W141 ギターがヨットになった?~“RKSギター” 2011年02月12日 | W:楽器・機材 世にあまたギターあれど、これほど奇異なギターは稀でしょう。楽器店の店頭で見かけたこのギター“RKS”というそうな。 ホロー構造というより、舟にネックが付いた感じです。 マリン感覚に満ちたこのギター加山雄三に弾いて欲しいですね。 弾くギターというより見るギターかも。
W140 ダブルカッタウェイのレスポール 2011年02月12日 | W:楽器・機材 「レスポールのサウンドは好きだけど、ハイポジションが弾きにくいからね」――という御同輩には、【ダブルカッタウェイ】がお薦め。 松本孝弘も使ってますね。 姉妹機種の「SG」でも良いかもしれませんが、フロント・ピックアップの位置が異なりますし、重低音を支えるボディの厚みが違います。 (クリックすると楽天のページが開きます)
W139 ザック的な弦?~「SIT」 2011年01月30日 | W:楽器・機材 男性的な弦です。エリクサーが、しっかりものの美人母さんとするなら、「SIT」(STAY-IN-TUNEの略)は、自己顕示欲が強いボディビルダーのよう。 派手な音で、協調性がなくコード(和音)での混ざり具合は悪い。ボリュームを絞ってもしっかり自己主張してきます。ソロプレイ・リードプレイに向いた弦といえます。硬いので、弾きこなすにも腕力(指力?)も必要です。 1弦と2弦は、オマケのスペア弦がついているのでお得ですが、紙の袋に入っているので、買い置きには不向きかも。
W138 エレキ三味線のブーム到来!? 2011年01月11日 | W:楽器・機材 エレキ三味線が注目を集めています。 エレアコの技術を利用したもので、「音が本当にリアル。普通の三味線の音をマイクで拾っているみたい」とプロも驚かせるサウンド(後掲記事)。 ギターも三味線も同じ弦楽器。融合をはかるミュージシャンが増えましたね。日本人、得意の和洋折衷です。 私も、三味線を弾いてみたくなりました、マーシャルアンプにつないで。 関連記事; 「エレキ三味線、いかした和洋折衷 老舗の意地で人気商品」(朝日新聞) (クリックすると外部にジャンプします)
W137 アップもできるトレモロ 2011年01月07日 | W:楽器・機材 スクワイヤのファット・ストラトに搭載されているトレモロは、摩擦が少なく、動きが軽やかです。また、支点が高く、アームアップも可能です(1音半くらい)。 これは、従来の6点支持ではなく、“2点支持”であることが貢献しています。 サドル(?)が小さいということもあり、支点を高い位置に設定できるからです(写真)。 なお、“2点支持トレモロ”については音が伸びないという指摘もありますが、私の耳では、従来のものと変わらないように思います。
W136 こだわりの12弦ギター 2010年12月29日 | W:楽器・機材 坂崎幸之助が“Rickenbacker 360-12”を弾きやすいと番組で紹介していました。それもそのはず開発コンセプトが「6弦ギターから持ち替えても違和感がないこと」だそうです。 サイモン&ガーファンクルの“Sound of Silence”、ワイルド・ワンズの「想い出の渚」12弦エレキギターが印象的な楽曲はたくさんありますが、きっかけはビートルズのようです。 1964年リッケンバッカー社は、できたての“360-12”をビートルズにプレゼント。全長、ネックの太さ…が6弦ギターと同じなので、ジョージたちは大変気に入ったのだそうです。
W135 「余計なお世話」(2)~長いストラップ 2010年12月26日 | W:楽器・機材 ストラップも“楽器”の一部。自分の体にピッタリ合うものが欲しいですね。でも、なかなか見つけることができません。 幅、素材、価格…で妥協しているのは、アーニーボールのストラップ。手ごろな価格で人気があるようです。長めになっているので汎用性があるのでしょう。しかし、長すぎる。折り返しで1メートル近い余りが出るのは、長すぎ!! 留め具がちょうど肩の辺りにあたって痛いのです(写真)。 ギターを低く構える人のためかもしれません。だったら、サイズ別にしてもらいたい・・・。
W134 条件次第では得する「エリクサー」 2010年12月24日 | W:楽器・機材 コーティングされたギター弦;エリクサー。 音質、弾き心地…は通常の弦とほぼ同じですが、錆びにくいので、展示品やあまり弾かないギターに向いているといえます。条件次第では、半年~10ヶ月はもつようです。 サウンドでの判別は、低音でしょう。急に低音弦のコシがなくなりふぬけの音になるので、替え時が分かります。
W133 これは強烈!~ファットストラト 2010年12月19日 | W:楽器・機材 写真は、スクワイヤのFat Stratocasterです。“Fat”というネーミングは、リアのピックアップがハムバッカーだからでしょう。 廉価版だと名前負けすることがありますが、これは別格。文字通りぶっとい音がでます。こんなに過激でいいですかい?――と訊きたくなるくらいです。 ところで、最近のフェンダーは商売上手ですね。廉価版から高価格のモデルまで幅広くユーザーを取り込もうとしています。 関連; スクワイヤのストラト(黒)【新品】 - Yahoo!オークション
W132 電池の“替え時”~KORGチューナー 2010年12月04日 | W:楽器・機材 「AW-2」のバックライトが暗くなりました。電池の替え時のようです。出荷時の電池のままですが、よくもちました。1年と7か月。私が持っている他のチューナーには9V電池が用いられているのですが、それより長持ちしました。 「CR2032」という型式のボタン電池ですが(写真)、汎用性が高いもので、コンビニや百円ショップにも売っています。 ところで、困るのは古い電池の処分。区役所に置いてあるリサイクルボックスには「ボタン電池は電器店に…」とあるので、「ヤマダ電器」の本店に持ち込んだら、受け取りを拒否されました。
W131 深いディストーションで本領発揮~ダンカンのSHR 2010年11月22日 | W:楽器・機材 「ストラトのデザインは好きだけど、音が細い」とお嘆きの同輩殿。リアのピックアップだけでも換装してはいかがでしょうか。 ダンカン“SHR-1 Hot Rails”なら、ボディ・ピックガードを加工することなく搭載が可能です。 きっと猛々しい音に圧倒されるでしょう。見た目も少し変わるので、「そこらのストラトとは違うぞ」とアピールできます。 個人的には、ディマジオよりハーフミュート奏法が太いのが嬉しいです。が、アンプを選ぶかもしれません――ゲイン(ディストーション)が浅いと、しょぼいからです。 (クリックすると楽天のページが開きます)
W130 「余計なお世話」(1)~5点式スイッチ 2010年11月21日 | W:楽器・機材 ストラトキャスターについているピックアップのセレクタースイッチ;ほとんどが5点式ロータリースイッチになってしまいました。 順に、フロントのみ、フロントとセンターの中間音、センターのみ…と5つのポジションを選択できるようになっています。 昔は3点式でした。ミドルとリアのハーフトーンが面白いと評判になり、メーカーがそれを出しやすいように5点式に変えてくれたのです。 でも、ハーフトーンを使わないHR/HM系にとってこれは迷惑。3点式ならリアからフロントに切り替えるのに「スパッ!」と瞬時にできるのが、5点式だと「ガガガガ」とひっかかるからです。 (クリックすると楽天のページが開きます)
W129 ビバ!!真空管~VOX Night Train NT2H 2010年10月28日 | W:楽器・機材 ギタリストなら憧れる“真空管”アンプ。深みのあるサウンド,太くて豊かなサスティーン…と魅力が満載。 でも、日本の住宅事情では、大型スタックの真空管アンプをフルパワーで弾くのは困難。 家庭用の真空管アンプもありましたが、15Wが最小だったと思います。でも、日本の住宅事情では、これでもオーバースペック…。 VOXから出力2Wの真空管アンプが登場しました。しかも、プリアンプ・パワーアンプ共に真空管を搭載しているというから贅沢。 (クリックすると楽天のページが開きます)
W128 「拾い物」のペグ!?~トーカイ PR-54TF-L(3) 2010年10月13日 | W:楽器・機材 廉価版(中級も含めて)のギターで期待できないのがペグ(弦巻き)です。でも、このギターは例外。 狂いが少ないので、アーム付ながら、標準,半音下げ,変則…の各種チューニングを1本でまかなえます。 音程を上げるときも下げるときも動きが滑らかです。6個全てのトルクも同一なのも驚かされます。緩めるときにありがちな遊びもなく、しっかりした手応え。 ギヤ比が大きいので、チューニングを合わせにくい6弦、3弦も楽々です。 作りも丁寧なので、高級感があります。
W127 ピックアップも似つかわしくない?~トーカイ PR-54TF-L(2) 2010年09月29日 | W:楽器・機材 「PAF-Vintage MK4」というピックアップも本体価格のわりに“高性能”です。 ボディが薄いのでレスポールのような太い音は望めませんが、バランスがいいですね。 低音から高音までまんべんなくディストーションがかかるのが嬉しい。音の立ち上がりも速いし――予想外の“アタリ”です。 と、以上はリアポジションでの話。フロントポジションは、頼りない“中間音”で好きになれません。 あと、「ハーフミュート奏法」で音量が小さくなるのも不満。