オヤジよ、ギターを弾け!!

就職で、結婚で、育児で…封印されたロック魂。時空を超えてよみがえる。ギターをかき鳴らせ、ドラムをぶっ叩け!!

D080 全ては妻のために?~レス・ポール&メリー・フォード

2008年06月30日 | D:名鑑
小林克也がラジオでレス・ポール&メリー・フォードの曲をかけていました。このユニットは、レス・ポール(Les Paul:1915~)とメアリー・フォード(Mary Ford:1924~1977)の夫婦です。ジャズとカントリーの明るい要素を抽出したサウンドは、アメリカが最も輝いていた50年代にふさわしい!!

YouTubeにいろいろな映像がアップされていますが、どれも時代を作っている者だけが発するオーラを感じずにはいられません。

特に、二人でお揃いのレスポールを演奏しているシーンに目が釘付けになってしまいました。メアリーがレスにしっかりついて演奏しています。リピートしたり、ハモったり……メアリーも大したギタリストです

それにしても、メアリーのまろやかで、ほんわかした歌声は、レスポールにぴったり!いや、逆にメアリーの声質に合うよう開発されたのかもしれませんね。

S030 アームはなくとも

2008年06月28日 | S:スキルアップ
「グォ~ン」と急激に音程を下げるビブラートアーム。刺激的な音です。

アームはなくとも同じ効果を出すことができます。ネックを力ずくで曲げちゃうのです。まさに“力業”。マイケル・シェンカーもランディ・ローズも得意。音はもちろん、視覚的にもワイルドで刺激的!

効果は同じでも、二人のスタイルは異なります。マイケルは、ヘッドの先端を裏から前方へ押し出してネックを曲げます。ランディは、レスポールのボディを膝にあて、左手はネックを握ったまま、右手でトグルスイッチ付近を押し付けてネックを曲げます。

といいつつ、ワイルドなプレイが好きな私ですが、ギターが壊れるのが怖いので、この技をやったことがありません。。。(^^;

じゃどうするのかというと、ペグを回すのです。6弦は少し回すだけでも音程がぐっと下がるので、刺激的ですよ。

E143 ロック魂の伝承は孫に!?

2008年06月27日 | E:エッセイ・雑感
ジェロをはじめ、若手の演歌や民謡の歌手の多くが、親ではなく、祖父・祖母に影響を受けたといいます。

大好きなおじいちゃん・おばあちゃんを気持ち良くする音楽に共鳴するのも自然な成り行き。また、周りも、ちっちゃい子が演歌や民謡を上手に歌うと、大いに褒めるので、励みになるのでしょう

先日、セッション仲間が嘆いていました。子どもにロックを聞かせても「ダセー」「古臭い」と拒絶されてしまうとか。よくある話です。親子関係はビミョーですからね(特に思春期)。

御同輩よ、子どもをロッカーにできなくても落胆するなかれ。孫に期待しよう。子守にかこつけて孫にHR/HMを刷り込もう。。。(^-^)

S029 マイケル握りでリフの達人!?

2008年06月25日 | S:スキルアップ
写真をご覧ください。違いが分かりますか?

どちらもティアドロップ型のピックですが、握りが違います。左は、尖った部分を弦にあてる通常のスタイル。は、尖った部分を親指の付け根にもってくるスタイル。後者は、マイケル・シェンカーのスタイルだそうです。

マイケル握りだと、アップストロークが力強くなりリフの粒が揃います。人差し指が接する面積が増えてアップとの力の差が小さくなるからでしょう。

16音符を連続で鳴らすリフが、ンチャンチャ……と不揃いだったのですが、ズズズズ……と上下の差がなくなり、かつヘヴィーに響きます。

T066 ジェロ 不朽の名曲をカバー

2008年06月24日 | T:ニュース・トピック
演歌のすい星ジェロが演歌の名曲を集めた『カバーズ』を25日リリースします。

注目は、「釜山港へ帰れ」でマーティー・フリードマンが、得意のメタル・ギターを弾きまくっていること。

個人的には「君恋し」が収録されているのが嬉しいです。おしゃれなメロディーをフランク永井が軽妙なタッチで表現されている名曲です。この曲、フランク永井のオリジナルとばかり思っていましたが、原作は、1928年発表とか。80年の時を超えて2度目のカバー、しかもアメリカ人。原作者も喜んでいるでしょう。

まさに不朽の名曲!

S028 MSGはツイストで弾け!?

2008年06月23日 | S:スキルアップ
個々のフレーズが弾けても、全体をインテンポで弾くのは難しいですね。“Into the Arena”のように高難度の曲では特に。

私の場合、バッキングの時は体でリズムをとっていても、ソロの部分では体の動きが止まってしまうのが原因。リズムを取るため首を上下に動かすのですが、ソロの部分では余裕がなくなって首の動きが止まるのです。

この上下運動を回転運動へ変えてみたら上手く弾けるようになりました。リズムを取る動きを首の上下運動から腰をゆったりと回転させる運動へ変えてみたら、ソロの部分でも動きが止まらず、リズムを取ることが可能になったのです。

「上手いDrは腰でリズムを取る」とだれかが言ってましたが、それと同じことかも。。。(^-^)

W051 ヤイリ式ネック

2008年06月22日 | W:楽器・機材
お気に入りのレスポールも雨の日は湿度のためネックの滑りが悪くなります。グリッサンド、スライド、そしてポジションの移動に苦労してます。。。(^^;

昔ヤイリのフォークギターを弾いたことがありますが、ネックのスムーズな手触りに感動しました。

フロイトローズのアームのように、メーカーを越えて普及してもおかしくないのに、そうはならなかった。特許の関係なのでしょうか。残念なことです。

D079 ザ・フー~不可解なバンド

2008年06月21日 | D:名鑑
ラジオから流れてくる軽快なアコギのリズム。CSN&Yかホリーズか……。やがてDrとBaがフィルイン。即座に「あ、フーだ」と分かりました。はたして、フーの“Substitute”とDJが告げました。

ゴリゴリしたBaとおかずだらけのDr……こんなバンドは、フーしかいません。大きな岩をも転がしてしまいそうなジョン・エントウィッスル (John Entwistle)のゴリゴリBa。キース・ムーン(Keith Moon)のはちゃめちゃなDr。「ロック史上最も派手なリズム隊」です。

ところで、このバンドで一番Gtが上手いのは、Voのロジャー・ダルトリー(Roger Daltrey)なんですよ。ソロプロジェクトで見事な演奏を披露していました。何で弾かないのでしょうね。それに、イギリスのバンドにしては異常なほどコーラスに熱心です。不可解なバンドです。。。(^^;

W050 試奏はいつものスタイルで

2008年06月20日 | W:楽器・機材
ギターを買う際には試奏するのが必須。試奏については、人はいろいろとアドバイスします。やれ、エレキギターであってもアンプを通さないで生音を鳴らせ、クリーントーンで鳴らせ……。

しかし、自分のスタイルで鳴らすべきです。ですから、HR/HMのプレーヤーであれば、ディストーションをかけて気持ち良く鳴るギターを選ぶべきと思います。

というのも、苦い経験があるからです。オーディオのアンプを買いに行った時のこと。『マシンヘッド』を鳴らして、候補を絞り込みました。その時、ある評論家「ピアノが豊かに鳴るかどうかで決めるべき」という言葉を思い出しました。そこで、ピアノ曲(ショパン?)をかけてもらって選びなおしたのでした。

たしかにクラシックだといい音がするのですが、上品でおとなしいので、ロックには向いていないないのです。「ふだん聞く音楽で決めるべきだった」と後悔したのでした。。。(^^;

E142 図書館CDとザ・フー

2008年06月18日 | E:エッセイ・雑感
レンタルショップや図書館のCDを利用すると、人気アーティストの場合、汚れやキズが多くがっかりすることがあります。反対に、きれいな状態にがっかりしたことがあります。

先日借りたザ・フーのベスト盤は、まっさら。新品同様です。これはフーの認知度の低さを示しています。がっかりしてしまいました。

ずっと日本に来なかったフーにも落ち度があるでしょうが、それはジミ・ヘン、プレスリーも同じ。イギリスでは、超ビッグなのに、どうしてこんなに落差があるのでしょうか。

思うに、フーは文化を象徴したバンドだからでしょう。60年代イギリスのモッズカルチャーの先導役だったフー。やはり、その時の空気を吸っていない日本人には理解できないのかもしれません。

T065 東京バンドサミット2008

2008年06月17日 | T:ニュース・トピック
東京バンドサミットというコンテストが開かれます。オリジナル曲のみという気合いの入ったコンテストのようです。締切は7月31日。

メジャーデビューを目指す気合いの入ったバンドは力試しをしてはいかがでしょうか。

詳しくは下記サイトにて↓
Tokyo Band Summit 2008 全国エントリー
http://www.tokyobandsummit.jp/

W049 私のVoスタジオ

2008年06月16日 | W:楽器・機材
Gtは音量調節が容易で夜でも練習できますが、困るのがVoです。声の場合、高さと大きさが比例関係にあったりして、音量調節が難しいですね。

そこで、心おきなく練習できるよう、家の中にVoスタジオを作りました。
といっても作り方は至って簡単。カーテンのドレープに小さいタオルをつけただけです(写真)。

けっこうミュートしてくれます。近所迷惑にならない程度にはなります。イアン・ギランばりのシャウトを除けばね。。。(^^;

E141 女性は、か弱くて乱暴!?

2008年06月15日 | E:エッセイ・雑感
ギターをチューニングしていて1弦をピキーンとはじくたびに、パツン、パツンとノイズがします。「すわ、ギターが壊れたか!?」と心配になり、と手を止めても、なおもノイズが。でも、それは外からのようです。

窓の外を見やると、向かいの奥さんが、ふとんを叩いていたのでした。親の仇みたいに、ふとんを叩きまくっているので、衝撃波がビシバシ飛んできます。

ふとん叩きの音って近所に響くんですよね。マンションによっては騒音トラブル防止のために、ふとん叩きを禁止するところもあるとか。

奥さん、そんなに強く叩くと綿がちぎれちゃいますよ。

D078 ボ・ディドリー

2008年06月14日 | D:名鑑
ボ・ディドリー(Bo Diddley)が亡くなったそうです。

ボ・ディドリーは、HR/HMの歴史を語る上で欠かせない人物です。HR/HMの礎(いしずえ)をきづいたのが、ブリティッシュ勢。その筆頭であるR・ストーンズとビートルズもボ・ディドリーの影響を受けました。ストーンズは“Mona”をカバーし、ビートルズは渡米時に「ボ・ディドリーに会いたい」と言ったとか。

特筆すべきは、それまでになかったリズムを編み出したことです。もしリズムに著作権が認められれば、彼は空前の大金持ちになっただろうと言われています。「ボディドリー・ビート」と言われるのリズムは、バディ・ホリーの“Not Fade Away”、ザ・フーの“Magic Bus”などで聞くことができます。

自作の四角いボディのギター、ディストーションサウンド……他にも先駆的なエピソードがいっぱいです。ボ・ディドリーよ永遠なれ。

W048 クロスは2枚

2008年06月13日 | W:楽器・機材
弦が長持ちするようになりました。

主な理由はクロスを2枚用意したこと。弦を拭くものとギター本体を拭くものを区別するのです。

考えてみれば、ネックなどギター本体を拭いた後で弦を拭けば、腐食が速まるはずです。塩分をたっぷり含んだ汗を弦にこすりつけていたのですから。

もっと早く気付けばよかった。。。(^^;