ヨガセラピ- by ナターシャ

ヨガによって身体感覚を取り戻し元気になることを具体的に紹介していきます。

ゆっくり動くのは難しい

2008年09月12日 | ヨガ全般
最近、サークルや講座に体験の方がいらっしゃる機会が多いです。
ヨガは体操と違って動きがゆっくりなので簡単か?というと意外にゆっくりコントロールするのが苦手な方が多いです。

もちろんすばやく動くというのも反射能力が必要で難しいでしょうが、スピードをゆっくり一定にリズムを保って動くのも慣れないうちは難しいようです。

単純に両手を手のひらを前に向けて押すようにするとき、肘は少し曲がったままで腕と体で丸い曲線が描けているようにと説明しても、手をぽんとまっすぐ前に伸ばしきってしまう方が少なくありません。

座って膝を立て左右に倒すという事でもぱたんとたおしてしまうケースが良く見られます。
そういう動きで得られるものと、ゆっくり呼吸に合わせるようにじわじわと動かす事で得られるものは全く違うと思います。
刻々と変わる体の位置を意識してやる事はたんに体をストレッチしたり、鍛えるということ以上のもの、体をコントロールする能力というものが高まると思います。

新しい方にはまず手の動きと呼吸を合わせることを練習してもらうようにします。
一つの例として、手を下に降ろし息を吸いながら脇から手を上に上げ、肘を曲げて手を目の高さくらいまで下ろしそこから息を吐きながら手をゆっくり下げるという物です。
他にも手の動きをつけてやる物はたくさんあります。

立ってゆっくり動く、特に膝を曲げ中腰で安定して動くにはそれなりの練習が必要です。
向きを変えたり、片足で支えたり、回転したり等が加わるとなお更腹や足腰の強さ、バランス感覚が必要になります。

こういった物は身に付くと日常の動作も安定し不用意に腰を痛めたり、転んだり、体を何処かにぶつけたりという事が少なくなると思います。
また、常に意識を集中するというのは脳トレにもなりますね。
そして、年齢と共に衰えの早い手や足を使うという事はアンチエイジングにも役立ちます。

9月27日から始まるナタヨガワークショップでやる物は正にこういったゆっくりした動きをマスターするために凝縮されたメニューだと思います。
なかなか無いチャンスなので1週間ナタヨガ漬けになって、自分自身の為と少しでも多くのかたにその良さをお伝え出来るよう充実したものにしたいと思っています。




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コメント (2)
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