北方作品です。
前にもちょっと書きましたが、北方作品の時代小説は、
理想の国というか、夢となる国を求めて行く主人公たちと、
それが潰えていくはかなさ、というかせつなさ、というか。
そういう流れになるモノが多いような気がします。
絶望を感じつつも最後まで夢に向かっていく主人公とその周りに居る人物たちが
とてもかっこいい(^^
そして熱い(^^;
楠木正成や悪党の裔もそのタイプ。
杖下に死す もそんな感じだし、
黒龍の柩もその流れですね。
もっと言ってしまえば、楊家将もそのタイプにはまるし、
まだ半分くらいですが、水滸伝もその流れに当てはまりそう。
北方氏のひとつの描き方なんでしょう。
黒龍の柩、以外は敵方もかなりかっこいいですね。
その観点から考えると、北方三国志もどういう流れになるかある程度想像できそう。
もうしばらくしたら手を出してみようかな。。。
破軍の星は北畠顕家の話。
南北朝時代だから、理想の国は大塔宮の求めるものになるのかな、
と思っていたら違っていました。
陸奥を独立した国にする、という夢をいだいたかつての奥州藤原氏の末裔。
顕家はその夢を託するに足る人物として抱かれる。
顕家は朝廷の腐敗に絶望しつつ、理想の国家とは何か、を思いながら奥州を治める。
そして陸奥の国、という夢に向かっていくべきかどうかを決断して。。。。。
最初は北条の残党との戦いですが、次第に尊氏を頭とした武士勢力との戦いにシフトしていきます。なかなか熱かったです。
氏の南北朝作品は、楠木正成、赤松円心、佐々木道誉 と読んできましたが、今回の北畠顕家が個人的には一番かっこよかったと思います(^^
またしばらくしたら読み返します(^^
次は塚本氏の作品に行こうと思っています。
前にもちょっと書きましたが、北方作品の時代小説は、
理想の国というか、夢となる国を求めて行く主人公たちと、
それが潰えていくはかなさ、というかせつなさ、というか。
そういう流れになるモノが多いような気がします。
絶望を感じつつも最後まで夢に向かっていく主人公とその周りに居る人物たちが
とてもかっこいい(^^
そして熱い(^^;
楠木正成や悪党の裔もそのタイプ。
杖下に死す もそんな感じだし、
黒龍の柩もその流れですね。
もっと言ってしまえば、楊家将もそのタイプにはまるし、
まだ半分くらいですが、水滸伝もその流れに当てはまりそう。
北方氏のひとつの描き方なんでしょう。
黒龍の柩、以外は敵方もかなりかっこいいですね。
その観点から考えると、北方三国志もどういう流れになるかある程度想像できそう。
もうしばらくしたら手を出してみようかな。。。
破軍の星は北畠顕家の話。
南北朝時代だから、理想の国は大塔宮の求めるものになるのかな、
と思っていたら違っていました。
陸奥を独立した国にする、という夢をいだいたかつての奥州藤原氏の末裔。
顕家はその夢を託するに足る人物として抱かれる。
顕家は朝廷の腐敗に絶望しつつ、理想の国家とは何か、を思いながら奥州を治める。
そして陸奥の国、という夢に向かっていくべきかどうかを決断して。。。。。
最初は北条の残党との戦いですが、次第に尊氏を頭とした武士勢力との戦いにシフトしていきます。なかなか熱かったです。
氏の南北朝作品は、楠木正成、赤松円心、佐々木道誉 と読んできましたが、今回の北畠顕家が個人的には一番かっこよかったと思います(^^
またしばらくしたら読み返します(^^
次は塚本氏の作品に行こうと思っています。