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オヤジよ、ギターを弾け!!

就職で、結婚で、育児で…封印されたロック魂。時空を超えてよみがえる。ギターをかき鳴らせ、ドラムをぶっ叩け!!

N017 “成果品”!!~レコーディング日記(13)

2008年09月11日 | N:ノンフィクション
ようやくレコーディングの成果をご披露できるようになりました。

ウェブ上で自分の演奏を公開する際、オリジナルと異なり、コピー・カバーの場合、著作権処理が必要です。
かといって正式の手続きは面倒(第一、どうやればいいのか分からない)。
しかし、ヤマハのサイト「MySound」を利用すれば、著作権処理は不要だそうです。ヤマハが代行しくれるからです。さっそくトライしてみました。

下のURLから「ヤマハMySound」を開き、少しスクロールすると、黒い再生ボタンが現れます。それを押すと聞くことができます。
http://players.music-eclub.com/?action=user_song_detail&song_id=211463

とりあえす、「フレンズ」をアップしておきました。他の曲も順次アップする予定です。

N016 “指板のバレリーナ”

2008年06月10日 | N:ノンフィクション
あるギタリストの模範演奏をネットの動画で見ました。指がバタバタとして、動きに無駄が多いので興ざめ。

私が接したミュージシャンのうち“流麗なフィンガリング”で印象深いのは、N君。小柄な彼は、指が短かかったのですが、見事な指さばきでした。指の動きよりはるかに多い音の数、滑らかで途切れることのない音……は今でも忘れることができません。滑らかで美しい動きは、指板の上を踊るバレリーナのよう。

特に、無駄のない動きを形容すると;ちょっと見た目には動いているのか止まっているのかさえ判別できないほど。

彼は、釧路出身。北海道のミュージシャンに一目置いているのもN君のことがあるかも。

N015 “レポート提出”~レコーデング日記(12)

2007年11月17日 | N:ノンフィクション
N013でお伝えしたように、もたもたしたので1日でGtを収録することができませんでした。

残った分を自分で録ることにしました。録った音はエンジニアに送ってベーシックトラックに追加してもらいます。学生時代に試験の成績が悪くて、レポート提出を命じられたことを思い出しました。。。(^^;

写真はマーシャルと5150にマイクをセッティングしたところ、両者が対決しているみたいですね。

2つのアンプを同時に鳴らすわけではありません。チャキチャキしたカッティングをする時は、マーシャル。太い音をかましたい時は5150。と使い分けます。

N014 “力業”~レコーデング日記(11)

2007年10月27日 | N:ノンフィクション
収録する曲の中に『そばかす』(ジュディアンドマリ)があります。“Burn”“Man on the Silver Mountain”に似たリフがあるのですが、これがけっこう難しい。おまけに既に録ったトラック、DrとBaがずれている。

ファジーな音作りでこの窮地を乗り切ることにしました。まず楽器のセッティングとしては、ギターのフロントピックアップを選び、アンプのディストーションをタップリかけて「モワァ~」と曖昧模糊(あいまいもこ)なサウンドにしました。そして、低音弦をグリッサンドして音がずれても違和感のない弾き方をしました。

苦肉の策に「“力業(ちからわざ)”でピンチを脱しましたね」とエンジニアも苦笑い。。。(^^;


N013 8小節に1時間~レコーデング日記(10)

2007年10月25日 | N:ノンフィクション
先日録ったベーシックトラック(カラオケ)の中にギターだけで始まる曲があります。これに細かいアルペジオを乗せようとしたら、合いません。はみ出てしまいます。それは、カラオケのテンポが狂っているからです。たった8小節なのに2拍半も走っている!今日は、まずこれを修正することから始めました。幸いギターだけですから、2拍半早めに始めれば、フィルインで帳尻が合う計算です。

ところが、これがなかなか合わない。おまけに、Voのための“きっかけ”も残しておかなければならない。この曲、ギターより1.5拍早く始まるからさらに厄介です。カラオケには、「1,2,3,4」とカウントが入っているのですが、後で入るVoのために、それを無視して「さん、はい」と自分で声に出して弾き始めることにしました。

ことばで言うのは簡単ですが、これをやるのはなかなか大変。こんなに苦労するのなら、カラオケを録る時、クリック(メトロノーム)を使うか、Drにリズムを刻んでもらえばよかったとおもうのですが、後の祭り。10テイク以上も録り直して、ようやくOK。

自分のテンポ感覚の弱さを痛感しました。いい加減に練習してきたことの報いかもしれません。

N012 “勝負弦”~レコーデング日記(9)

2007年10月19日 | N:ノンフィクション
明日は、ギター録りの後半戦です。。。(^^;

それに備えて弦を張り替えました。ふだん使っている安物ではなく、アーニーボールです(写真右)。

やはり一流品は違います。巻いてあったにもかかわらず、袋から取り出した時にまっすぐになります。たわみがないです。一直線に惚れ惚れ。そして、振動が安定しているので、調律がやりやすいです。もちろん、音もゴージャス。

いつもこの弦を使いたいのですが……(^^;

N011 ギターを録る~レコーデング日記(8)

2007年10月07日 | N:ノンフィクション
いよいよ私の番です!

使用するギターアンプは、ピービー(PEAVY)5150。これは、ヴァン・ヘイレンのトリビュートモデルとか。

攻撃的な音が出ます。低音弦をミュートしながらズコズコ弾くと、ゾクゾクするくらい危ない音、ヤバイ音が出ます。ベースよりファットな音!

J-POPでそんなアンプはいらないだろうと思われるでしょう。でも、あるのです。それは、B'zの「愛のバクダン」。パンキッシュでアナーキーな雰囲気の曲調にピッタリの音が出ます。

ちなみに、「5150」はですね、ロスアンゼルス警察の無線の暗号だとか。どおりで危ない音がするはずです。

写真は、5150にマイクをセットしたところです。シュアのSM58のウィンドスクリーンを外して、スピーカーの外周近くを狙っています。

N010 ベースを録る~レコーデング日記(7)

2007年10月02日 | N:ノンフィクション
今日は、BaとGtを録ります。場所は、都内某所の民間スタジオです。前回と場所が違うのは、Baさんが気に入っているアンプがあるからです。

とはいえ、私は気乗りがしないので、前半はパス。前回の収録から中2日は、思うように弾けなかったショックから立ち直るには、あまりにも短い時間です。「ミスって邪魔になるいけないから」とBaのみでスタートしました。

順調に進み、「タッチ」を録っていた時のことです。この曲は、Baのお気に入りであり、自信があるからでしょう。とてもファットでご機嫌なサウンドが飛び出してきました。私は、つられて思わず、ギターを弾き出しました。

と、ここでエンジニアがストップをかけました。予想外に大きな音で、針を振り切ってしまって、NG。

おしぃ!せっかく私も加わってミニセッションが始まったのに……。仕切直しです。しかし、ボリュームを絞ったことで、彼のエネルギーも絞ってしまったようで、さっきのようなサウンドとはほど遠い元気のない音になってしまいました。

プレーヤーの気まぐれをしっかり収録することは、エンジニア泣かせのようです。ビートルズのアンソロジーでも、突然始まったセッションにテープが間に合わず、途中からの収録された曲がありましたね。。。(^^;

写真は、マイクのセッティング、スピーカー中心からすこし外側を狙っているのがポイントです。

N009 捨て身の攻撃~レコーディング日記(6)

2007年09月28日 | N:ノンフィクション
うまくいかない理由を考えました;

初めての経験なのに、まとめて録るという「スケベ心」を持ったのがいけない。互いが足を引っ張る「三すくみ」の状態となってしまった。GtとBaは、マイク1本で録ることができるのでチャンスはいくらでもある。でも、Drを、今回のように一つひとつの太鼓にマイク1本なんて、ぜいたくに録ることはできない。だから、GtとBaが間違えても、Drが間違えない限り、ストップしないことにしました。つまり、今日は、GtとBaを捨てるつもりで臨むのです。

的を絞って取り組んだ方が良かったのでしょう。予定した曲を取り終えることができました↓
Yes-No(オフコース)
愛を止めないで(オフコース)
さくらんぼ(大塚愛)
亜麻色の髪の乙女(島谷ひとみ)
タッチ(岩崎良美)
フレンズ(レベッカ)
愛のバクダン(B'z)
ダイアモンド(プリンセス・プリンセス)
そばかす(Judy And Mary)

中には、一発でクリアした曲も。時間が余って予定外のセッションを楽しみました。。。(^-^)

N008 異常な緊張感~レコーディング日記(5)

2007年09月25日 | N:ノンフィクション
さぁ、ベーシックトラックの収録を始めます。パートは、Dr、Gt(私)、Baの3つ。

まず録るのは、レベッカの「フレンズ」です。他の曲に比べて、リズムが単調だから、最初に録るには手頃かなと思い選曲しました。

ところが、これが、なかなか合わない。DrもGtもBaもミスってばかり。予想外の場所でひっかかってしまいます。

では、「タッチ」はどうかというと。同じで合わない。別の曲は…とくり返しても、満足いくレベルではない。

緊張して、普段の力が出ないのです。この前、コンテストに応募するための音源を録る時も緊張しましたが、今回はその比ではありません。「いい音で録ろう」と、人材も機材も確保したことが、かえってプレッシャーになったようです。

そうこうするうちに時間だけがムダに流れていきます。いや~な雰囲気になってきました。

ついにDrが、退席。

N007 Tape is rolling!~レコーディング日記(4)

2007年09月24日 | N:ノンフィクション
「テープ、回ります」のかけ声でレコーディングは、始まりました。緊張の一瞬。いよいよレコーディングの始まりです。

ところで、エンジニアは、デジタル世代で、持ち込んだレコーダーもデジタルです(写真)。でも、「テープ、回ります」とかけ声を発しました。

今も、プロの人たちは、そういうのでしょうか。あるいは、彼が先輩の流儀を引き継いだのかもしれません。とにかく、身が引き締まる良いかけ声です。

昔、GFRのアルバム“Survival”にレコーディング風景が収録されてファンを喜ばせましたが、その中でテリー・ナイトが“Tape is rolling!”とメンバーにかけ声を発しました。私は、それを思い出し、嬉しくなりました。

N006 こだわりのDr~レコーディング日記(3)

2007年09月21日 | N:ノンフィクション
バンドの録音で一番差が出るのがDr。生楽器であるDrを聞けば、録音された年代とか、エンジニアの力量が分かるとか…。

そうでなくても、スネアが澄んだ音で、バスドラがパンチが効いて、タムが豊かに響き、シンバルの抜けが良い…そんなDrを聞くと気持ちが良くなります。個人的にも、Drは好きな楽器なので、こだわって録りたいと思います。

写真は、マイクをセッティングしているところ、バスドラ、ハイハット、タムタム…オーバートップと個別にセッティングします。太鼓はダイナミック型のSENNHEISER 421(クジラの形で有名)で、シンバルはコンデンサー型のAKG 451で録ります。

SENNHEISER 421は太い音、AKG 451は繊細で澄んだ音が特徴です。どちらも、私が好きなマイクロフォンです。

仮歌のVoがスピーカーから鳴りますので、できるだけカブらないように気を配ってセッティングしています。

N005 どこで録る?~レコーデング日記(2)

2007年09月17日 | N:ノンフィクション
バンドの意義は、一斉に音出しをすることにあると思います。ですから、一発録り(同時録音)としたい。しかし、関係者全員が一堂に会するのは、困難。

まず、カラオケ(Dr,Ba,Gtのみのベーシックトラック)を録ることにしました。

各楽器の音がかぶる(干渉する)ことをできるだけ避けたいので、広い場所を確保する必要があります。

写真は、近所の区民センターの音楽室です。これまで、リハーサルやセッションで用いた会場で一番広いのがこれ。108平方メートルもあり、通常のスタジオが5,6個はいるほど広い。

これなら、十分でしょう。

N004 思い出を形に~レコーデング日記(1)

2007年09月14日 | N:ノンフィクション
数か月で壊れると思っていたJ-POPバンド、意外に長持ちして、1周年を迎えました。年代、性別…などがバラバラにもかかわらず、よく続いたと思います。

1年間の総括として、ここまでの道のりを“形”に残したい、という意見が出ました。そこで、レパートリーを録音することにしました。

折しもエンジニアと知り合い、彼が「趣味ならボランティアで録音してあげる」と言います。その言葉に甘えることにしました。

プロの力を得られるというチャンスを生かして、いざレコーディングです。マネージャーとしての本領を発揮して、さっそく場所の手配です。

N003 手袋おじさん

2007年03月07日 | N:ノンフィクション
中浦は、きれい好きである。病的な“潔癖性”である。家に帰ると10回立て続けにうがいをして、10分かけて念入りに手洗いをする。

そんな中浦が、大枚をはたいて楽器を買ったのは去年だ。敬愛するジャックブルースが愛用するギブソンのSGベースである。楽器の扱いには、キズや汚れがつかぬよう、細心の注意を払う。高価なワックスをかけ、手袋をはめて弾いている

その日、中浦は、スタジオに入ると、やおら手袋をはめた。セッションに参加した者たちは目を丸くした。彼は人前での演奏でも手袋を離さないのだ。

セッションが中盤にさしかかった時、中浦は、ギターを弾きたくなった。こんな感じの曲をやりたいと他のメンバーに示すためだ。

ギタリストに「ちょっとギターを貸してください」と言うと、ギタリストが「じゃ、代わりにベースを弾かせてくれ」と言った。さすがの中浦も、人の楽器を使っておきながら、自分の楽器を弾くなとは言えない。しぶしぶ承諾したが、「手袋をはめてください。それからピックで弾かないでください」ピックガードに傷が付くからだという。

ピックガードは、ピックによる傷がボディに付くのを防ぐ板である。それまで新品同様に保ちたいという中浦にメンバーは再び目を丸くした。

そんな中浦の仕事は自動車販売店の新車の配送である。車を汚さないことが重要な仕事は、彼にピッタリである。

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