日中の気温29℃と予報が言ってたなあと思い出しながら家を出て歩く事22分,バス停に到着。そこにはつくば駅行き標示版付きのスタンドが立っています。時間があるな,それにしても暑いなと日陰のある方に数歩平行移動しました。その横には市営相乗りタクシー乗り場のスタンドが立っています。私はそこに人が立っているのを見た事がないのでそこにある事すら忘れていました。
時間通り来るかな,駅でのバスの乗り換えはうまく行くかな等とぼんやり考えていると,目の前をいつものバスが速度も落とさず通過して行きます。吃驚して後を追いかけます。一時間に一本ですから乗れなかったら大変です,幸いすぐ近くに信号があって赤になり,止まりました。窓をどんどんたたいて,“乗るんですけど“と大声で言いました。振り向いた運転手は”お客さん,違う所に立っていましたよ“。青になってバスは行ってしまいました。確かに運転手さんにすれば立っていた所の利用者と思って当然です。私のうっかりミスです。慣れていない暑さぼけ?
翌日用事があって昨日と同じ時刻着の駅行きのバス停に来ました。今日は乗るべきスタンドにピタリと寄り添って立ちました。もう来て良い時間なので,バスの来る方向を向いて身を乗り出して待ちました。バスが見えてきました。何時もの様に停車,何時もの様にドアが開く,何の疑いも無く乗り込みました。車内を見てびっくり,何時もと違います。とっさに,“間違えました”。運転手は,“ええー?”,“何処へ行くんです?”,“つくば駅です”,“行きますよ”。バスは30秒も走ったか走らない中に停車して,そこは筑波大行きのバス停で,一人立っていた若者を乗せると何ご事もなかったように走り出しました。アナウンスが,“次はつくば駅です”。私は170円払って降りました。何時もなら100円です。
さてと,私は考えました。今のバスの運転手は,違う場所に立っていた私を乗せたのです。昨日とは真逆です!?
私が乗るバスのバス停へ向かって歩いている時,たまに筑波大行きバスが通るのは目にしていました。この時刻にはほぼ同じ時間にここを通るのでしょう。私が乗るバスよりたまたま先にやって来たのでしょう。私はそんなことなど夢にも思いません。何しろ何時もの様にバスがやって来て何時もの様に私を乗せて行ってくれるだけのことすから。
平日ではこのバスが通る道路は,閑散としていて,駅行きバスを利用する人もほとんどいません, たった一人で駅までなんてざらです。運転手は,今日も無事平穏だなと思いつつ走っていることでしょう。そして,この時刻,昼下がりの2時頃です。運転手は,緊張も緩みがちです。ああ,いるいる,身なんか乗り出している人がいる,待ちくたびれていたな。で,後はくだんの通りです。私が間違って乗ったと言っている頃には運転手の目には学生が立っているバス停が見えてきていたと思います。そこが本来止まるべき所であったのです。間違って少し手前のバス停に停まってしまった事に気付いた運転手は,少し気が緩んでいたなとはっとしたはずです。油断大敵,クワバラ,クワバラ,肝に銘じたことでしょう。そして私も。
気をつけよう平穏無事の落とし穴
暑さぼけなどと言っていては困ります
時間通り来るかな,駅でのバスの乗り換えはうまく行くかな等とぼんやり考えていると,目の前をいつものバスが速度も落とさず通過して行きます。吃驚して後を追いかけます。一時間に一本ですから乗れなかったら大変です,幸いすぐ近くに信号があって赤になり,止まりました。窓をどんどんたたいて,“乗るんですけど“と大声で言いました。振り向いた運転手は”お客さん,違う所に立っていましたよ“。青になってバスは行ってしまいました。確かに運転手さんにすれば立っていた所の利用者と思って当然です。私のうっかりミスです。慣れていない暑さぼけ?
翌日用事があって昨日と同じ時刻着の駅行きのバス停に来ました。今日は乗るべきスタンドにピタリと寄り添って立ちました。もう来て良い時間なので,バスの来る方向を向いて身を乗り出して待ちました。バスが見えてきました。何時もの様に停車,何時もの様にドアが開く,何の疑いも無く乗り込みました。車内を見てびっくり,何時もと違います。とっさに,“間違えました”。運転手は,“ええー?”,“何処へ行くんです?”,“つくば駅です”,“行きますよ”。バスは30秒も走ったか走らない中に停車して,そこは筑波大行きのバス停で,一人立っていた若者を乗せると何ご事もなかったように走り出しました。アナウンスが,“次はつくば駅です”。私は170円払って降りました。何時もなら100円です。
さてと,私は考えました。今のバスの運転手は,違う場所に立っていた私を乗せたのです。昨日とは真逆です!?
私が乗るバスのバス停へ向かって歩いている時,たまに筑波大行きバスが通るのは目にしていました。この時刻にはほぼ同じ時間にここを通るのでしょう。私が乗るバスよりたまたま先にやって来たのでしょう。私はそんなことなど夢にも思いません。何しろ何時もの様にバスがやって来て何時もの様に私を乗せて行ってくれるだけのことすから。
平日ではこのバスが通る道路は,閑散としていて,駅行きバスを利用する人もほとんどいません, たった一人で駅までなんてざらです。運転手は,今日も無事平穏だなと思いつつ走っていることでしょう。そして,この時刻,昼下がりの2時頃です。運転手は,緊張も緩みがちです。ああ,いるいる,身なんか乗り出している人がいる,待ちくたびれていたな。で,後はくだんの通りです。私が間違って乗ったと言っている頃には運転手の目には学生が立っているバス停が見えてきていたと思います。そこが本来止まるべき所であったのです。間違って少し手前のバス停に停まってしまった事に気付いた運転手は,少し気が緩んでいたなとはっとしたはずです。油断大敵,クワバラ,クワバラ,肝に銘じたことでしょう。そして私も。
気をつけよう平穏無事の落とし穴
暑さぼけなどと言っていては困ります