オヤジよ、ギターを弾け!!

就職で、結婚で、育児で…封印されたロック魂。時空を超えてよみがえる。ギターをかき鳴らせ、ドラムをぶっ叩け!!

D112 和風プログレ~「まほろば」

2008年12月28日 | D:名鑑
プログレというと、思想がかっている(アカデミック)、壮大(大仰?)なアレンジ、長い……が“構成要件”となるでしょう。

さだまさしというと、「関白宣言」に代表されるように、コミカルでほろりとさせるような純フォーク系と思いきや、さにあらず。

「まほろば」という曲を聞いてみてください。シニカルで寓話的で宗教的、キング・クリムゾンを彷彿させる壮大なアレンジ……と、まさにプログレの要素をみたしています。
ここに着目したのがアルフィー。トリビューとアルバムでカバーしています。壮大なスケールは原曲にも負けません。

「アルフィー」とクレジットされていますが、サウンドは高見沢の最新シングル「月姫(つきひめ)」とそっくり。実際に演奏しているのは、アルフィーではなく、高見沢のソロプロジェクトかも。。。(^^;

さだまさしトリビュート さだのうた
さだまさしトリビュート さだのうた
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D111 この人がいたから・・・アール・パーマー

2008年12月27日 | D:名鑑
ミッチ・ミッチェル、樋口宗孝……偉大なドラマーが鬼籍に入りました。

もう一人忘れてならないのは、アール・パーマー。スタジオミュージシャンだったので、名前は有名ではないですが、その功績は、金字塔。

ピーター・バラカンが放送した追悼番組のプレイリストから代表曲を挙げると:

Rock and Roll Music / Chuck Berry
C'mon Everybody / Eddie Cochran
La Bamba / Richie Valens
Nut Rocker / B. Bumble & The Stingers
Dead Man's Curve / Jan & Dean
You Baby / Ronettes
Mission Impossible / Lalo Schifrin
……と大車輪の活躍。

彼がいなかったら、ロックンロールもHR/HMも発展しなかったでしょう。

個人的には、イギリスのロッカーに影響を与えたという「River Deep - Mountain High」( Ike & Tina Turner)が印象的です(Deep Purpleもカバーしてます)。

T107 12月24日はFM記念日!?

2008年12月24日 | T:ニュース・トピック
東京の「J-WAVE(ジェイウェーブ)」や埼玉の「NACK5(ナックファイブ)」をはじめ多くのFM局が放送開始から20周年を迎えました。

ロックに限らず、音楽情報を得るのにありがたいのがFMラジオ。その歴史は、51年前の“今日”始まりました。日本で初めてFMの試験放送が、昭和32年12月24日に行われたの幕開けといってよいでしょう。

VHF(アナログテレビ)は取り上げられようとしてますが、FM局はこのまま存続できるようキリスト様に祈りましょう。

D110 海外アーティストも認める女性J-POP~「M」

2008年12月22日 | D:名鑑
朝の連続テレビ小説「だんだん」で聞き覚えのある歌が流れていました。プリンセス・プリンセスの「M」でした。失恋の歌ですが、切なさの中にも力強さを感じさせる曲です。

ミスター・ビッグの元Vo:エリック・マーティンが、この「M」をはじめ、女性J-POPをカバーした(英語で)アルバム 「MR.VOCALIST」をリリースしました。

ビビッドな女性J-POPは、海外アーティストの心も捉えたようです。今年は、「源氏物語」から1000年とか。日本の文化は女性上位かも・・・(^^;

MR.VOCALIST
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D109 ロカビリーの伝道師~ブライアン・セッツァー

2008年12月21日 | D:名鑑
電車の中吊りに、「驚異のロカビリーギター」ブライアン・セッツァーの
追加公演を知らせるポスターがありました。

追加公演が組まれるくらいですから、相変わらず高い支持を得ているようです。

HR/HMも若いフォロアーが多いですが、ロカビリーもフォロアーが多いですね。絶えることがない。
そういえば、ブライアン自身も“リアル世代”ではなく、フォロアー世代ですね。

ウルフギャングズ・ビッグ・ナイト・アウト
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D108 外国人に出せない味~「帰ってこいよ」

2008年12月19日 | D:名鑑
電話に出るためにラジオの音量を絞りました。そのままにしておいたら、えらく威勢のいい歌声が聞こえてきました。

それは、松村和子の「帰ってこいよ」でした。音量を絞っていても、聞こえるその気迫に満ちた歌声にビックリ。

民謡系の女性歌手に多いですが、キュートでパンチが効いた歌声は、外国人では出せない、日本女性ならではの魅力といえます。

「帰ってこいよ」は、ピーター・バラカン氏のお気に入りでもあるとか。。。(^-^)

風の津軽
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D107 この楽器にこのメロディ~「きょうの料理」

2008年12月17日 | D:名鑑
このところ主に小指のフィンガートレーニングとして、テレビ番組「きょうの料理」のテーマ曲を弾いています。

原曲は、マリンバ(木琴)が軽快なサウンドを奏(かな)でていますね。ブラスバンドでパーカッションを担当する人は、必ずと言っていいほど、この曲の“お世話”になるようです。それだけベストマッチといえるわけです。

でも、これ偶然だとか。
作曲家がテレビ局を出ようとした時、他の番組で使用したマリンバを片付けようとしているのを見て、「あ、ちょっと待って」とチャチャとこの曲を書いて、即収録。

その作曲家とは、シンセサイザーの育ての親として知られる富田勲です。

TOMITA ON NHK~冨田勲 NHKテーマ音楽集
TOMITA ON NHK~冨田勲 NHKテーマ音楽集

E183 嬉しいケガ?

2008年12月15日 | E:エッセイ・雑感
右手首が痛いです。だから、大事を取って、今日の練習はお休み。私は、“スポ根”世代なので、ガッカリすると同時に、「練習を休むことができてラッキー」とホッとする気持ちにもなっています。屈折しているでしょ。。。(^^;

「巨人の星」「あしたのジョー」……アニメの影響で、ボロボロになるまで練習して目的を完遂するのが美しいとされていました。だから中高生は、皆、必死に部活に打ち込んだものでした。

スポーツだけでなく、楽器の演奏も同じ。趣味だから、マイペースで楽しめばよいのですが、練習をしないと、「腕が落ちる」「ヘタになってしまう」と強迫観念にかられるのです。スポ根世代の悲しい性(さが)。

そういえば、体操の金メダリスト:森末慎二が、厳しい選手生活を振り返り、ケガをした時、嬉しかったことを語っていましたっけ。練習前にチームメイトに「たまには練習を休みてぇ。アキレス腱でも切れると、タップリ休めるのに」とつぶやいたら、その通りになったそうです。

D106 カバーの名人~島谷ひとみ

2008年12月11日 | D:名鑑
季節がら、ラジオからクリスマスソングが流れてきます。今日も「恋人がサンタクロース」が流れていました。でも声がユーミンじゃない。島谷ひとみでした。

島谷ひとみといえば、「カバーの名人」ですね。「亜麻色の髪の乙女」「元気を出して」……といった古い曲も持ち歌のように歌いこなすことができるのが魅力。これは、親の影響かもしれません。家の中に往年の名曲がいつも流れていたのでしょう。

というか、レコード会社から与えられる楽曲が彼女に合わないということを意味しているかも。。。(^^;

Poinsettia ?亜麻色ウィンターメモリーズ? (CCCD)
Poinsettia ?亜麻色ウィンターメモリーズ? (CCCD)
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T106 本番に強くなる~『コーピングの教科書』

2008年12月10日 | T:ニュース・トピック
あなたは、本番に強いタイプですか。もし、そうならば、この本は不要です。
◎いざというとき足が震える
◎スピーチが苦手
◎自分に自信が持てない
◎プレッシャーに弱い
・・・そんな気弱な方にお薦めの本を見つけました。

田中ウルヴェ京の『コーピングの教科書』は、試合、試験、緊張を強いられる場面でいかに実力を発揮するかを指南する本です。

田中ウルヴェ京は、小谷実可子と組んで1988年ソウルオリンピックのシンクロ・デュエットで銅メダル獲得したスイマーです。

コーピングの教科書
コーピングの教科書

T105 ガチャピンがヒマラヤを征服!?

2008年12月09日 | T:ニュース・トピック
NHKの『おかあさんといっしょ』と双璧をなす幼児番組が、フジテレビの『ポンキッキ』ですね。その人気キャラクターがガチャピン。

ガチャピンは、冒険好きのキャラクター。これまでスキーやスキューバダイビングに挑戦して、皆を驚かせてきました。新たな武勇伝が加わりました。

下記記事によれば、ヒマラヤ山脈のヤラピークという山の登頂に成功したとのこと。5520メートルもの高山にアタックするなんて、驚きです。
登頂の様子は、12月22日から放送されるそうです。

ガチャピンの快挙に乾杯!!

読売新聞:
ヒマラヤ高峰にガチャピン登頂

ポンキッキーズ21 30周年記念 ガチャピン チャレンジシリーズ [DVD]
ポンキッキーズ21 30周年記念 ガチャピン チャレンジシリーズ [DVD]

D105 日本は児童文化の先進国!?~「公園へ行きましょう」

2008年12月08日 | D:名鑑
自宅前を保育園の園児たちが列をなして歩いています。近くの公園まで散歩のようです。寒くても、晴れの日は外遊びをしないともったいないと思うのでしょうね。。。(^-^)
「公園へ行きましょう」という童謡そのものの世界です。

「公園へいきましょう」は、NHKテレビ『おかあさんといっしょ』のオリジナル曲です。作詞・作曲は歌のお兄さんだった坂田おさむです。リズミカルな曲で、躍動感に溢れる子ども用のロッケンロール。この曲を聞けば、出不精のお父さんも、子どもと散歩に行きたくなるでしょう。名番組から生まれた名曲といえます。

ところで、児童文化の分野は、日本は進んでいるようです。狩猟民族の欧米では自立を尊び、「早く大人になりなさい」と子どもを突き放す教育。対して、日本は「子は宝」と大事に大事にいつくしみます。その差でしょうね。。。(^^;

T104 懐かしの1960年代へタイムスリップ!?~「GSワンダーランド」

2008年12月07日 | T:ニュース・トピック
「GSワンダーランド」というGS(グループ・サウンズ)の映画が話題を呼んでいます。

架空のGSバンドのサクセスストーリーを描いている映画です。というと、当時のアイドル映画にありがちなパターン。ただ、一つ違う点が……。

マッシュルームカット、王子様ルック、カールコード、チープな電子オルガン……ファッションも小道具も“時代考証”に基づいています。

岸部一徳(岸部修;タイガース)が出演します。GS世代、GSに興味を持つ方は、チェックを……

http://www.cinematopics.com

D104 手抜き or 気配り?~Shot in the Dark

2008年12月05日 | D:名鑑
“Shot in the Dark”は、オジーの曲で最も好きな曲の一つ。

ゆったりしたテンポながら、ロック魂を激しく揺さぶられます。ジェイク・E・リーのイントロを聞くだけで、もう胸がドキドキ、ワクワク……。

ただ、派手なDrが好きな私としては、地味なプレイが不満。
手抜きかと思っていましたが、そうじゃないかもしれません。
これは他の楽器、特に同じリズム隊のベースが目立つように――という配慮かも。

この曲もマスターしたいのですが、どうやら変則チューニングらしいので二の足を踏んでいるところです。。。(^^;

罪と罰(紙ジャケット仕様)
罪と罰(紙ジャケット仕様)

W064 剥がして使え!?~出荷時のカバー

2008年12月03日 | W:楽器・機材
ケータイの液晶モニタなど家電製品に貼ってある保護シート、剥がさない人も多いようですが、私は、「保護シートを剥がす」派です。使用前に剥がすことにしてます。

押入れを整理していたら、レスポールのピックガードが出てきました。見ると保護シートがついたままです。後で困るといけないので、剥がしました(写真)。過去の苦い経験からです。

昔買ったラジカセに保護シートに貼ってありました。剥がすのがもったいないような気がしてそのままにしておきました。数年後、パネルの表示が見にくくなったので、剥がそうとしましたが、角質化しへばりついており、剥がれません。無理に剥がそうとするとボロボロとくずれて、かえってパネルが見にくくなる始末。。。(>_<)

保護シートは、出荷時に傷がつくのを防止するためにあり、使用時には剥がすのがよいようです。

自動車のシートに貼ってあるビニールも同じようです。あれを剥がさないと「カーブを走る際に、遠心力で体が滑って姿勢が安定せず、危ない」と聞いたことがあります。