我が家の９月の草花の続き

　７，８年前，友人からもらったオシロイ花の種を，家の道路の塀はコンクリートになっているので塀目掛けてぱっとまき散らして置きました。言ってみれば吹き溜まりですから，この種もまたこれが咲いた後のこぼれ種もこの場所に咲いてくれるはずです。で，今現在咲いております。あの魅力的紅色を楽しんでいます。咲くと言っても陽が陰った頃からです。そして陽があたり始めるとすぼみます。この夕方から開く紅色の花は，昔の人には紅白粉を塗って夕方出かける芸者さん達を連想してオシロイ花と呼んだのでしょう。これと打って変わって清楚な薄赤紫の多年草のオキザリス。これは植木の根元のほとんど陽が当たらない所にでも元気に育ち，明るい陽の出ている時にだけ花が開きます。毎年花気の無い所に咲いてくれて有り難うです。それから15年位も前に絵画教室の仲間の一人がくれたチェリーセージ，毎年この可愛らしい赤色の花を見る度に今頃どうしているかなあと思います。ちょっと前に買った千日紅はどんどん根元あたりから枝を出して元気一杯沢赤色の花を咲かせています。ドライフラワーになりそうな気がします。
　秋の庭と言えばどこの家でも赤いサルビアが見られましたが最近は青色ばっかりです。我が家でも近所の家でも青色です。昨日園芸店を覗いていて気が付いたのですがベコニアが見当たらないんですね。夏からこの頃一杯並んでいたと思うのですけれど，園芸店の花にも流行があるみたいです。それから春頃からずっと咲き続けているダリア。ちょっと前には一二個しか咲いていませんでしたが今現在数個咲いています。園芸店の人が春と秋二度咲くんですと言っていましたが其の様です。　
　残念だったのはチョコレート色のコスモスです。小さい苗だったので水やりをちょっと怠ったせいか，溶けてなくなってしまいました。園芸店では買いたくなるよう状態の鉢で売っていますが，生協の宅配では色んな生活雑貨品と一緒のためだと思うのですが，嵩張らないようまだ数センチ位の青苗で送られて来ます。生協で買った苗は，根付くまで水切れ等色々目を光らせていなければいけないと言うことのようです。