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破軍の星

2007-08-07 07:40:46 | BOOK
北方作品です。

前にもちょっと書きましたが、北方作品の時代小説は、
理想の国というか、夢となる国を求めて行く主人公たちと、
それが潰えていくはかなさ、というかせつなさ、というか。
そういう流れになるモノが多いような気がします。

絶望を感じつつも最後まで夢に向かっていく主人公とその周りに居る人物たちが
とてもかっこいい(^^ 
そして熱い(^^;

楠木正成や悪党の裔もそのタイプ。
杖下に死す もそんな感じだし、
黒龍の柩もその流れですね。

もっと言ってしまえば、楊家将もそのタイプにはまるし、
まだ半分くらいですが、水滸伝もその流れに当てはまりそう。

北方氏のひとつの描き方なんでしょう。
黒龍の柩、以外は敵方もかなりかっこいいですね。

その観点から考えると、北方三国志もどういう流れになるかある程度想像できそう。
もうしばらくしたら手を出してみようかな。。。


破軍の星は北畠顕家の話。
南北朝時代だから、理想の国は大塔宮の求めるものになるのかな、
と思っていたら違っていました。
陸奥を独立した国にする、という夢をいだいたかつての奥州藤原氏の末裔。
顕家はその夢を託するに足る人物として抱かれる。
顕家は朝廷の腐敗に絶望しつつ、理想の国家とは何か、を思いながら奥州を治める。

そして陸奥の国、という夢に向かっていくべきかどうかを決断して。。。。。


最初は北条の残党との戦いですが、次第に尊氏を頭とした武士勢力との戦いにシフトしていきます。なかなか熱かったです。

氏の南北朝作品は、楠木正成、赤松円心、佐々木道誉 と読んできましたが、今回の北畠顕家が個人的には一番かっこよかったと思います(^^
またしばらくしたら読み返します(^^

次は塚本氏の作品に行こうと思っています。

耐えて耐えて爆発

2007-08-06 07:46:10 | Poker
土曜日はスト杯でした。

先週JUMPSでの記事で連敗街道とならないよう。。。。と書いたのですが、
またヘッズアップで敗れました。
連敗開始です。。。。(--;

じっくり腰据えてやるぞ! と臨んだはずなんですが、
30~40分くらい経ってからなんとなくじゃんけん勝負にしてしまいました。
それで負け、勝ち、負け、で終了しました。
長丁場で疲れ始めていたとはいえ、集中力が切れたようです。反省。。。。


今回はミニからメインにかけてハンドダメオーラが。
まあ、ミニでは普通にダメオーラも出まして。。。
久々に熱くなるリバーでした(^^ゞ
落ち着くまでちょっと時間かかりました(^^ゞ



メインになってもハンドは来ません。開始から1時間、1時間半と経過しても
ペアはミニで来た55が1回だけ。Aも数えられるくらいしか来ません。
数少ないAKやAQで必死のスチールです。
ハンドがさっぱりの状態だと、たまーに来るKJとかKQ、A8辺りがすごくいいハンドに見えてくるのですが、
なんとか自分を抑えて捨てます。ATなんてプレミアのようにも感じますが、
罠だ、罠、と言い聞かせてすてます(笑

そうこうしているうちにペア来だしますが、88と99が1回だけです。
88のときはうまく増やすことができましたが、99はアーリーから悪ぶりのレイズが入っていたので降りました。
この88のときのポットがちょっと大きくて、なんとか原点キープです。

そんなこんなで2テーブルになり、アンティ75の400-800のBB。
持ち点は4300点くらいになっていました。
naitoさんがチップの城を築き上げて楽しそうです(^^;
アーリーからいなばんがオールイン、3400点くらいです。。naitoさんがほぼノータイムでコール。
ハンドを見ると、99 ガチです。
いなばんがオールインしています。ここは状況からいっても飛び込まないといけません(^^;
で、オールイン。

いなばんは Ad7d
naitoさんは Js8s

ボードは QT872 ですれすれでかわしきって3倍増です(^^;

次のゲームです。

UTGのhatterさんがMake 2500 としてきます。パタパタとみんな降りてSBのワタシ。

。。。。。。KKキタ━━(゜∀゜)━━ !!!!!
オールイン♪
hatterさん降りちゃいましたが、この2ゲームでかなり余裕ができました(^^
辛抱を繰り返して、2ゲームでショート脱出。うまく行くと嬉しいですね(^^


ファイナルテーブルでも基本は「check/fold or All in」です。
なーみーとの不利なぶつかりを2度とも勝つことができて、最後まで残ることができました(^^
今年初めてのハイハンドも取ることができ、優勝できなかったこと以外は言うことなし、ですかね。

また連敗が始まりましたが、長くならないように次もまた、がんばります。

ドロップゴール

2007-08-03 08:10:47 | その他
数ヶ月前から、J-SPORTSではラグビーワールドカップの宣伝が盛んです。

まだまだ先じゃないか、と見始めた当初は思っていたのですが、
9月7日開幕、となるともう1ヶ月前くらいですね。


ちょっと前に南アフリカの試合を放送していました。
結構前のワールドカップの試合です。
ウェールズ大会とか言ってたような。。。。
相手はどこだったかなぁ。。。ちょっと忘れてしまいました。
イングランドだったような気もしますが自信がありません。

テレビをつけたとき、丁度後半が始まるところでした。
16-12で南アフリカリードですが、まだ接戦です。

後半開始早々にドロップゴールを決めるスタンドオフ。
この日の彼はキックが好調のようでした。

なんと、そこから敵陣にある程度深く入るとドロップゴール。
ちょっと深く入ってドロップゴール。
が続いていきます。ペナルティゴールも決めていきます。

なんか、それほど攻め込まれた感がないのに点差がどんどん開いていきます。

気がつけば20点以上開いていました。

相手の選手の表情がどんどん絶望的になっていくような気がして、
見ているワタシも鳥肌が立つような思いでした。

5連続ドロップゴール成功。かなり遠距離からのキックも決めていました。
ドロップゴールを極めれば、それだけで試合を決定させられる、と思った試合でした。
まあ、あそこまで決まるというのは、稀なんでしょうけれど、
相手に脅威と絶望を与えられる攻撃である、というのは初めて認識しました。

改めて調べてみると、結構重要な場面をドロップゴールが左右しています。
2003年の決勝を決めたのもドロップゴールだったようで。。

時間が合って見られたら、いろいろと注目しながら見てみようと思います(^^

ウイユヴェール~デザートエンプレス~エスト・ガザ~グルグ火山

2007-08-02 08:02:36 | その他ゲーム
FFⅨです。どんどん進めてます。

ウイユヴェールにはエピタフという敵が出てきます。
こいつに何かアクションすると、ドッペルゲンガーが出てきます。
これ、同じキャラがパーティにいると、9999攻撃を喰らってしまうのですが。。。
慣れると普段あまり手に入らない宝石が手に入るので便利です。
まあ、9999はうざったいのですが。。。
ドッペルゲンガーを出したくなかったら金の針がいいですね。

ウイユヴェールでパシリを済ますと場面が変わってデザートエンプレスです。
シドガエルを操作して鍵を手に入れることになります。
だるまさんがころんだ と 天秤パズル です。
時間制限があるのですが、だるまさんがころんださえ凌げばなんとかなりそう。

で、脱出します。

燭台に火を灯しながら進んでいきます。
途中、妖紅珠なるものがあり、調べるとアイテムが手に入ります。
後のボス戦で、妖紅珠をサーチしてパワーアップするようなので、全て手に入れられるといいと思います。
途中の敵はそんなに苦労しなかったような。。。。
ビビのドレインとアスピルが結構効果があることがわかって、
ビビのMPを気にしなくてよくなったのが大きかったかも(^^

デザートエンプレスを抜けるとクジャを追って、北のエスト・ガザからグルグ火山へ。
エスト・ガザでは一通りイベントこなすと
宿や店が使えるようになるので補給ができます。

で、グルグ火山へ向かいます。

黒龍の柩

2007-08-01 08:01:37 | BOOK
北方作品です。

幕末~五稜郭の戦い の話です。

新撰組の話から始まりますが、主人公は土方歳三。
最後は蝦夷に渡って五稜郭で戦うのですが、
そこまでのいきさつが熱かったですね。


勝海舟を介して坂本竜馬を知り、
竜馬の描いた絵に賭けて行く男たちに土方も加わっていくのですが、
竜馬が早い段階で刺客の手によって倒れるため、
残された者たちは半分手探りのような形でそれを追い求めていく。

簡単に言うと蝦夷に新たな国家を造り、
日本と対等に付き合える別の国、という立場に立って、
同じ民族である日本と互いに高めあうことで、
列強諸国に手を出させずに対抗しうる力をつけていこう。
そのために日本人同士(薩長vs会津など)で内戦などしてはならない。
それこそ米英仏露に付け入られるだけだ。

といったところでしょうか。

全体的な流れはこのような感じとして、
土方を中心とした新撰組との絡みがなかなか。。。
。。。。。。。。。。。。。。。
。。。。。。。。。。。。。。。

うまく纏めきれませんでした(--;
近藤や沖田とのやりとりはまた作品全体から感じるものとは別の熱さを感じました。



理想の国というか邦というか。。。それを追い求め実現せんとする者たちと、阻もうとする者たち。
何か、同氏の南北朝時代の作品と共通するものを感じました。

今読んでいるのは破軍の星。北方作品です。
再び南北朝。北畠顕家を描いています。