オヤジよ、ギターを弾け!!

就職で、結婚で、育児で…封印されたロック魂。時空を超えてよみがえる。ギターをかき鳴らせ、ドラムをぶっ叩け!!

D046 『荒城の月』

2007年10月29日 | D:名鑑
NHK-FMの「世界の快適音楽」でスコーピオンズの『荒城の月』がかかりました。このテイクは、数か月前に山下達郎の番組でもかかりました。海外のHR/HMバンドが日本の曲を取り上げるの珍しく、番組のネタにしやすいのでしょうね。

このテイク、1978年4月、中野サンプラザでの公演を収めたもので、ウルリッヒ・ロートの情感溢れるギターが堪能できます。

しかし、DJ(アコギデュオのゴンチチ)は、「エンディングで、どうまとめていいか分からない様子だ」辛口のコメント。

たしかに、曲のメロディとは無関係に終わってますね。同じギタリストとして心理をついた的確な評です。

ウリは、日本公演の後で、スコーピオンズを脱退してしまいました。『荒城の月』をやらされたのが苦痛だったのでしょうか?

T041 違法著作物のダウンロードを違法化することに関するパブリックコメント募集中

2007年10月28日 | T:ニュース・トピック
情報処理のデジタル化とインターネットの発達は、音楽・映画などクリエイティブ産業に打撃を受けました。

文化庁は、それに歯止めをかけるために「違法な著作物のダウンロードを違法化する」ことを検討しています。

これに対しては、「ダウンロード行為」そのものを制限するもので、表現の自由の内容である“知る権利”を害するとの指摘があります。

そこで、文化庁は、この件に関するパブリックコメントを募集しています(11月15日まで)。下記URLを参照してください。

http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=Pcm1010&BID=185000284&OBJCD=100185&GROUP=

N014 “力業”~レコーデング日記(11)

2007年10月27日 | N:ノンフィクション
収録する曲の中に『そばかす』(ジュディアンドマリ)があります。“Burn”“Man on the Silver Mountain”に似たリフがあるのですが、これがけっこう難しい。おまけに既に録ったトラック、DrとBaがずれている。

ファジーな音作りでこの窮地を乗り切ることにしました。まず楽器のセッティングとしては、ギターのフロントピックアップを選び、アンプのディストーションをタップリかけて「モワァ~」と曖昧模糊(あいまいもこ)なサウンドにしました。そして、低音弦をグリッサンドして音がずれても違和感のない弾き方をしました。

苦肉の策に「“力業(ちからわざ)”でピンチを脱しましたね」とエンジニアも苦笑い。。。(^^;


N013 8小節に1時間~レコーデング日記(10)

2007年10月25日 | N:ノンフィクション
先日録ったベーシックトラック(カラオケ)の中にギターだけで始まる曲があります。これに細かいアルペジオを乗せようとしたら、合いません。はみ出てしまいます。それは、カラオケのテンポが狂っているからです。たった8小節なのに2拍半も走っている!今日は、まずこれを修正することから始めました。幸いギターだけですから、2拍半早めに始めれば、フィルインで帳尻が合う計算です。

ところが、これがなかなか合わない。おまけに、Voのための“きっかけ”も残しておかなければならない。この曲、ギターより1.5拍早く始まるからさらに厄介です。カラオケには、「1,2,3,4」とカウントが入っているのですが、後で入るVoのために、それを無視して「さん、はい」と自分で声に出して弾き始めることにしました。

ことばで言うのは簡単ですが、これをやるのはなかなか大変。こんなに苦労するのなら、カラオケを録る時、クリック(メトロノーム)を使うか、Drにリズムを刻んでもらえばよかったとおもうのですが、後の祭り。10テイク以上も録り直して、ようやくOK。

自分のテンポ感覚の弱さを痛感しました。いい加減に練習してきたことの報いかもしれません。

E108 ネジがコードを貫通!~音が出ない(2)

2007年10月21日 | E:エッセイ・雑感
自分で自分の足を踏んづけたり、つまづいたりしたことありませんか。これに似たことをしでかしてしまいました。。。(^^;

リアのピックアップを交換した後、意気揚々と音をチェックしたのですが、フロントの音が出なくなりました。

泣きたい気持ちを抑えて、原因をチェックしました。

チェックすること1時間。ようやく原因が分かりました。交換する際に、その下を通るフロントのピックアップのコードをネジで貫通してしまったのです。

幸いネジを抜いたら、音が出るようになりました。穴が分かりやすいように爪楊枝を立ててパチリ。

T040 CD交換サイトが窮地に

2007年10月20日 | T:ニュース・トピック

CDの交換サイトがあるそうです。楽曲の交換でなくCDというメディア(媒体)の交換です。

毎日新聞によると;
そのサイトに、アマゾンがジャケット写真などの情報を提供しサポートしていたのが中止されたそうです。

それにしても、いろいろな音楽ビジネス次から次へと生まれる隙間ビジネス(スキマスイッチなんてバンドがありますね)に感嘆するやら、あきれるやら……(^^;

皆さん、聡(さと)いですね。

関連記事;
毎日新聞:CD交換サイト:アマゾンがデータ提供中止 運営ピンチ

N012 “勝負弦”~レコーデング日記(9)

2007年10月19日 | N:ノンフィクション
明日は、ギター録りの後半戦です。。。(^^;

それに備えて弦を張り替えました。ふだん使っている安物ではなく、アーニーボールです(写真右)。

やはり一流品は違います。巻いてあったにもかかわらず、袋から取り出した時にまっすぐになります。たわみがないです。一直線に惚れ惚れ。そして、振動が安定しているので、調律がやりやすいです。もちろん、音もゴージャス。

いつもこの弦を使いたいのですが……(^^;

W028 ICボイスレコーダー

2007年10月16日 | W:楽器・機材
思い切って、ボイスレコーダーを買いました。スタジオや自宅できれいな音で録音できるのはもちろん、アナログデータもデジタル化できるのも特長です。

カセットテープやラジオの音声もパソコンに保存できちゃうのが便利です。

あと、PCで再生する際、スピードの調節もできます。音程はそのままで再生スピードを遅くできるのは、HR/HMギタリストにとって強力な助っ人です。速弾きもしっかり聞き取れるので、“耳コピーの達人”になれます。

私が買ったレコーダー(写真)は、サイズ(単4電池とリップクリームと比べてください)性能は申し分ないのですが、使い勝手がイマイチ。狭い場所に集中したコントールスイッチ、表示の小さい液晶、細かい活字の取扱説明書(老眼が始まっている身には辛い)……という点で使いにくいです。別途コントローラーが欲しいところです。。。(^^;

D045 “Red”

2007年10月15日 | D:名鑑
カセットテープを整理していたら、『NHKハードロック20』と書いたテープが出てきました。これは、渋谷陽一がNHK-FMでやっていた番組で、2週に分けてハードロックのベスト20を放送したのをエアーチェックしたようです。視聴者の投票できめられたランキングだと思います。

曲名を記録しておかなかったので、中に不明な曲がありました。

先日の「HR/HM三昧」を聞いて分かりました。キングクリムゾン“Red”だったのです。キングクリムゾンというとプログレの代表格ですが、こんなメタリックな曲もやるのですね。

なお、Voは、ジョン・ウェットン。ジョン・ウェットンは、グレッグ・レイクと声がそっくりに聞こえます。区別がつきません。。。(^^;

W027 ヘッドホン

2007年10月14日 | W:楽器・機材
ヘッドホンを買いました。SENNHEISER(ゼンハイザー)のHD202です。密閉型ということもあり、よく聞こえます。

つのだ☆ひろが「ヘッドホンを使うと、楽曲の繊細な部分も聞き取れる」と言ってましたが、“隠し味”的なバッキングもしっかり聞こえます。

「ヘッドホンに耐える音」がサウンド作りの目安といえるかもしれません。

購入にあたっては、インターネットでレビューを参考にしました。低音がよく出るという点を評価して、これを選びました。たしかに、よく出ます。ただ、しまりがなく、音像がハッキリしないことが難点です。スピーカーもそうですが、自分の好みに合ったヘッドホンを選ぶのも難しいようです。。。(^^;

E107 HR/HM三昧(その3)

2007年10月12日 | E:エッセイ・雑感

HR/HMがかかる機会がめっきり減り、あまりラジオを聞かなくなりましたが、最後までしっかり聞きました。MDにエアーチェックしながら。

今回の収穫は、ティム・ボガートとカーマイン・アピスのカクタスを聞けたことです。ヴァニラファッジよりハードなサウンドに驚きました。。。(^-^)

また、印象的だったのがデッドエンドという日本人のバンドです。破壊美・様式美を備えたドラマティックなサウンドに驚きました。日本のメタルシーンにこのような実力派がいたのですね。脱帽です。

ただ、高速メタルには、馴染めませんでした。ギターは、チョロチョロと走り回るハツカネズミのようですし、ツインバスをパタパタいわせるドラムは、幼児がサンダル履で駆け回るように聞こえました。。。(^^;



E106 HR/HM三昧(その2)

2007年10月10日 | E:エッセイ・雑感
同じ曲なのに、自分でCDをかけて聞くのと、ラジオから流れているのを聞くのを比べると、趣(おもむ)きが異なります。きっと皆と共有できる“一体感”が音楽をより美味しくしてくれのでしょう。

Pictures Life,Lights Out,Neon Night,Look at Yourself……など、お気に入りの曲がラジオから流れてくると、嬉しくなります。

このNHK-FM「○○三昧」は祝日の特番で、HR/HM特集は、今回が初めてです。2回目もあるといいですね。。。(^o^)/

寄せられたリクエストが7,000通を超えたそうです。通常、100倍は聞いていると言われていますから、70万人もの人々が時間を共有したことになりますね。

E105 HR/HM三昧

2007年10月09日 | E:エッセイ・雑感
昨日は、昼の1:00から10:40まで、ずっとHR/HMがかかり続けました。近年まれに見る企画です。プロデューサー(「サラリーマンネオ」と同じ)の手腕に喝采!
これでHR/HMファンが増えたかな?

一日中HR/HMが電波を占拠して、他の音楽ファンのひんしゅくを買ったかもしれませんが、祝日恒例の「○○三昧」は単一のジャンルに特化するのが魅力ですので、「お互い様」ということで、ご容赦願いたいと思います。

番組で連呼していた「赤羽のロニー」とは担当の松本アナのことです。松本アナが自身のレパートリー「Kill the King」のテイクの一部を紹介したところ、リスナーから「全部聞かせろ」とメールが殺到したそう。「Man on the Silver Mt」を含めて次回に譲るそうです。

「のど自慢」の徳田アナは、ベンチャーズを弾かせたらピカ一だそうです。NHKにもロック野郎が潜在しているようです。。。(^-^)

N011 ギターを録る~レコーデング日記(8)

2007年10月07日 | N:ノンフィクション
いよいよ私の番です!

使用するギターアンプは、ピービー(PEAVY)5150。これは、ヴァン・ヘイレンのトリビュートモデルとか。

攻撃的な音が出ます。低音弦をミュートしながらズコズコ弾くと、ゾクゾクするくらい危ない音、ヤバイ音が出ます。ベースよりファットな音!

J-POPでそんなアンプはいらないだろうと思われるでしょう。でも、あるのです。それは、B'zの「愛のバクダン」。パンキッシュでアナーキーな雰囲気の曲調にピッタリの音が出ます。

ちなみに、「5150」はですね、ロスアンゼルス警察の無線の暗号だとか。どおりで危ない音がするはずです。

写真は、5150にマイクをセットしたところです。シュアのSM58のウィンドスクリーンを外して、スピーカーの外周近くを狙っています。