ヨガセラピ- by ナターシャ

ヨガによって身体感覚を取り戻し元気になることを具体的に紹介していきます。

新幹線の顔を作っていたのは...

2008年07月23日 | 雑記帖
[プロフェッショナル] ブログ村キーワード


昨日興味深いTV番組を見ました。
NHKのプロフェッショナルという番組です。
新幹線の先頭車の顔の部分を作っている職人さんを取り上げていました。
まず新幹線のトップの部分を町工場で作っていたというのは驚きでした
トップというのは前と後ろの2つあれば良く大量に作らなくても良いので板金の職人さんがあの流線型が美しい形に金属の板を手作業で打ち出して加工していくのです。
実際金属を打ち出しているところを見ているとその寸分違わず適確な位置を打っていく様子は凄腕という言葉がぴったりあてはまります。
1キロ近いハンマーを長時間打ちつづける事と打つべき場所は1点しかないらしいのですが、そこを外さない集中力は誰にでも出来る事ではないです。
手以外に足も使って板を支えたり角度をつけたりしながら作業していました。
あの集中力と手や足の使い方を見ているとヨガに置きかえればかなり高いレベルまで達した状態だと思いました。
無心でひたすら打つべき1ヶ所を打ちつづける。。。瞑想に近いと思いました。
61歳と言う年齢からしても体はかなり締まっていて背筋も伸びていて歩く姿も様になっていました存在感のある歩き方と言ったらいいのでしょうか?
人間的にも素晴らしい方で後継者に対する指導の仕方は、仕事を任せたらぎりぎりまで放っておき聞かれたらアドバイスするというやり方でした。これは白井和幸さんのメンタルコーチングに通じるものを感じました
本人が悩み解決しようとしなければ伸びないと言う事を見抜いているのです。
手取り足取り教えたり、頭ごなしにしかっても駄目なんですね。
板のカットの段階でミスしてしまったものを必死で修正している後輩の横をそのまま通り過ぎていく職人さんの姿が印象的でした。
日本は資源も少なくこういった凄腕の職人さんの技術が武器になると思うので後に続く人を育てるのはとても大事な事ですね。
彼はリニアモーターカーの顔の部分も作ったらしいのですが素材がジュラルミンで反発力が強とても苦労したそうです。しかし工夫しながら納期に間に合うよう3日かかって完成させてしまいました。
出来る出来ないではなく完成させなければならないという信念のもとに仕事をしている、まさにプロフェッショナルとしての意地とプライドを感じました。



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