ちょっと辛かったお話

　新婦人の会つくば市部には地域毎にあちこち班が出来ていて，私達の班では毎月1回の例会を班長さん宅で開いていますが時々外でします。ちょっと前は宝篋山登山でした。標高約460メートルです。それより高い601メートルの筑波山には過去何回か登った経験からして，まだまだ御年80才ですが自信はあります。しかし班長さんの許可はおりません。「次回は散策にしますから」。確かに怪我でもしたら大変なことではありますから断念しました。そしてx月x日豊郷ゆかりの森ということになりました。まだ行った事がないので，ルンルン気分ですからそんな日は忘れる事は無いと，何時もはカレンダーに印を付けておくのですがしませんでした。
　班長さんは班の行事がある時には必ず前日に「明日はxxxですから宜しく」と電話があります。私は0120で来た電話は絶対出ません。ところが最近スマホの常用化が目覚ましいなとよく思うのですが，0120は少なく自分のスマホの方が手っ取り早いのでしょう090とか080ばかりです。班長さんはいつも固定電話ですがたまたま今回は090だったのです。見慣れない番号で，てっきり押し売りかなんかだなと思って受けなかったのです。本当に日の経つのは早いと常々思うのですが，毎日忙しくてばたばた動き回って居る中に，まさか明日がその日であるなんて思いもしませんでした。そして翌日の朝10時頃です。どういう訳か突如として思い出したのです。出かける日だ！集合時間は10時でしたから，もう間に合いません。
　それからもう一つ班関連でありました。班会は月一回ですから会費1ヶ月分，それに産直野菜を頼んだ時はその代金も一緒に集金されます。出かける時にバスに乗る必要のある場合にはお財布には小銭が入っているか確かめます。しかし班会に行く時等には，今までこんな事もなかったせいもあるのですが，そんな事はしませんでした。支払い額は1930円，2000円でおつり70円が5円玉14個！ 班には寄付とかバザーとかで小銭がどうしても溜まってしまいます。班長さんは小銭を一杯持って銀行に預金しに行ますが小銭の手数料を取られるのです。其の分支部の貴重な活動資金が減るのでずから，班長さんにはとても手痛い訳です。で，私はそれを黙って受け取りましたが，高齢者の私は半泣きです。携帯，20枚位入ったカード入れ等七つ道具が入っているバックは結構重く，買い物のおつりの硬貨はすぐ使うようにしているくらいです。
　甘く見たしっぺ返しは辛かった。