
土曜日(24日)の金沢戦で、大相撲の新潟県出身力士である豊山関がビッグスワンに登場しました。オレンジトラックでトークショーをしたり、ゲーム前にはスタジアム内で藤田選手とPK対決をしたりと、ボクらサポーターを楽しませてくれました。
お相撲さんというと「巨体で無口」、言葉は少なく「ごっつぁんです」のみ。そんなイメージをもっていましたが、豊山関は弁舌爽やかでユーモアもあり、とてもステキな印象を受けました。特に金沢が高校時代(金沢学院東高校)を過ごした第二の故郷であることにも触れ、ビッグスワンにいる金沢サポもいい気分になるようなトークを展開した時には、「豊山って性格もよく頭もいい力士だなぁ…」ってその魅力に魅せられました。
ボクは「若貴ブーム」の頃以来(番付上位がモンゴル勢ばかりになってからは特に)大相撲への興味は薄れていたのですが、豊山関の魅力に触れて「やっぱり郷土出身力士だし応援していきたいなぁ…」と思ったしだいです。
その豊山関が今日の番付発表で、幕内に返り咲くことが決定しました。十両(J2)から幕内(J1)への復活です。豊山関、おめでとうございました。さらに今日の夕方のニュースでは、「姉さん女房との結婚」も発表されました。おめでた続きです。豊山関のスタジアムでの幸せそうな笑顔の背景には、そんな嬉しい事情もあったんですね。
豊山関にあやかって、わがアルビレックス新潟にも嬉しいニュース、ボクらラサポーターが元気になるニュースがほしいなぁ…。まずは週末に「首位・柏から意地の勝ち点3ゲット!」ってニュースが欲しいです。なんたって「弱きを助け強きを挫く」は新潟の芸風ですからね。
私もモンゴル勢ばかりになってから大相撲への興味は薄れた派ですが、豊山関魅力的ですね。
個人的には郷土出身力士と言うと黒姫山ですが(いつの時代だ)、豊山関、これから応援していきたいと思います。
8月攻勢はなりませんでしたが、首位柏から勝ち点3ゲットしてもらって8月をフィニッシュ、秋に続けて欲しいと思います。
初代豊山の引退後は、「新潟県出身力士と言えば黒姫山」という時代が続きましたよね。「デゴイチ」のニックネームで親しまれた人気者でした。
今年4月に70歳で逝去されました。ご冥福をお祈りします。合掌。