オヤジよ、ギターを弾け!!

就職で、結婚で、育児で…封印されたロック魂。時空を超えてよみがえる。ギターをかき鳴らせ、ドラムをぶっ叩け!!

D056 嘆き・呻きの名人!?~オジー・オズボーン

2008年02月29日 | D:名鑑
“Diary of a Madman”を聞いて感じるのですが、オジー・オズボーンは、嘆き・呻き(うめき)の名人ですね。あの「ウー」「ハー」という呻きは、廃人ぽい雰囲気を醸し出しています。

ブラック・サバス時代の“Technical Ecstacy”でも真骨頂を発揮してます。

ダークな部分を表現させたら右に出る者がいないのでは…。

D055 神の逆鱗に触れた名曲!?~“Diary of a Madman”

2008年02月28日 | D:名鑑
HR/HMの魅力は、pp(ピアニシモ)とff(フォルテシモ)の両方が備わってメリハリがあり、その落差が大きくてドキドキ、ワクワクすることです。典型例が「天国への階段」でしょう。生ギター1本だけのイントロから徐々に盛り上がって、天国まで舞い上がる感じです。

オジーの“Diary of a Madman”もそれに劣らず名曲です。クラシックギターの柔らかい調べを突然切り裂くように激しくフィルイン。それは、闇夜に突然とどろく雷鳴のようです。あとは一気にクライマックスまで聞き手をつかんで離しません。ストリングス(チェロが印象的)や混声合唱を用いた編曲も素晴らしい!

メリハリのきいたサウンド、ドラマティックな展開、イントロとエンディングの大きい落差……。もちろん、オジーのVo、ランディーのGtの魅力がつまった傑作です。

ランディーはクラシックの分野にも進出をはかっていたようですが、もしかして後の悲劇は、この曲が原因かも。「こいつを生かしておくと、我々の立場がなくなる」とバッハやベートーベンなどの楽聖が嫉妬したのかもしれません。

E128 冷え性にはショウガを!

2008年02月27日 | E:エッセイ・雑感
久しぶりに弟の家に行きました。弟の嫁に手先が冷えて困っていると言ったら、「お兄さん、これを試してみてよ」とお茶にショウガをおろしたものを作ってくれました。

飲んですぐ体がほかほかとしてきました。もちろん、指先も温かい感じです。甘酒に紅ショウガを入れるのも同じ理屈でしょうか?

オオー、これで存分にギターを弾けるぞ。センキュー、可愛い妹よ!

E127 ストラトの逆襲!?

2008年02月22日 | E:エッセイ・雑感
ブログ表紙に貼って写真:白のストラト、今は使ってません。ボロボロで汚くなり、ネックは、スキャロップのしすぎで弾きにくくなり……など理由があります。致命的なのは、トレモロアームを紛失してしまったこと。「現代のストラト」ともいうべきアイバニーズを手に入れたことですし、そろそろ処分しましょうか。

でも、友人たちに申し訳ないので躊躇してます。ボディのペインティングは油絵の得意なS君、アームの装着と改造はメカに強いY君、スキャロップはDIYが得意なK君…がやってくれました。このギターには、彼らの“魂”が込められているのです。それにこのギターを捨てることは、自分の青春時代を否定するような気がしてなりません。

そこで、楽器店のスタッフに相談したところ、「オーバーホールすれば、使えるよ」とのこと。それに、新しいパーツを搭載すれば、もっといいサウンドが出るそうです。

新しいアイテムで武装したストラトが戻ってくるのが楽しみです。。。(^-^)

D054 天国への階段

2008年02月21日 | D:名鑑
ラジオから懐かしいメロディーが聞こえます。

中村大という若手ギタリストがカバーした「天国への階段」です。

クラシックギターで演奏され、独自の解釈でカバーされていることもあり、オリジナルとは違った魅力を感じます。

この曲を収録したアルバム「ロンドン・エッセイ」には、「グリーンスリーブス」「スカボロー・フェア」といったイギリスの古典的名曲が含まれています。若い人にとっては、「天国への階段」もクラシックなのですね。

カラヤンも絶賛したというこの曲、きっと後世に残ることでしょう。

W036 フロイド・ローズの威力

2008年02月20日 | W:楽器・機材
音程を変えることで刺激的なサウンドが得られるトレモロ・アーム(ビブラート・アーム)。特に、ストラトに装着されたシンクロナイズド式のものは劇的に音程が変わるので、ジミヘンが使って以来多くのギタリストに指示されてきました。ところが、チューニングが狂うことが欠点。

それを克服したのがフロイド・ローズ式。弦をナット部(0フレット)で固定することで解決しました。

写真は、アイバニーズRGT220に装着されたもの。ブリッジの端にあるファインチューナーを使えば、ナット部を緩めなくても調律が可能です。ファイン(fine)とは細かいという意味ですが、けっこう音程を変えることができます。

あと、フロイド・ローズ式なら音程を上げることも可能です。ですから“Shot in the Dark”のイントロも楽々。。。(^-^)

T050 40周年!

2008年02月19日 | T:ニュース・トピック
『オールナイトニッポン』が放送を始めて40年だそうです。前身の『オールナイトジョッキー』(DJ・糸居五郎)から含めると、何と50年!!

40周年を記念してコンピレーションアルバム(6枚組ボックス)が発売されました。番組を通じ、広く親しまれてきた楽曲を集めたものです。

テーマ曲の“Bitter Sweet Samba”を聞けば反応する人も多いでしょう。私は、ジングルの「ビバヤング! パヤパヤ」が懐かしいです。

今週、坂崎幸之助(アルフィー)がニッポン放送で『オールナイトニッポン』40周年記念のスペシャル番組を担当しています。明日も放送されます。時間帯は7:00~10:00pm。夜更かしが苦手になったかたも『オールナイトニッポン』を楽しめます。。。(^^;

コンピレーションアルバムのHP

S021 ギターで作曲するべからず!?

2008年02月17日 | S:スキルアップ
ポール・ギルバートの新しいアルバムは、インストだそうです。

プロモーションのために、坂崎幸之助(アルフィー)のラジオ番組に出演していました。そこで語ってましたが、ギターを使わずハミングして作曲したそうです。

坂崎が言うには;ギタリストが作る曲は手くせが出てワンパターンになりやすいので、ギターを離れるのはいいアイデアだそうです。

気合いの入ったプロモーションで、スタジオに機材を持ち込みカラオケに合わせて生演奏を披露してました。

ジェフ・ベックの“Blow by Blow”をメタルチックにした感じで好印象でした。メタラーはもちろん、フュージョン系にもおすすめです。

E126 魅惑のポスター

2008年02月14日 | E:エッセイ・雑感
楽器メーカーのポスターというと、ミュージシャンがポーズをとって、「私も愛用してます」とニッコリ微笑むというのが定石ですね。

私が先日見かけたポスターに映っているのはボロボロのアンプだけ。サランネットは破けてスピーカーが露出しており、汚れとキズだらけ。それだけですが、アピール度はバツグン。ロックシーンを十分語っているこのポスター、しばし見とれてしまいました。

あるギタリストは、マーク・ボランのポスターを見たのがきっかけでギターを始めたとか。マーク・ボランが恍惚の表情をとらえた写真に「ギターを弾くと気持ちいいんだ」と惹かれたのだそう。

この印象的なポスターも多くのギター小僧予備軍の心を捉えることでしょう。。。(^-^)

E125 ディストーションサウンド~偶然の産物(1)

2008年02月13日 | E:エッセイ・雑感
我々ギタリストを魅了して止まないディストーションサウンド。このディストーションサウンドは、偶然の産物だそうです。

それは、アイク・ターナー(ティナ・ターナーの元のダンナ)がスタジオに向かう途中のこと。車の屋根のキャリアに載せたアンプが落ちてしまいスピーカーに穴があいたのです。

スタジオに着いて、恐る恐る音を出してみると、イカした音が出るではありませんか!ディストーションサウンド誕生の瞬間です。アイク自身その音が気に入りそのままレコーディングを終了。

その歪んだ音がカッコイイと評判になりギタリストに広まったのだそうです。

あの官能のサウンドにはこんな歴史があったのですね。

T049 おやじバンドフェスティバル

2008年02月11日 | T:ニュース・トピック
日刊スポーツ主催で東京FMなどが後援する「第2回 おやじバンドフェスティバル2008」の募集要項が発表されました(下記URL参照)。

目玉は優勝賞金。何と100万円!

コンテストにしては、演奏時間が2曲10分と比較的長めです。エントリーの価値がありそう…。

各地で中高年ロッカー向けのコンテストが開かれています。オヤジロックがブームではなく、“文化”として定着したと言っていいのかも。。。(^-^)

http://oyaji-band-fes.com


E124 “反体制”のペグ~七不思議(6)

2008年02月10日 | E:エッセイ・雑感
弦を張り替えている時、ふと思いました。一般社会では、ネジのように回転運動を利用して力を加える道具がたくさんあります。それらに共通することは、“締める”ときは右回転、“緩める”ときは左回転。

なのに、ギターのペグ(糸巻き)は逆回転。どのギターメーカーもそうです。なぜ一般社会と逆なのでしょう。

理由はともかく、これはギターの性格を象徴しているように感じます。ロックは伴奏楽器にすぎなかったギターを表舞台に立たせました。一般社会に反し、逆回転のペグを持つギターは、「反社会的」と批判を浴び、「反体制の音楽」として発展したロックにふさわしい。

D053 ランディー・ローズ

2008年02月08日 | D:名鑑
ランディー・ローズ(Randy Rhoads)は、流麗で攻撃的なメタルサウンドで他の追随を許さない神様的ギタリスト。歌舞伎の女形を思わせるような美貌の持ち主でもあります。

夭逝(ようせい)したこともありますが、今なお衰えない人気の秘密は、暴力的なサウンドと可憐なルックスのミスマッチにあるかも。

ランディーのGtというと、例の水玉模様のフライングVが有名ですが、レスポール(カスタム)の方をメインに使っていたようです。

主な楽曲での使用楽器は次の通りです。
レスポール(カスタム)
“I don't know”
“Crazy Train”
“Steal Away”
“Revelation”
水玉V
“Mr.Crowly”
“Suiside Solution”
ジャクソンV
“Over the Mountain”
“Believer”

参考;
ランディ・ローズのファンサイトhttp://www.randy-rhoads.com

E123 消えたICレコーダー!?

2008年02月06日 | E:エッセイ・雑感
W028で紹介したICレコーダー。パソコンからmp3ファイルを入れて、再生することができるので、ウォークマン代わりの携帯プレーヤーになります。

先日、帰宅して持ち物を取り出しました。サイフ,携帯電話,ハンカチ……と、ここまでは問題はなし。ところが、ジャケットの胸ポケットに入れておいたICレコーダーがありません。

私は、青ざめてしまいました。どこかに忘れたか、それとも落としたか!?

服の全てを丁寧に点検したらありました。胸ポケットに穴があいており、そこから、表地と裏地の間に滑り落ちていたのです。

小さいことが災いしたようです。それからというものの、ポケットから落ちることのないようケースに入れております。。。(^^;

W035 1つで3回美味しい!?

2008年02月03日 | W:楽器・機材
写真のアイテムは何でしょう?

カポタストです。使用感は良好!チューニングもほとんど狂わず、ビブラートアームにもちゃんと追随します。締め付ける力を微調整できることがポイントなのでしょう。取り付け・取り外しが簡単なのも助かります。少し重いですが、長所が多いので気になりません。

1音下げ、半音下げ、レギュラーチューニング…と1本のギターで3通りに楽しめるので、重宝しています。

詳しくは代理店のサイトをご覧ください↓
http://www.rokkomann.co.jp/g7th/g7th.html