今週は、尾埜合同法律事務所の金澤 昌史弁護士のプロジェクトで、また新しい出会いをいただきました。
金澤弁護士は、今年9月に弁護士活動10年の区切りを迎え、かねてから希望していた尾埜合同法律事務所の代表弁護士、尾埜 善司とのパートナーとして独立を果たしました。
10年間の実務経験から、実力は十分ですが、独立となれば、給料をもらう立場から、給料や経費を支払う立場に変ります。
また、今までは、所属事務所の事件を所属事務所の弁護士の一員として扱ってきたのが、自分自身の事件として責任を持って、時には人を使うことでこなしてゆかなければなりません。
弁護士業務を行うということでは同じでも、気持ちを180度入れ替えてやらなければならず、来年1年が勝負の年になります。
そんな状況なので、日々の業務をこなすだけでは足りず、新しい顧問先のご紹介を受け、事業主さんとじっくりお話しすることも重要な仕事になります。
木曜日も、顧問先となる予定の保険代理店のK社長からのご紹介を受け、運送会社のI社長、専務とお会いする機会をいただきました。
金澤弁護士に同行して、会社にお邪魔し、I社長と名刺交換。
品のある、穏やかな感じの社長さんでした。
約1時間、創業者としてのご苦労や、事業をご子息の専務に移行させてゆく思い、従業員のかたがたに対する考え方など、実体験を踏まえた貴重なお話をお伺いでき、大変良い時間になりました。
個人的には、会社経営上の「ある問題点」について、ずっとどのように対処すべきか悩んでいたことがあったのですが、I社長のお話の中から、そのものずばりの解答を得ることまでできました。
また、顧問弁護士の存在の重要性を十分ご理解いただいた上、弁護士一般に対する厳しいご注文もいただきました。
その上で、「金澤先生やったら、大丈夫とご紹介を受けました。来年1月からお願いします。」
と、ありがたくも身が引き締まるお返事をいただきました。
K社長からいただいたご縁です。
大切に育ててゆきたいと思います。
尾埜合同法律事務所 http://www.ono-lo.jp