしまい、報告についても腰が引けてしまったようです。

「君は、弁護士やろ?」

ボスの言葉は今日は重かったですね・・・・・。

 

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