Othello! JAPAN

Othello! JAPAN 管理人 nakaji のオセロに関するつぶやきです。

シーサイドオープン!

2007-09-01 23:35:42 | オセロ全般
やっぱりこの大会の全勝優勝は気持ち良いです!

今回は珍しく(?)、4回戦を終わった時点での全勝は、私、冨永八段、谷田七段と、全て七段以上。
5回戦では私は谷田七段と対戦。冨永八段の相手は1敗の小塚五段。全勝対決に勝った方が、最終戦で冨永八段と優勝をかけた試合ということになりそうです。

で、その谷田七段戦、ここ最近の2試合は同じ序盤で暗記勝ちというゲームだったので、こちらから変化してみました。しかし自ら変化したにもかかわらず、中盤であたふたしたのは自分の方。かなり形勢を損ね、下手すりゃ詰むんじゃないの、とまで思ってました。が、解析してみると言うほど悪くはなかったようで、若干不利、というくらいの形勢だったようです。
で、いつの間にか持ち直してこの局面、

1++●●○●++
2+○○○○○++
3●●○○○○○○
4++○●○●○○
5++●●○○●○
6+●●●○●○○
7++●○●●+○
8+●●●●●●+
○番

勝ちに行くならここしかないよなぁ・・・と、半分苦し紛れに打った○b7が運良く最善で、なんとか勝つことができました。

そして最終戦は勝った方が優勝となる八段対決。
冨永八段との対戦では、大抵私が引分勝ちを取り、冨永八段が白を取ります。今回もその通りとなり、私が黒で試合開始。
そしてこの2人の対戦、序盤も大抵同じ。いつも同じ序盤を打つのはさすがに飽きて来たのでしょう、冨永八段が8手目で普段と手を変えてきました。
しばらく進んでこの局面、

1++○+++++
2++○○++++
3○○○○○●●+
4○○○○●○++
5●+●●●○○+
6++●●●○++
7+++●+○++
8++++++++
●番

ちょっとした事件(?)が起こりました。私はa2の取りか、f2か、それともg6かとかなり時間を使って悩んでいたのですが、そこで冨永八段が「あっ!」と時計を押す。そう、時計を押し忘れていたのです。しかし、私としては冨永八段が時計を押し忘れたという認識はなく、冨永八段も押したはずだ、と。うーん、恐らく、空振り(?)してたんでしょうね。
この局面で本当は私の使った4~5分が、私の持ち時間ではなく冨永八段の持ち時間から引かれたのが勝負に大きく影響しました。大切な中盤戦、冨永八段は失った時間を取り戻すべくかなり早い着手。そんな中、以下の局面で

1++○○○○++
2●+○○●+++
3●●●●●●●+
4●●●●●○++
5●●●○○●●●
6●●●○●●●+
7+○+○○○++
8+++○++++
○番

冨永八段は○f2→●g4→○c7の手順を選択。これが事実上の敗着となりました。この手順では次に●b2というわかりやすい手が残り、黒が間違いづらい形になりました。
ここはその逆で、○c7→●g4→○f2としていればホワイトラインが通り、黒は次にb2には打てず、まだまだ一波乱ありそうな感じでした。(引分の形勢ではありますが、勝ちきれる自信はありません)

そんなわけで、最後の2試合はどちらも苦しいところからなんとか勝つことができ、めでたく全勝優勝となったのでした。
あと、そんな気は全然なかったのですが、先月の上野オープン、天王洲カップに続いて、3大会連続の優勝となるようです。そんなうまく行かないことはわかってますが、これを5大会連続優勝まで伸ばせたら、とっても幸せなんですけどね。
コメント (2)
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