法律事務所とキッズダンス教室・ヨガ教室

一見何のつながりもない分野をこなす私、尾埜 圭司からの情報発信。
みんな人とのご縁を紡ぐ仕事です。

尾埜合同法律事務所  種まき?

2007-06-12 | Weblog

 週明け、「さあ、今週も頑張りましょう!」といいたいところですが、6月に入り、若干お疲れモードです。
 日曜日も、目が覚めると11:00AMを過ぎていて、結局何もしない1日になってしまい、「もったいないことをした。反省!」と一応は、前向きに・・・。

 最近の私の1週間は、尾埜合同法律事務所での仕事の比重が、9割近くなっていて、かなりアンバランスな感じです。

 目の前の仕事はもちろんですが、先々のことを考え、種をまいてゆかなければならない時期なので、やむをえないのですが、時間がもっとほしいというのが本音。

 毎日仕事の合間に、事務所の窓からの景色を眺め、しばらくボーっとするのが唯一の楽しみというお寒い生活です。
まあ、この景色はかなりいけていて、ご来所される方々にもお褒めいただいているもので、色々なイメージがわきやすいありがたいものですが。

 中村弁護士も、色々なことにチャレンジの日々で、おそらくかなりお疲れモードでしょう。
 今年から、事務所のパートナーになり、「雇われ弁護士(イソ弁)」という立場ではなくなりました。
 立場が変われば、全てが変わる。当たり前ですが、体が覚えるにはまだまだ時間がかかります。

 大阪では超大物弁護士といわれる、尾埜 善司という厄介な人に弟子入りしてしまった以上、致し方ないのですが、新体制を作るのに私たちに与えられた時間は3年間。
もう半年過ぎたと考えるのか、まだ2年半あると考えるのかは、その人しだいです。
3年後のイメージを追いかけながら、きつい日々が続くことになります。
もちろん、私はとことん付き合うつもりです。

 そんなことを考えながらの週明け月曜日。
4:00PMごろ、例のトータルサポート 日下 潤一氏から電話が・・・・・。
 

 「S社長のところにいるのですが・・・。」
ついこの間、似たフレーズを聞いてブログにも書いた記憶が・・・

 「I係長の昇進祝いやね。今日っていうんやろ。何時?」

「・・・・・・。会社にいまして、ほとんど今から出かけようという勢いです。」

「・・・・・・。わかった。できるだけ早く行くわ。」

「これで今週も全て外食や・・・・・。」つぶやきながら、会場に向かいました。
会場に着くと、主役のI係長、S社長ご夫妻、新人のNさん、そして日下氏が、お出迎え。

S社長お気に入りの西宮の中華料理屋さん。
ここの味、絶品です!

S社長は、相変わらずパワフル。
I係長も、肩書きがついた分、より責任が重くなりました。
頑張りましょうね!

 S社長の新たな事業計画の話や、I係長のはなしで時間はあっという間に過ぎてゆきました。
途中、YOGA STUDIO Shanti-Shantiの取材が入っていたので、私は中座。
戻るとメンバーは、S社長ご夫妻と日下氏だけに。

 そこからの2時間は、S社長の中村弁護士への思いの独演会。
実は、本来はS社長は、中村弁護士とご縁があった人。
「自分が困っているときに、中村さんには世話になった。私は今でもそのことを忘れていない。中村さんの仕事に対する姿勢については、私は言いたいことはいっぱいある。でも言ってしまうと彼は傷つくのはわかっている。私は彼が傷つくのは見たくないんです・・・・。」

 この話をすると、彼の今までの社長としての厳しい顔つきから、一転やさしくも悲しい顔になります・・・。

 「でも、S社長が言ってあげるのが一番じゃないですか?」日下氏は言います。

 中村弁護士が、一流の「弁護士」になるためには、S社長に自分からアプローチし、信頼を勝ち得るまでにならなければいけないのかも知れませんね。

 でも、最後にS社長は、じっと私を見て言いました。
「尾埜さん。逆のことも言えるんです。尾埜さんがピンチのとき、計算無しに尾埜さんのそばにいるのは、中村さんなんです。彼はそういう一本気な男です。そのことを頭に入れて、中村さんのこと、よろしくお願いします。」

そういって、彼は頭を下げられました。

私は一言。「わかっています。」

日下氏がつぶやきました。
「中村先生は、本当に幸せな人や。ここにいないのにみんなが中村先生のことを真剣に話している。しかも仕事の話でしょ。普通はありえない。」

そうです。本来は誰もかまってくれない事柄で、自分で身につけてゆくもの。できなければ振り落とされるだけ。
S社長も、日下氏も1人で悩みながら這い上がってきた人です。

でも、これも中村弁護士の人徳!
ただ、こんな恵まれた環境は、もう一生ないかもしれませんね。
ガンバリマセウ!!!

尾埜合同法律事務所  http://www.ono-lo.jp