ヨガセラピ- by ナターシャ

ヨガによって身体感覚を取り戻し元気になることを具体的に紹介していきます。

体の柔らかい人が気になる -多田野に学ぼう!

2008年07月14日 | ヨガ全般
[スローボール] ブログ村キーワード


先日の講座の時、片足だけ開脚で前屈するという時気になる人がいました。
体が柔らかく深く前屈しているのですが方向がかなりずれてしまっているのです。
折り曲げている方の足にかなり寄っていて骨盤から真っ直ぐ前に前屈していないのです。
最近私は体が硬い人よりも一見良く動けているように見えて方向や重心がずれてしまっている人が気になって仕方がないのです。
本人は自分が動けているという感覚があるので私から指摘されるのは以外に思うかも知れません。
でも間違った方向にずっと気付かずにヨガをやり続けるのは効果が上がらないばかりか逆に害になります。

シャンドール先生は膝が痛いのですがどうしたらいいかといった質問には必ず正しい方向に曲げなさいと答えていました。
シンプルですが、正しい方向というのは簡単なようでそれぞれ癖を持っていて以外と難しいのです。
座ってやるポーズでは両方のお尻に均等に座り、特に左右対称ではないポーズではこのことに注意しなくてはなりません。

講座の仕事が終わった後、私は図書館に寄り週間ベースボールを手にしました。
そこに今超スローボールで話題の多田野の投球ホームが載っていて岩本が解説していました。
岩本によると多田野は体が硬く高い位置から投げているけれど軸が安定していて基本が出来ているとの事でした。
体が硬い分前にたくさん踏み出して回転で投げられないけれど奥行きを利用して投げているそうです。写真を見ても右足にしっかり体重をのせ溜めをつくっているのが分かるのです。右足はかなり膝が曲がっているのにもかかわらずそこできちんと支えられているのが分かります。この体制で安定するのは結構大変そうです。
ヨガと野球は別分野ですが共通するところもあるのです。
ダルビシュのようにしなやかで強い体はもちろんベストですが多田野のように体が硬くても重心さえ安定していればコントロールや投げるタイミングの取り方でプロとしてやっていけるという事が分かります。
対照的に武田久は身長が低くても股関節の柔軟性を生かして足を大きく踏み出し、高低の落差を利用して投げています。

ヨガに話を戻しますが、体が硬ければ硬いなりに自分の体の中心を捉え動けるところまで動く、柔らかい人はたくさん動けるからと言ってその事に満足せず重心や方向に注意する事が大事なのです。
ヨガの仕事の直後に野球雑誌を読むという行動パターンは私ぐらいかもしれませんがいろいろ学ぶ事があるのです。
でもこれはたまたまで単にファイターズを応援していたらヨガの目線から見てもおもしろいと後から気付いたんですけどね



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