今シーズンの開幕前、「史上最強」と豪語したわがアルビレックスでありますが、残念ながら降格圏内に低迷しているのは周知の事実であります。最大の誤算は何といっても「点が取れないこと」であります。アルビ選手総動員しても、広島の佐藤寿人1人に得点数でかなわないって、悲しい現実であります。
献身的ブラジル人FW:ブルーノロペス、ガンバで14得点をあげた平井将生、超高校級ルーキー鈴木武蔵、そして「史上最強」と豪語させた最大の要因は、帰ってきた元日本代表FWの矢野貴章の存在でありました。「こりゃぁ今季のアルビの攻撃陣はすごいことになるかもしれない」とワクワクしたのは、ボクだけではなかったはずであります。鈴木淳監督の下で、貴章+ペドロジュニオール+大島が最強の3トップで躍動していた2009年の夏(PJがガンバに行くまで)の再来か?…ってね。
ところが、ブルーノロペスは毎試合チャンスにはずしまくりで最近はその表情に悲壮感が漂い、平井は未だリーグ戦無得点で阿波踊りのパフォーマンスも皆無。貴章もスタメンを勝ち取れないばかりか持ち味のタフさも発揮できない状況。期待のルーキー鈴木武蔵もカップ戦で大逆転勝利の立役者となって気を吐くもケガで長期離脱。
ケガの武蔵はともかく、ロペスと平井と貴章がなんとか頑張ってくれなければ、いかに守護神・東口やオリンピック代表の大輔ら守備陣が踏ん張ったところで勝ち点3は獲得できません。とにかく、アルビのJ1残留のカギを握るのは、間違いなくこの3人なんですよ。
決めろ!ロペス! 目覚めよ!将生! 意地を見せろ!貴章!
ちょっともう、絶叫したい気分です。