土曜日(29日)に行われたサンクスフェスタの映像を見ていて、GK瀬口選手のあるエピソードが紹介されていたのがボクの心に刺さりました。感動のエピソードですよ。今日はそれを紹介させていただきます。
瀬口選手は今シーズンの試合前日の願掛けとして、「メンバーに選ばれた選手がいい試合をできるように、ケガをしないように」と願い、自らクラブハウスで掃除機をかけ、トイレと水回りの清掃をし、酒と塩で清めてくれていたというのです。
選手トークでこのエピソードを紹介してくれたMCの千葉ちゃんは、「このおかげでボクらは優勝できたと思っていますよ」と瀬口選手の献身的な行為に感謝と賛辞の言葉を送っていました。すばらしい!これをサンクスフェスタの場で、このエピソードをみんなに紹介してくれた千葉ちゃんにも感謝です。
瀬口選手によれば、「前所属の徳島ヴォルティスの選手が優勝・昇格した時にやっていたので、新潟でもやって優勝をたぐり寄せたいと思った」とのことでした。それにしても34歳のベテラン選手である瀬口選手が、しかも彼は好調GK陣の中で一度もベンチ入りすることがなかった選手ですよ。そんな選手がチームのために影でこんな行動をしていたなんて、「どれだけチーム愛があるんだ」「チームの雰囲気がよくなるわけだ」とボクは感動しましたよ。何度も言うけどホント、素晴らしいです。小中学生の道徳の授業で取り上げてほしいくらいです。瀬口選手、ホントにホントにありがとうございます。
アルビ日めくりカレンダーに記載されている瀬口選手の座右の銘は、「一日一生(いちにちいっしょう)」です。これは「一日が一生と思って生きる」という意味の仏教の言葉のようです。「今日失敗したからって、くよくよすることはない」「落ち込むこともない」「明日はまた新しい人生が生まれてくるじゃないか」「今が一番大切だ」「自分に与えられた人生を大事にこつことと繰り返すことが大事」そんな意味だそうですよ。心に染みます。
新潟県内の各地域をまわり、積極的に地域貢献にも取り組んでくれている瀬口選手。そんな彼の生き方から、他の選手たちもボクらも大いに学ばせていただきました。本当にありがとうございました。
さて、話は変わりますが、明日(3日)はBSNでこんな番組が放送されますよ。これも楽しみですね。