美恵子の徒然花

70代リケジョの美恵子が、気ままに日常の出来事や趣味を日記風に書いていきたいと考えています。

6月の或る日の昼下がり

2018-06-27 15:10:15 | 日記
 日中の気温29℃と予報が言ってたなあと思い出しながら家を出て歩く事22分,バス停に到着。そこにはつくば駅行き標示版付きのスタンドが立っています。時間があるな,それにしても暑いなと日陰のある方に数歩平行移動しました。その横には市営相乗りタクシー乗り場のスタンドが立っています。私はそこに人が立っているのを見た事がないのでそこにある事すら忘れていました。
 時間通り来るかな,駅でのバスの乗り換えはうまく行くかな等とぼんやり考えていると,目の前をいつものバスが速度も落とさず通過して行きます。吃驚して後を追いかけます。一時間に一本ですから乗れなかったら大変です,幸いすぐ近くに信号があって赤になり,止まりました。窓をどんどんたたいて,“乗るんですけど“と大声で言いました。振り向いた運転手は”お客さん,違う所に立っていましたよ“。青になってバスは行ってしまいました。確かに運転手さんにすれば立っていた所の利用者と思って当然です。私のうっかりミスです。慣れていない暑さぼけ?
 翌日用事があって昨日と同じ時刻着の駅行きのバス停に来ました。今日は乗るべきスタンドにピタリと寄り添って立ちました。もう来て良い時間なので,バスの来る方向を向いて身を乗り出して待ちました。バスが見えてきました。何時もの様に停車,何時もの様にドアが開く,何の疑いも無く乗り込みました。車内を見てびっくり,何時もと違います。とっさに,“間違えました”。運転手は,“ええー?”,“何処へ行くんです?”,“つくば駅です”,“行きますよ”。バスは30秒も走ったか走らない中に停車して,そこは筑波大行きのバス停で,一人立っていた若者を乗せると何ご事もなかったように走り出しました。アナウンスが,“次はつくば駅です”。私は170円払って降りました。何時もなら100円です。
 さてと,私は考えました。今のバスの運転手は,違う場所に立っていた私を乗せたのです。昨日とは真逆です!?
 私が乗るバスのバス停へ向かって歩いている時,たまに筑波大行きバスが通るのは目にしていました。この時刻にはほぼ同じ時間にここを通るのでしょう。私が乗るバスよりたまたま先にやって来たのでしょう。私はそんなことなど夢にも思いません。何しろ何時もの様にバスがやって来て何時もの様に私を乗せて行ってくれるだけのことすから。
 平日ではこのバスが通る道路は,閑散としていて,駅行きバスを利用する人もほとんどいません, たった一人で駅までなんてざらです。運転手は,今日も無事平穏だなと思いつつ走っていることでしょう。そして,この時刻,昼下がりの2時頃です。運転手は,緊張も緩みがちです。ああ,いるいる,身なんか乗り出している人がいる,待ちくたびれていたな。で,後はくだんの通りです。私が間違って乗ったと言っている頃には運転手の目には学生が立っているバス停が見えてきていたと思います。そこが本来止まるべき所であったのです。間違って少し手前のバス停に停まってしまった事に気付いた運転手は,少し気が緩んでいたなとはっとしたはずです。油断大敵,クワバラ,クワバラ,肝に銘じたことでしょう。そして私も。
   気をつけよう平穏無事の落とし穴
   暑さぼけなどと言っていては困ります

彩り豊かな庭の花も使って活けました

2018-06-12 16:17:24 | 日記
 この季節,春から初夏にかけては,どこの家のお庭もそれなりに花やいでいますよね。我が家の庭も自慢と言えば自慢ですが,いろいろで,観賞は当然の事ながら活け花にもよりどりみどりです。あれもいいな,これもいいなとなります。
 先日,趣味の教室に自慢の“私のバラ園”を手がけている人がいて,その人が見事に育った「ピエール ドウ  ロンサール」とか言うフランス作出の大輪種のバラを一抱え持って来て皆に分けてくれました。そろそろバラも盛りを過ぎるので,秋の再度の開花を目指して刈り込んてしまいますから,まだ楽しめる中にと持って来てくれたのでしょう。わあー,きれい,みんな大喜びです。私も家に帰ってすぐこれを活けることにしました。これだけでは寂しいので我が自慢の”庭園”に咲くよりどりみどりの花の中から,これに合いそうなのを2,3種,それに青味として紫陽花の葉を切って来て,活けました。花には頂いた大輪のバラ,庭のつるばらのレッドスカーレット,都忘れ,赤味の強い蕾付きの桃色のシャクヤク,そして紫陽花の葉です。いかがでしょう。


ゆりの季節となりました

2018-06-02 17:16:06 | 日記
 我が家でもスカシユリが次々と咲き出しました。黒味がかった赤色のが今年も一番に咲き出しました。ユリにしては本当に元気過ぎる程元気に上を向いて咲き誇っています。で,写真に撮ろうと近づいてびっくり。花びらが虫食いだらけのがあるのです。あ,あれだ。思い出しました。まだ葉だけの頃に尖端部分の葉が虫食い食い状になっていて,近くの葉に黒い虫の糞みたいのが点在していて,さらによく見ると葉の陰に赤茶色の身の丈数ミリの虫がはっていてたのです。ユリは植えっぱなしで,虫も付かず世話もかからずいいなとずっと思っていました。ユリにもユリクビナガハムシとかいう大敵がいるなんて始めて知りました。去年あたり買って来て植えた苗にでもくっついてきたと思われます。とにかく虫退治です。しかしどこにも虫もまた新しい糞も見えません。代わりに蟻が2,3匹歩き回っていました。蟻は蜜を求めてやって来たと思われます。ユリクビナガハムシは蟻と鉢合わせになったら,かみ殺されてしまうのでさっさと退散したのでしょう。