美恵子の徒然花

70代リケジョの美恵子が、気ままに日常の出来事や趣味を日記風に書いていきたいと考えています。

朝顔は酷暑に強い

2018-08-25 10:54:10 | 日記

 去年のこぼれ種で芽が出てくるはずです。あっ,一杯芽が出て来ています。我が家のブロック塀は上半分が格子状の柵になっているので,7月頃にはここから朝顔の花が一杯顔を出し,朝散歩する人に“おはようさん”と言ってくれるはずです。
 塀の外側の道路沿いの根元部分が雑草,枯れ葉で気になり始めて来ましたので,やれやれとしゃがんで草を抜き始めてびっくり,朝顔が芽を出し30センチ位の蔓を伸ばしています。ここの道路は時間帯には車がひっきりなしに往来し,朝顔の種などその風圧で簡単に吹っ飛ばされてしまうような所なのですが零れ種が一粒耐えて命の芽を出していたのです。これは捨て置けません!一応公道である意識は持ちつつ,支柱を立てておきました。しかし支柱に巻き付いてくれません。どうも風圧が強く巻き付こうにも巻き付けないようです。そのうち蔓同士が絡み合ってなんとか行くでしょう。
 成長の早いこと,どんどん垣根を被っていきます。あっ,花も咲き出してます。花一杯を期待していましたがそううまくはいきませんでした。花は咲いては来るのですが,ちらほらなのです。この朝顔と反対側,つまり庭側も,状況は全く同じで,花は少なく,緑の部分だけが旺盛で,ジャックと豆の木の話を思い出させる程に支柱の先を越え天まで届かんばかりの勢いです。
 ちょっと気になってネットを見てみました。“肥料をやらないと花は止まる”とあります。止まるまでは行きませんでしたが,確かに肥料は一度もやっていませんでした。それから“日当りで育てる。水を好むので水を切らせない”とあります。日当りは抜群ですが,水は一度もやりませんでした。今年は空梅雨で水分不足であったと思われますが,ここの朝顔にはあまり関係無かったようです。今年の猛暑には生物界も強い弱いがあるようでトマトなんかだめだったし,昆虫類でも,蚊などほとんどいませんでしたよね。“大抵の小学校で子供達が朝顔を育てている位だから育て易いのよ”と誰かが言っていました。確かに朝顔は猛暑にもに強く元気一杯です。肥料をやらなかったのは悔やまれます。
 8月も半ばを過ぎ,ひぐらしの声も聞かれますので,道路側は取り払うことにしました。庭側は種を作らせることもあり,そのままにしました。根元がどうなっているのかちょっと興味があったので,10センチ位残して大元の茎をじょきっと切りました。土の上に塗り固められていたコンクリートは薄く,割れ易かったのでしょう。細い割れ目が出来ていて,たまたまそこに一粒飛んで来て芽を出し,下の黒々とした土の中へ根を張っていったようです。そこは空気に触れませんから水分は十分間に合っていたのでしょう。コンクリートの上に僅かに溜まっている土だけで,しかもからからに乾いているのに不思議に思っていたのです。ほんの道路の片隅での命の偶然。
 以下に数枚関連写真を載せました。


風景を鉛筆画で描いてみました。

2018-08-10 11:17:58 | 日記

 私は洞峰公園絵画教室で好き勝手に絵を描いています。時々は先生が出す課題に挑戦します。今回は,”洞峰公園の風景をデッサンで描く”でした。風景をデッサンで描くなんてことはやったことがなかったので,描くことにしました。
 洞峰公園で絵になりそうな所としては,葦が繁り水鳥が泳ぐ沼,立ち並んだケヤキやシラカシの大木,銀杏並木,特徴ある建物等一杯あります。私は入り口近くの景観の一部に注目しました。そこには根元がツワブキの群生しているケヤキの大木が立ち並んでいるのです。しかも一カ所,切り株になっていてその周りにツワブキが群生しているのです。切り株にしたのが何とも心憎い演出に見えました。
 今時ツワブキなんて家の庭に植える人などいないと思います。しかし以前は庭造りに使われている家をよく見ました。昔懐かしい感じもしたのでここに決め,描き始めました。外観はふきそっくりですが,葉は厚ぼったく濃い緑色でつやつやしています。で,葉のつやつや感や厚ぼったさはどういう風に描けば良いのか悪戦苦闘でした。出来ばいは如何でしょうか。