週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

苦しい時は前進している!~広島戦ドロー~

2010年04月25日 | アルビレックス新潟

広島戦に行ってきました。なかなかリーグ戦で勝ち点3をあげることができないわがアルビ。「ちょっとでもいつもと違うことをやってゲンを担ぎ直したい」というサポーターも多かったのではないでしょうか?ボク達夫婦も、いつもの「みかづき」をやめて「豚骨ラーメン」にしてみたり、プレビューを買うのをいつもと違ってゲーム後にしてみたり、いつも右側に席を取るボクが左側にしてみたりと、「久しぶりのホーム戦勝利」のために気分を変えてゲームに臨みました。

ゲーム前のオーロラビジョンには、感動的なサポーターへのメッセージが映し出されました(ちょこっとだけ冒頭の画像に貼り付けました)。あの感動的な伝説のリマコールの画像も見られ、この段階で涙腺の弱い八百妻は既に涙ぐんでおりました。感動的なオープニングに、G裏のムードも高まります。気合いも入ります。応援の声も拍手も、いつもよりも大きめであります。いいムードです。「今日こそは!」そんな思いがスタジアム全体に充満しておりました。

開始早々に佐藤寿人に「寿人らしいゴール」を決められ1点のビハインド。くっそー憎っき寿人め!だけど、攻撃陣、守備陣共にアルビの選手達は本当によく頑張りました。13分にはゴール前でマルシオから貴章を経由したボールをヨンチョルがゴール!同点に追いつきました。その後も東口のスーパーセーブあり、千葉と永田の身体を張ったディフェンスありで、一進一退の攻防が続きます。そして後半68分、ついにマルシオが2点目のゴール。黒さんも大喜び。G裏も狂喜乱舞。もしかして今季のリーグ戦では「初リード」だったのでしょうか?

「ついにこの時が、勝利の時が来るんだ!」ビッグスワンのアルビサポの誰もが期待していた後半ロスタイム。残念ながら広島の山岸のシュートがゴールネットを揺らし、交代でピッチに入ろうとしていたヒロシにはその出番は与えられずに、最後の攻撃に賭けてのファグネル投入となりました。そして試合終了のホイッスル。2-2のドローであります。嗚呼…

サッカーの神様は、またしてもアルビレックスに試練をお与えになりました。勝ち点1を積み重ねたとはいえ、リーグ戦順位は最下位は変わらずであります。今季リーグ戦初勝利もお預け。昨年6月以来の「ホームでの勝利」もお預けであります。

「ホームで勝てない」これが観客数の減少に大きく影響しているのは間違いのないところ。広島戦で勝てなかったことが、GW5月5日の横浜戦の集客に悪い影響を及ぼすのもこれまた間違いのないところ。チームグッズの売り上げだって伸びていないはずです。「勝利の記念にグッズを買おう」っていうサポーターは少なくないはずですからね。まさに、いろいろなことが負のスパイラルに乗っかっちゃっているのが今のアルビの姿であります(だからこそ、せめてG裏のサポーターはトラブっちゃ駄目ですぞ!)。

ただね。勝てないアルビでありますが、「決してボロボロのゲームではない」のは事実です。いいサッカーをしていますよ。守備も攻撃も頑張っています。東口の成長、ヨンチョルの躍動、千葉と永田のセンターバックコンビの安定。プラスの要素も多いのです。ちょっとしたきっかけで上昇気流に乗る可能性だって、大いにあると思います。

ゲーム後、G裏に挨拶に来る選手たち。ボクらの悔しさ以上にプロである選手達は悔しいはずであります。ボクらに出来ることは、もちろん拍手しかありません。「次こそ勝利だ!頑張れよ」「頼むぞ貴章!」次々に声がかかります。今までにも何度となく見た光景。今回もこの光景でした。う~ん。選手が退場してからもしばらくの間、ボクらは座席に座ったまましばらく動くことが出来ませんでした。おぉ神よ!あなたはどこまでボクらに試練をお与えになるのか!

いや、この苦しい時こそアルビがクラブと成長するために避けては通れない試練なのだ。苦しい時こそ成長しているのだ!そして、ボクの気持ちの中でアルビレックスがこの長いトンネルを抜け出す時のシナリオがとっくの昔にできあがっています。貴章です。貴章のゴールです。エース貴章がゴールを決めた時こそ、今季のアルビが大きな一歩を踏み出すときなのです。広島戦で足りなかったのはただ1つ。貴章のゴールです。「貴章のゴールなくしてアルビに勝利はない」サッカーの神様がボクらに科した命題はこれなのです。

エースの覚醒は神戸戦か?横浜戦か?清水戦か?

コメント (5)
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