私の個展

私の個展
　退職してもう１５年以上になります。その間、趣味としてアクリル絵の具を使って絵を描いて来ました。30近くもそれなりの絵が、空き部屋に積み上がりました。現在終活中で、これらはどうするか考え、いっその事、個展でもやってみようかと思いました。思い立ったが吉日で、あれよあれよと言う間に事は進行してしまいました。出来上がって来た案内ハガキの裏側は下の写真です。予想以上の鮮やな色彩に仕上がっています。案内状負けしてしまいそうです。
　700枚印刷して、ギャラリー側が600枚、私が100枚受け取りました。この100枚は周囲の人達が色々応援して下さいまして、あちこち配ってくれています。有り難い事です。私も配りまくっていますが、皆さんとても喜んで受け取ってくれて、嬉しいかぎりです。近所のおじいちゃんなどは　“お孫さんと一緒に見に来て下さい”と言いましたら、“はい、はい、はい”と嬉しそうな顔をして受け取ってくれました。想像するに、お孫さんと連れ立って外出する口実が見つかったのではないかと。こんな人助けもある！？
　一方、ギャラリーの600枚はギャラリー経営者仲間に送るようです。この人たちは商売ですから儲かるための手だてをいろいろ考えているようです。そんなこんなで案内状は幅広くいろいろな所に渡っていると思われます。というのは、先日、朝日新聞茨城版担当記者の人から、5月31日の茨城版に載せてもよろしいでしょうかと電話がありました。快諾しました。
　とにかく成功裏に終わってくれることを祈っている次第です。

菜の花は

　あの黄色が優しく暖かく春の息吹を私たちに与えてくれているように思います。土手沿いに一杯咲き誇っているのをよく見かけますよね。一方、我が家の庭には去年落ちこぼれていた大根の種が、まだ雑草が生い茂る前に花を咲かせています。その花は白で、花びらの上部が薄い紫色になっています。この紫が白を極上の白に引き立たせているのに感動します。そして気品ある美しさと知性を持った女性が凛として、しかし控えめにそこに立っている居るように私には感じられます。あの清少納言などは此の様な人ではなかったかと想像します。
　で、私はこんな大根花の雰囲気を生かして活けてみました。濃いめの黄色の菊が全体を引き締めています。如何でしょう。