２点差を追いつかれ、またしてもホームで勝てず！

中断明けとなった久しぶりのサッカー生観戦。前節はセレッソに勝利したし、ケガ人はどんどん戻ってきているし、チームとしては上昇気流。何と言っても守護神・小島が復活した昨日のジュビロ磐田戦でしたが、まさかあんな足取り重く帰路につくことになろうとはね。いやぁ～厳しいなぁ。

ボクらサポーターも、気合い入りまくりで応援したんですけどね。いやでもヨカッタよ。アルビはよかった。前半だけ見ていたら完璧に近いゲームでしたよね。開始早々にVARでノーファウルとなってしまったPK判定が…とか、長倉のあれが決まっていれば…とか、いろいろ惜しいプレーはあったけど、前半の2-0は立派なものですよ。ボクなんかは「よしいけるぞ！」って思っていましたものね。

前半のアルビの２得点は、本当に素晴らしかったです。秋山からのボールに合わせた14分の宮本のダイレクトボレーも、27分の秋山のミドルシュートも、「こりゃすごい！」「完璧だ！」って思えるモノでした。そして何よりも、ボランチの２人が点を取っているというのが素晴らしいです。秋山と宮本、最高のボランチコンビですぜ！

守備陣もよく頑張っていましたね。デンちゃんと舞行龍のCBコンビはピンチによく対応していたし、小島のスーパーセーブもありました。それがまさかの後半２失点ですよ。どうなってるんだ？いったい？

66分にジャーメイン良に隙を突かれて失点。その後で相手がレッドカードを貰い、アルビは数的有利に。この時は「しめた！」「これでいただきだ！」って思っちゃったんですよね。これがいけなかった。アディショナルタイムに、またしてもジャーメイン良に同点弾を決められました。また潟っちゃった。スルリと手からこぼれ落ちた勝ち点３です。２点のリードを守り切れず、追いつかれての引き分け。またしてもホームで勝てませんでした。

それにしても、また今回もジャーメインですよ。４月３日（水）のアウェイ戦でも２点を決められたジャーメイン良に、２試合通算で４点も決められました。「ジャーメイン良」じゃなくて「ジャーメイン最優良」ですね。「ジャーメインを徹底的にマークする」って、おそらくアルビの全選手が警戒し約束していたはずなのにね。その上を行かれちゃいました。

またしてもホームで勝てず。プラネタスワンもおあずけです。今シーズンはこんなシーンを何度見たことか。あぁ！勝ちたい！ホームでみんなで勝利を喜び合いたいよう！では、以下は思いつくままに。

●結局は３点目を取るチャンスがたくさんあったのに、それをしっかり決めきれなかったというのがアルビの大きなミスですよね。攻撃のスイッチが入って相手ゴール前に攻めて「そこだ！決めろ！」ってシーンで、互いにシュートを譲り合うような（そうボクらには見えた）場面が何回かありました。

●ファンタジスタ長谷川元希のプレーは、もう少し前を向くことを意識するようにした方がいいんじゃないかな？「ハセモト、そこを戻すか？」って場面が何度か気になりました。後半にはすごいスピードでボールを奪いにいく彼のよさも見れたし、セットプレーでチャンスを作る彼のよさもあったけどね。

●途中出場でゴメスの代わりに左SBに入った稲村はいいですね。来季入団予定の２種登録選手ながら、もうすっかりアルビのサッカーに順応しています。攻撃の起点としてダニーロを狙ってロングパスを通したシーンなんて、感動でしたよ。来季の正式入団が楽しみです。まぁでもその稲村、攻撃参加して相手ゴール前でボールを持ったチャンスの時に、シュートをせずに味方にパスする選択をした場面もありました。まだ大学生ということで、他の選手に遠慮しているのかもね。

●負け惜しみを覚悟で言うけど、「FWのジャーメイン１人にやられた２失点」と「ボランチの２人がとった２得点」の両チームを比べたとき、やっぱり「ジュビロなんてジャーメインが移籍したら終わりじゃん？」って言いたくなります。やっぱりアルビのサッカーの方がいいんじゃね？まぁ「ジャーメインをフリーにする」って失態については、深く反省し改善してほしいですけどね。

●なかなか点を決められない詠太郎やダニーロのことを悪く言う人もいるけど、右サイドの詠太郎やダニーロがボールを持つと、「何かが起きそうな予感」がするんですよね。ボクは見ていてワクワクします。ただ難点は、「予感はするけど実現しない」ことなんだよなぁ。

●後半途中出場の谷口も、何度か見せ場を作りました。惜しかったね。あれを決めきれていたら、真のエースだ！

●「モバアルZ」にゲーム後に選手たちに檄を飛ばす松橋監督の映像が、ノーカットでアップされていましたね。いやぁ～松橋さんって素晴らしい人ですね。なんかあの映像を、全てのスポーツチームの指導者（特にジュニアスポーツ）に見てもらいたいな。

●２点リードをした時に、「どうか”蹴っ散らせ"を歌いませんように」とコルリの皆さんに心の中でお願いをしていました。今回は歌いませんでしたね。それでヨカッタと思います。歌うのは最低でも３点以上のリードの時がいいと思います。

さぁ次節は、目下絶好調の京都とのホームゲームです。14位のアルビが勝ち点29で、16位の京都が勝ち点28。負ければ完全に順位をひっくり返されます。絶対に勝ちましょう。何が何でも勝ちましょう。今度こそ、ホームで勝利の歓喜に酔いしれましょう。プラネタスワンで盛り上がりましょう！頑張れ！アルビレックス！