先週の名古屋戦での、4点目のロペスのゴール。そう、あの美しい弾道を描いてゴール右隅に突き刺さったミドルシュートです。
あの一発は、残りのリーグ戦の戦いに大きな弾みをつける、非常に大きなゴールだったとボクは思っています。それはなんと言っても、ボクらがサポが待ちに待った「エース・ブルーノロペスの待望の一発」だからであります。
先日のえのいどいちろうさんのサッカー講座でも話題になっていましたが、今季のロペスはまるで何かに憑かれたようにゴールが決まりません。打っても打っても入らない。「エースの不振」はそのまま「チームの不振」につながり、チームの得点はリーグ最少。広島の佐藤寿人1人にチーム全体でも負けてしまう(ようやく逆転したけど)体たらくでありました。
しかし、ロペスは真摯な紳士です(洒落だ!)。常にストイックにサッカーに打ち込み、責任感を大いに感じながらプレーしていたのであります。「そのことについて柳下監督とロペスが話し合った」という報道も、いつだったか聞いたことがありました。もちろん、監督はロペスの実力と努力を評価していますから、彼をゲームで使い続け、結果を待ち続けたのは周知の事実。
あの名古屋戦の4点目は、そのロペスの待望の一発であります。冒頭の画像は、ロペスのゴール直後の、ヤンツー監督とロペスの抱擁シーンです。不振の中でも使い続けてくれた監督に抱きつくエース。不振のエースの待望の一発を誰よりも喜ぶ指揮官。美しいシーンです。そして、これからのアルビの快進撃を予感させるシーンです。いいねぇ…。
ついでにもう1枚。
こちらは、金珍洙のゴール前のマイナスのパスにミシェウが決めた2点目の得点後の、ヤンツー監督のポーズです。
監督!カッコイイです!